本販売日:2021/11/22
電子版配信日:2021/12/03
本定価:763円(税込)
電子版定価:770円(税込)
ISBN:978-4-8296-4552-9
「したくてたまらないこと、叶えてさしあげますわ」
ゆっくりと跨がり甘い吐息をもらしつつ腰を揺らす家政婦。
薄化粧で仕事に励む姿と妖艶裸体のギャップがたまらない。
下から硬直を突きあげ何度も沙月の膣中に白濁を迸らせる。
若継母からは口唇奉仕で導かれ、近所の熟未亡人にも迫られ……
26歳、29歳、36歳、三つの女体が咲き乱れる青い体験!
●もくじ
序章 黒い下着の家政婦
一章 雷雨の夜の青い体験
二章 継母が誘う桜色の蜜壺
三章 未亡人から漂う紫の色香
四章 沙月と美雪──白い柔肌
五章 緋色のアクメに溺れて
終章 ここは極彩色の楽園
さつき(26歳)家政婦
みゆき(29歳)義母
しほ(36歳)未亡人
本編の一部を立読み
鈴口に覆いかぶさっている潤んだ媚熱が、おもむろに下降してきたように思えた。傘頭のえらまで呑みこまれないうちに動きがとまる。
女の蜜壺にもぐりかけた勃起が、苦しげに引き攣って透明蜜をこぼした。
「あの、入りたい……入りたいです」
徹は声を嗄らして懇願する。息苦しい沈黙のなか、雨音が鮮明に響いた。
「わかったわ。誕生日のお祝いということで……」
抑揚のない口調で沙月が呟くなり、傘頭が熱いぬめりに包みこまれた。泥濘さながらに煮崩れた蜜肉のなかへ、十八歳のペニスが呑まれていく。
(本当に入っているんだ──ついにセックスを……)
興奮と歓喜で頭が真っ白になり、実感が追いつかない。しっとり潤んだ温もりに、勃起が根元まで埋もれた直後だった。
窓の外で瞬いた雷光が、カーテンを透過して室内をほの白く照らす。
(あ──)
M字に大股をくつろげてまたがる家政婦の姿が、徹の視界に映しだされた。ふたたび闇に閉ざされた室内に、一足遅れて遠雷が響く。
「あら──急に大きくなってきた。イキたいなら、我慢しなくていいのよ」
沙月の声が聞こえると同時に、胎内の熱いぬめりが蠢いた。上へ下へと群れをなして流れる女の蜜肉が、若いペニスを滑らかに磨きこむ。
(う──あぁ……すごい。なにこれ──)
蕩けるような摩擦の絶え間ない連続に、徹は歯を食いしばって顎を仰け反らせる。膣洞のなかでは勃起が引き攣り、白く濁った前触れを噴きこぼした。
「ん──すっごく敏感なのね。お腹のなかで魚が跳ねているみたい……」
沙月が息を乱し、和式の排泄姿勢で軽やかに腰を弾ませる。抜きだされては根元まで呑まれるたびに、麗しい媚臀が徹の太ももを叩いた。
ペチペチと打ち鳴らされる尻餅の音色が、暗い室内に響き渡る。
(うぅ──気持ちよ過ぎて……こ、こんなの味わったら……)
生身の性器を深々と交えて擦りあわせるうちに、気持ちまで昂ぶって相手へ惹き寄せられてしまう。
涼やかで凜々しい家政婦が、両腿の合間に秘めた愉楽の園へと迎え入れてくれた。感謝を越えて慕情まで沸々とこみあげる。
「も、もう僕──このままだと……」
「いいのよ。我慢しなくて。仕上げは自分で動いてみなさい」
身動きをとめた沙月が、徹の胸板に両手を載せてきた。床には膝をついて爪先立ちとなり、上体を前傾させる。
小ぶりな双臀も浮きあがり、女裂からは蜜をぬらつかせて勃起の根元が覗く。
(寝転んだままで動くって──こうかな……)
股関節をくねらせ、ペニスを浮き沈みさせてみる。小刻みで拙い抜き差しだったが、自力で蜜壺を突き立てる愉悦に腰が疼いた。
徹はまっすぐ伸ばしていた両脚を曲げ、膝を山なりに立てて床を踏みしめる。勃起が半ばまで埋もれては抜けだし、クチュクチュと蜜音を鳴り響かせた。
「うぅ、なかで──先っちょが擦れて……」
「ハァン──上手よ……その調子でもっと突いて……」
女の押し殺した喘ぎと乱れた息遣いが、頭上から聞こえる。徹は夢中で下肢をくねらせ、女の股ぐらへピストンを送りこんだ。
(もっと感じさせてみたいけど……だ、駄目だ──もう……)
陰嚢が縮まり、睾丸がせりあがる。胎内で揺らぐ傘頭が熱く痺れてきた。噛み締めていた歯が震え、弱音が口からこぼれだす。
「で、でる──あ、アァッ──」