三十路妻【蜜会】

著者: 雨宮慶

本販売日:2007/05/23

電子版配信日:2009/04/17

本定価:597円(税込)

電子版定価:660円(税込)

ISBN:978-4-8296-1499-0

(いやらしい身体してるな……さすが人妻だ……)

濃密に茂るヘア、男を誘う甘い乳首、熱くぬめる秘裂。

34歳の気丈な人妻は白昼の羞恥クンニに甘く啼き、

37歳の人妻上司はオフィスで部下に獣の体位を求める。

慎ましく振る舞っても、熟れ頃の女体の欲望は隠せない。

猛る勃起を前にとろけていく…六人の美しき三十路妻。

登場人物

しょうこ(35歳)人妻

ゆきね(39歳)未亡人

しずか(37歳)人妻

あや(34歳)人妻

いずみ(34歳)人妻

本編の一部を立読み

沢崎はまず、幸音の膝を別々に縛った。その二本のロープをベッドのヘッドのほうに引き上げて、嬌声といってもいい声でいやがる幸音の両脚をM字状に開いて拘束した。

「いやッ……見ないでッ……だめッ」

顔をそむけた幸音が腰をくねらせて悶える。恥ずかしさのためか興奮のためかわからないような――おそらく両方だろう――表情をしている。

これ見よがしにあからさまになっている秘苑は、思ったとおり黒々としたヘアが濃密に生えている。その下に灰褐色の肉びらがパックリと口を開けて、肉びらの色とは対照的にきれいなピンク色の粘膜を露呈している。そして、割れ目からあふれた蜜が、肉びらのまわりに生えているヘアにまでひろがっている。

「幸音の顔を見てここを連想してたなんて、あらためて謝らなきゃいけないな」

沢崎はヘアを撫でながらいった。

「幸音の顔、こんなにいやらしくなかったよ」

「そんな……」

幸音がそむけている顔を赤らめる。沢崎はさらに辱めた。

「いやァ、幸音のオマ×コ、ホントいやらしいな。こんなにいやらしいオマ×コ、見たことないよ」

「いやッ……やめてッ、いわないでッ……」

恥ずかしくていたたまれないような表情でかぶりを振る。

「そういいながらなんだ、お汁を垂れ流してるじゃないか」

事実、膣口が収縮を繰り返して蜜をあふれさせている。

「いやらしいなァ。いやらしすぎて入れたくなっちゃったよ」

沢崎はペニスを手にすると亀頭でクレバスをこすった。

「ああッ……だめッ……ああンだめッ……」

クレバスからくちゅくちゅと濡れた音がたって、幸音が悩ましい表情でふるえ声を洩らしながら身をくねらせる。

「ウソをつけ! もうこれがほしくてウズウズしてるくせに。ほら、どうしてほしいのか、いやらしい言い方でいってみろ」

幸音が声もなくかぶりを振る。悩ましい表情はそのままだが、それまでとちがってたまりかねたように腰をうねらせている。

「いいんだよ、これがほしくないならいわなくても」

「いやッ……入れてッ」

幸音が発したストレートな言葉にズキンとペニスが疼いた。

「どこになにを?」

訊くと同時に沢崎は亀頭部分だけ膣口に入れた。その瞬間、幸音が息を呑んだような表情を見せて躯を硬直させた。

「いってみろ、幸音が好きないやらしい言い方で」

沢崎はけしかけた。幸音の表情がみるみる妖艶な感じになってきた。

「ああッ、もっとォ……沢崎くんのペニス、もっと、オマ×コの奥まで入れてッ」

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