本販売日:1999/07/23
電子版配信日:2009/11/27
本定価:535円(税込)
電子版定価:660円(税込)
ISBN:978-4-8296-0903-3
「おばさん! そんなことされたら、ぼく……」
亀頭の先端をゆるゆると撫でまわす人妻の指先
ブルッと身を震わせた瞬間、少年は暴発した
密かに耽っていた自慰を目撃された上に
憧れのママに告げ口をすると言われては……
仕組まれた罠とも知らず、和彦は魔悦に囚われる……
あさこ(36歳)人妻
さなえ(34歳)実母
れいこ(35歳)人妻
あやの 人妻
本編の一部を立読み
「シックスナイン?」
「あら、知らないの? フフフッ、男と女が逆さまに重なって、お互いの性器を愛撫する行為のことよ。パンティーを脱ぐわけにはいかないけど、あなたの顔をまたいであげるから、お尻にもたっぷりさわれるわ。それでいい?」
「は、はい、お願いします」
元気よく言って頭をさげた和彦の前で、麻子は両腕を交差させてタンクトップを脱ぎ捨てた。砲弾状に発達した豊満な乳房が、タプタプと互いにぶつかり合うようにして飛びだしてくる。
和彦は生唾を飲みこんだ。写真やビデオならともかく、こうして女性のナマの乳房をまともに見るのは初めての経験だった。透き通るように白いふくらみの頂上には、薄茶色の乳暈が小さな円を描いてひろがり、その中央にはきれいな球状をした乳首が載っている。
ぽうっとなって乳房を眺めている和彦に目をやり、麻子はくすっと笑った。悩ましいしぐさで立ちあがり、赤い超ミニスカートを体から取り去る。
パンティー一枚になった麻子に、和彦はあらためて憧憬の視線を送った。前から思っていたことだが、長身でグラマーな麻子は、まるで外国人モデルのようだった。ソファーに座ったときに見てはいたが、はいているベージュのパンティーは上部がメッシュ風になっていて、漆黒のヘアがすっかり透けて見えている。
「いいわよ、和彦くん。オッパイにさわって」
和彦は黙ってうなずき、震える右手を麻子のほうへのばした。
麻子がその手首をつかみ、しっかりと自らの左胸に押しつける。
マシュマロを思わせる弾力と柔らかさに、和彦は陶然となった。その快感が脳天に突き抜け、いっぺんに射精感に襲われる。
「おばさん! 気持ちいい……」
「もっとさわっていいのよ。ほら、ちゃんと左手も使って」
和彦の左手を、麻子は右の乳房に導いた。双丘にあてがわれた和彦の両手の上に自分の手を重ね、大きな円を描くように白いふくらみを揉ませる。
「どう、和彦くん。感じる?」
「はい。でも、感じすぎです。ぼく、また出ちゃいそうで……」
「あら大変! じゃあ、そろそろ次へ移らないと。和彦くん、ベッドに寝てくれる?」
和彦は従順だった。夫婦のものと思われるダブルベッドにあがり、あお向けに横たわる。
つづいて麻子もベッドにあがってきた。下から眺めている和彦の目に、パンティーの股布に浮きでている小さなシミが映った。その光景が不思議な淫靡さをかもしだしていて、和彦をいっそう欲情させる。
「パンティーは脱がないけど、どこでも好きにさわっていいのよ。もちろん、匂いを嗅いでもかまわないわ」
妖艶な笑みを見せてそれだけ言うと、麻子は体を反転させ、和彦の顔の横に両膝をついた。自分は和彦の下腹部に、顔を近づけていく。
ほんの十センチ先に麻子のパンティーがあるという現実に、和彦はクラクラするような興奮を覚えていた。ほとんど本能的に、両手で麻子のふとももをかかえこみ、ベッドから頭を浮かせて、くんくんとパンティーの匂いをむさぼりはじめる。
(この布切れの向こうに、おばさんのオマ×コがあるんだ……)
感慨深げにパンティーに顔を押し当てたとき、和彦は肉棒に生暖かいぬめりを感じた。屹立したペニスを、麻子がすっぽりと頬張ったのである。