若未亡人・少年狩り

著者: 高竜也

本販売日:1995/12/23

電子版配信日:2010/05/14

本定価:535円(税込)

電子版定価:660円(税込)

ISBN:978-4-8296-0662-9

男のモノって、こんなに熱く硬く逞しかったの……。

夫の一周忌が終わった夜、濡れ疼く秘唇を割り、

絡みつく膣襞を抉って侵入する剛直に亜矢子は酔った。

しかも相手は高校三年生の甥なのだ。

タブーを冒している。私は慎一の、初めての女に……。

罪の意識が強ければなお28歳の肉は燃える若未亡人。

登場人物

あやこ(28歳)未亡人

ひろみ 女子学生

みき(38歳)姉

本編の一部を立読み

亜矢子は微笑みかえして、手で握ったペニスを引き寄せて秘口に当てがった。

慎一が気張った。

そのフレッシュな感じが、亜矢子にはまばゆく、思わず肉棒の先端で何度か割れ目を擦った。

「ああ……あっ、アーン……」

身を固くしてその瞬間を待ち構えていた慎一は、全身をブルルッと震わせた直後、一気に押しこんできた。

今度は亜矢子が「あっ!」と叫んだ。意表をついた少年の挿入は、思いがけない快感を送りこんだ。

「痛かったの?」

慎一の問いに、亜矢子は顔を赤らめながら、

「急に入れるんですもの……びっくりしちゃったわ」

「違う。俺が聞きたいのは、痛かったのか、気持ちよかったかってことだよ」

亜矢子は気押されながらも、本音を吐いた。

「気持ちいいに決まってるわ」

「そう……よかった」

「慎ちゃん、あなたは?」

「わかってるくせに」

「どうなの? はっきり言って」

相手の返事をうながすように腰を振る。

「気持ちいいよォ……ああ」

慎一が呻いて、ピタリと胸を合わせて強い力でしがみついた。

私、抱かれている……。

久しく忘れていた抱擁感に亜矢子は燃えた。孤独な指との戯れでは絶対に得ることのできないこの感覚は、やはりセックスには欠かせないものだという実感があった。

「私も、いいの……気持ちいいっ」

引き締まった腰肉をしっかり掴んで引きつけると、ペニスはひくつきながら膣壁を押し分け、先端が子宮頚管を小突くほど侵入した。

女陰が一挙に火を噴くように燃えあがった。高まる欲望と性感は、天井知らずのようにどんどん上昇した。

充足感が亜矢子を満たした。セックスの夢を見ているときは、結合する直前で必ず目覚めてしまうのに、今はそれがない。

亜矢子は確かめるように腰をよじってみた。膣襞が太い肉パイプを咥えているのがよくわかった。

腰を振ると、硬い茎が膣肉を揺さぶった。慎一はじっとしているだけでよかった。

男に貫かれているという感覚も捨てたものではなかったし、逆に男を優しく包みこんでいるというとらえ方も妙味があった。いずれにしても、一年ぶりに味わう本物のセックスに、亜矢子は泣き叫びたいほどの歓びに包まれていった。

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