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女教師・魔淫の教壇

著者: 佳奈淳

本販売日:1991/09/23

電子版配信日:2011/10/28

本定価:535円(税込)

電子版定価:660円(税込)

ISBN:978-4-8296-0393-2

闇に映える白き美しき恵利子の裸身は、

成熟した女教師の色香に満ちみちている。

深夜、神聖な教壇に四つん這いとなり、男の眼前で、

まるで生徒を挑発するように尻肉を振る恵利子。

この淫らがましい女教師の本性を、

教え子に写真を撮られているとも知らずに……。

登場人物

えりこ(25歳)女教師

さき 女子学生

りつこ(24歳)女教師

かおり(25歳)女教師

本編の一部を立読み

「まだ、ぼくに逆らう気ですか」

天野は律子のアヌスにもう一本指を突き入れた。

「ううっ……」

律子はうっすらと汗のにじんだ美貌をのけ反らせた。天野は律子の反応をうかがいながら、それぞれの穴に入れた指をねっとりと動かしていく。

「あ、ああっ……あっ……」

薄い粘膜をへだてて指がこすれ合う。その宙に浮くような快美感に、律子はだんだんと我れを忘れはじめた。

「あ、あんっ……いいっ……律子……いい……」

快感をはっきりと認める言葉がたてつづけに洩れでた。脂ののった双臀が、天野の指の動きに合わせて前後に妖しく揺れている。

「そんなに尻の穴がいいんですか、先生」

「ああっ……いいわ……律子、お尻好き……」

腰がドロドロにとろけるような感覚に、律子はおもわず告白させられた。

「お尻が好き? 教師がそんないやらしいことを言っていいんですか? 娼婦の科白ですよ、それじゃあ」

「……いじめちゃいやっ……」

律子は甘えるような声を出した。

これが、あの上条先生の正体なのか……。

授業のときの毅然とした上条律子の姿しか知らないだけに、肉悦によがり泣いている表情は、天野の欲情を一段と刺激した。

「あっ……ねえっ……天野君っ……律子、もう……」

律子は欲情に濡れた瞳を天野に向けた。それは女教師としての律子ではなく、喜悦に身悶える一匹の牝の顔だった。

女なんて裸にすればみんな同じだ、と思いながら、天野は指の動きを速めた。

「いいっ……」

律子は裸身を突っぱらせた。

「イクッ……」

短く叫ぶと、律子は双臀を痙攣させた。

「すごいぜ、先生。本当に尻の穴でイキやがった」

律子は快楽の余韻に浸るように熱い息を吐き、乳房から下腹部にかけてを波のように喘がせている。

天野は前後の穴から指を抜いた。蜜壷につかっていた指は、粘っこい痴汁にまみれ、ぐちょぐちょに濡れている。ペロリと舐めた。

「なかなかの美味ですね、先生のおツユは……フフフ。上条先生、生徒の指で気をやった気分はどうですか?」

天野は立ちあがると、律子の耳もとに囁きかけた。

「ああ……言わないで……」

律子は弱々しくかぶりを振った。

「さて、今度は先生がぼくを楽しませてくれる番ですよ」

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