本販売日:1996/04/23
電子版配信日:2010/04/30
本定価:535円(税込)
電子版定価:660円(税込)
ISBN:978-4-8296-0689-6
少年の手には沙織がはいていたピンク色のパンティ。
眼前には真奈美が赤いレースパンティをチラつかせる。
脱いだばかりの、むせるほど甘い牝臭を溜めた下着だ。
加えて姉は、黒い陰毛と痴肉を弟に舐めさせようと……
人妻と19歳、二人の美姉に憧れる弟を挑発し、
相姦と倒錯の魔界へ誘う淫姉の奸計が今、幕を開けた!
さおり(19歳)姉
まなみ 姉
えり(22歳)OL
ゆかり 人妻
ひとみ(22歳)人妻
本編の一部を立読み
「もっと奥まで触って。あたしのあそこ、どうなってると思う?」
囁くような声だ。否応なく性感を高める声。
真二は指先に伝わる太腿の感触を堪能しながら、徐々に秘部に指を近づけていった。
「はぁぁぁ」
真奈美の喉から吐息が洩れた。
姉さんが感じている?……
信じられなかった。自分が姉を感じさせることなどできるわけがないと思っていた。
指先が震える。真二はさらに奥へと指を進める。指先がネグリジェの裾にかかった。
「あん。そうよ。ゆっくり。焦らないで。ゆっくりよ」
真奈美が静かに瞼を閉じた。
今、ちょっと裾をめくれば、姉さんのあそこが見える……。
額に浮かんだ汗が、頬を伝い、ぽたりとベッドに流れ落ちた。姉は目を閉じている。何をしてもいいということだと思った。
「見ていい?」
それでも聞かずにいられなかった。
「いいわ」
真奈美はちょっと間を置いて答えた。
歓喜に体が震えた。全身の震えはそのまま指先にも伝わっていく。
「あっ。あぁん」
真奈美の足がさらに開いた。
「震えてるのね、真二。堅くなることはないわ。いいのよ。好きなだけ触って。思う存分見て」
真二は太腿に触れている指で、ネグリジェの裾を摘んだ。わずかな間でも姉に触れていないのは惜しいが、今は見てみたかった。
姉の秘部。神秘のヴェールに隠された女陰を。
裾が持ちあがった。太腿が完全に露わになる。真二は凝視した。艶やかな太腿の根元が、何かに光っているように見えた。
思いきって一気に引きあげる。
ついに、姉の下半身が、眼前に曝された。
黒々とした秘毛は股間の中心から扇状にひろがっている。一本一本は釣り糸のように細い。それらが複雑に絡み合い、かすかに見えるクレヴァスを覆い隠している。
繊毛のなかに隠れたクレヴァスはよく見えないが、ちょっと赤みがかっていた。割れ目の部分からはみだした肉襞だ。肉襞は、しっとりと濡れている。
そこから洩れだした液が、太腿の付け根までてからせていたのだ。
「見えるよ。姉さんのあそこが……すごい、こんなふうになっているんだね」