女医と少年

相姦寝室

著者: 高竜也

本販売日:1992/10/23

電子版配信日:2011/05/27

本定価:535円(税込)

電子版定価:660円(税込)

ISBN:978-4-8296-0457-1

シチュエーション

十年前、貴子の体で童貞を失った甥が、

魅力的な青年に成長してもどってきた。

白衣の下、女医・貴子の熟れきった女体は、

若々しく逞しい肉棒を求めて淫らに疼きだす。

彰ちゃん、もう一度あなたの××がほしいの!……

禁忌の淫行が繰りかえされる…より熱く、激しく。

登場人物

たかこ(36歳)女医

まりー(24歳)その他

かなえ(47歳)実母

ゆかり 女子学生

本編の一部を立読み

女陰は男のものを迎え入れたときのことを思い浮かべて小気味よく震えた。生温かい愛液は、今まで耐えていたものを一挙に吐きだすかのように膣口におびただしく溢れた。甥の熱い吐息が微妙な部分をそよがせると、貴子は耐えられないように腰を揺さぶった。

それが誘い水となった。彰太はようやくふくらみから離れると、あわただしくパジャマを脱ぎ捨てた。

一瞬、甥の股間に視線を走らせた貴子は、精気に満ちみちた肉茎を見た途端、括約筋が急速に収縮するのを意識した。

欲望が彼女を駆りたてた。にもかかわらず、唇の間からは、またしても、

「いけない……そんなことできないわ」

なんとも矛盾に満ちた言葉が吐きだされた。そして、その言葉は皮肉なことに、彰太の最終的な欲望にも火をつける結果となった。

拒否されたら大変だ……。

そんな思いに駆られたとしても不思議はない。彰太はかなりあわてた様子で、肉茎をブラブラさせながら、やみくもに貴子の白い腹の上にのしかかった。その様子から、貴子は彰太がまだ未経験ではないかと推測した。

そしてその思いを決定的なものにしたのは彰太の半泣きの声だった。

「ぼくわかんない……初めてだからわかんないよォ」

貴子は重さに耐えかねるようなふりをして、大きく両脚を開いた。硬い一物が股間に当たって脈打った。手を添えて導いてやりたかった。一から十まで、何もかも自分が教えてやりたいと思った。

ところが姿勢を立て直した彰太は、節くれ立ったこわばりに手を添えて、なんとか膣口に先端をあてがった。それはまさしく思春期の本能といってよかった。

そこよ。そのまま押すの!……

貴子は心のなかで念じた。二人の視線が宙でぶつかった。

「叔母さん、好きだ……ごめんね……でも、我慢できないんだ……こうしたかったんだよ。ごめん」

思わず貴子はうなずきそうになった。やさしく腰を抱き、引きつけてやりたいと思った。それなのに、また彼女の口からは、「いけない子……」という心にもない言葉が飛びだしていた。

赤く充血した亀頭がメリッと音でもたてそうにして膣口をえぐった。

「あうう……ハーッ」

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