はじらい熟女【八人の美肌】

著者: 雨宮慶

本販売日:2013/08/23

電子版配信日:2013/12/20

本定価:734円(税込)

電子版定価:770円(税込)

ISBN:978-4-8296-1950-6

「恥ずかしいけど今夜は私が上になってもいい?」

頬を染めた由季が男に覆い被さって腰をくゆらす。

胸にそっと手をつき、控えめに貪りはじめる愉悦。

泣きたくなるほど膣が疼く。もっと突いてほしい!

だけど言えない! 私は淑女なのだから……

女将、看護婦、女主任……熟女の性は美しく哀しい。



<もくじ>

Ⅰ こんなの初めて

Ⅱ ほろ酔い女将
Ⅲ 熟女の口は嘘をつく
Ⅳ 同行出張【女主任と部下】
Ⅴ 隣人観察日記
Ⅵ 熟女ナース
Ⅶ 501号室の通い妻
Ⅷ 人妻がおんなに戻るとき

登場人物

なぎさ(35歳)人妻

あやの(36歳)愛人

まりこ(34歳)人妻

きょうこ(34歳)上司

みお(30歳)人妻

本編の一部を立読み

「いやらしいなァ、奥さんのグショ濡れのオマ×コ。こんなに濡らしちゃうってことは、やっぱ欲求不満なんだろ? オマ×コしたくてたまんないんだろ?」

みるみる変わってきた真利子のようすに、宮野は眼を奪われた。そむけた顔に興奮しきった表情を浮かべて荒い息をしながら、いかにもたまらなさそうに、色っぽく熟れた裸身をくねらせているのだ。

宮野も興奮をかきたてられて目の前の秘苑にしゃぶりついた。真利子が悲鳴のような声をあげた。

宮野は舌でクリトリスをとらえてこねまわした。ときおり吸いたてて舐めまわしたりしながら、攻めたてた。

真利子はすぐに感泣しはじめ、あっけないほど早く絶頂を訴え、宮野の頭を両手で抱え込むとよがり泣きながら腰を振りたてた。

宮野は立ち上がって真利子を抱きしめた。同時に真利子が昂った喘ぎ声を発してしがみついてきて、「ああまたッ──!」と躯をわななかせた。下腹部に怒張を感じただけでまた達したらしい。

宮野は唇を奪った。真利子はもうキスを拒まなかった。それどころか、いきり勃っているペニスに下腹部をこすりつけてきながら、せつなげな鼻声を洩らして宮野よりも熱っぽく舌をからめてくる。

「やりたいんだろ?」

唇を離して宮野は訊いた。

「したい」

欲情してゾクゾクするほど凄艶な顔つきで真利子が応える。

「なにがしたいんだ?」

「セックス」

「日本語でいえよ。それもいやらしい言い方で。きれいで上品な奥さんがそんなことをいうのを聞きたいんだ」

「いじわるッ」

宮野を睨んでいうと、さらに強くペニスに下腹部をこすりつけると同時に裸身もすりつけてきて、

「オマ×コしたいの。後ろから犯してッ」

耳元で息を乱しながらいう。

その一言で宮野も逆上するほど興奮を煽られた。すぐに真利子を後ろ向きにして洗面台につかまらせ、ヒップを突き出させた。

自分から求めただけに、真利子は背中を反らし、思わずしゃぶりつきたくなるほどまろやかな尻朶をグッと大胆に開いた。

元キャビン・アテンダントの人妻が、後ろから犯してくださいという体勢を取り、赤褐色のすぼまりが取り澄ましたように見えるアナルも、同色の肉びらが口を開けて濡れ光ったピンク色の粘膜を覗かせている性器も露呈している。

興奮と欲情のあまりズキズキうずいて脈動しているペニスを手に、宮野は亀頭で膣口をまさぐって押し入った。肉茎が生温かいぬかるみの中に滑り込んでいく。奥まで滑り込むと、真利子が感じ入ったような呻き声を洩らしてのけぞった。

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