女医 相姦に狂う若未亡人

著者: 高竜也

本販売日:1997/02/23

電子版配信日:2010/03/26

本定価:535円(税込)

電子版定価:660円(税込)

ISBN:978-4-8296-0737-4

「叔母さんのなかに俺の××が入ったよ」

熟れた恥芯に剛直を抽送する医大生の甥。

性具では満たされない淫情が未亡人を蝕み、

タブーが故に理代子の秘唇はさらに濡れる。

紅潮した乳房が揺れ、豊麗な双臀が妖しく蠢く。

激しい肉欲と憧憬は遂に二人の理性を狂わせ性獣に……

登場人物

りよこ 未亡人

くみ(22歳)看護婦

さや(19歳)女子大生

ゆか(22歳)看護婦

本編の一部を立読み

基之が長大なペニスを揺らしてのしかかってきた。もはや歯止めがきかないといったすさまじさに圧倒された。

ひるんだのではない。男らしさに気圧され、自然と受け身の体勢になっていた。

そこをすかさず基之が割りこんだ。両膝の間に体を滑りこませ、膨れきった亀頭でふくらみを叩いた。

「基之くん、駄目……いけない……」

咄嗟に言葉が出たが、決して理代子の本音ではなかった。本能的ともいえる女の防御姿勢が言わせたにすぎない。

もっとも、そんなことくらいでひるんで後退する基之ではない。火をつけられて、いっそう猛々しく振舞った。

「入れさせて! お願いだよ」

「あああ、許して……こんなこと、絶対にいけないの。駄目っ……お願いだから考え直して……あああ、駄目だったら……」

声だけでなく両手を突っ張って基之の胸を押しかえした。けれども効果はなかった。

第一、完全に酔いが遠のいたわけではないから体に力が入らない。それに眠ったふりをしている間に基之に玩弄され、体がすっかり感じやすくなっている。

硬い一物が敏感な女の丘とその周辺を力強く叩くたびに、理代子は女の性的な感性を急速に取り戻していった。

すでに性器がしとどに濡れていることを自覚していた。基之にも見破られているに違いないと思うと、いっそ抵抗なんかせず、両脚を開いて、熱い血の通った逞しいものを思いきり受け容れてみたい衝動に駆られる。

だが、やはりそれだけはできない。いや、自分からすすんではできない。基之の強引な仕掛けがあれば別だが……。

私は嘘つきで卑怯者だわ……。

正直になれない自分の立場が憎らしく、悲しい。見ず知らずの男であったなら、すすんで硬い一物に手を伸ばしていただろう。積極的にあらゆる愛の形を与えていただろう。

乳房が痛いほど張っている。股間の柔肉が若々しい男を求めて荒々しく蠢く。白濁したミルク状のものが、膣奥で弾ける時の衝撃を求めて疼いていた。

したいの!……とてもしたいの!

我れを忘れて叫びそうになった。心の内と体は求めに求めているのに、体裁だけで両手を突っ張らせる虚しさ。いかにもいやだというように、腰を振る偽善ぶり。

「あああ、叔母さん」

思いがけないほど強い力で基之がぎゅっと抱きしめてきた。息がつまって、胸がおしつぶされそうだった。





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