雪国の未亡人女教師

乱れる、溺れる、堕ちる

著者: 鏡龍樹

本販売日:2017/12/22

電子版配信日:2018/01/19

本定価:713円(税込)

電子版定価:770円(税込)

ISBN:978-4-8296-4272-6

「お願い、私の身体をあなたの肌で温めて」
教え子の肉茎に腰を揺らし吐息を漏らすあゆみ。
真夜中の寝室、喪服のままで、身体を寄せ合い、
獣のように、性悦を貪り狂う二人は知らない。
果穂と紗栄子――二人の哀しき未亡人教師もまた、
満たされない欲望で女体を疼かせていることに……
●もくじ
第一章 未亡人風呂 身も心も温めてあげる
第二章 未亡人教室 背徳の特別個人授業
第三章 未亡人対決 したがり先生VS.ほしがり先生
第四章 未亡人禁忌 亡き夫に詫びながら
第五章 未亡人乱交 溺れて、淫れて、昂ぶって

本編の一部を立読み

「ついに僕、経験するんだね」
「ええ。大人になるの」
 緊張が胸を締めつけた。裕弥は昂ぶる男根を右手で握りしめ、上体を起こす。
 あらためてあゆみの恥所を見つめる。溢れだした愛液と自分の唾液でぐちょぐちょに濡れ、淫裂周囲の繊毛が肌にねっとり張りついている。
 背筋が粟立つほど淫猥な光景だった。
「入れるよ」
「お願い」
 握った肉棒を、淫裂に押し当てる。
 あゆみは腰を少しだけ動かし、亀頭を肉穴にフィットさせた。くっと腰を突きだすと、ペニスがぬるりとあゆみの胎内に呑みこまれた。
「くあああっ!」
 とてつもない快感が、肉竿を包みこんでいる。裕弥はペニスを半分ほど女壺に埋め、あゆみの身体に折り重なった。
 ぬくもりが全身に広がっていく。体を重ねると、あゆみの女体のやわらかさに溜息が洩れそうになる。
「あああ、熱いわ」
「先生の中も……すごく、熱いよ」
「んっ……ゆっくり動かして」
 あゆみが少し腰をしゃくると、肉竿は根元まで女壺に埋まった。とろけてしまいそうな快感に、裕弥は唇を引き締めた。
「あっ! めちゃくちゃ、気持ちいい」
「んぅっ、先生もよ」
 両手を背中に回し、優しく撫でてくれる。それだけで頭の芯まで、愉悦が満ちていった。
「本当に? こんな感じでもいい? あああ……先生のあそこが、からみついてくる」
 ゆっくり腰を動かす。肉竿が濡れた女肉を擦り、鮮烈な快感が体を走り抜ける。
「もっと……動かして」
「そのほうが気持ちいい?」
 女教師にももっと気持ちよくなってもらいたい。その一心で、裕弥は腰を突き動かした。しかし、激しく動くほど肉竿が熱くなり、睾丸がむずつくような昂ぶりに支配される。
「あっ、あっ……そうよ。どんどん気持ちよくなってるの」
「でも……激しくしたら、僕……また……」
 間違いなくすぐに絶頂に達してしまう。自分ばかりが気持ちよくなっている気がして、ちょっと申し訳なくなった。
「あああっ……いいわ。イッてもいいから」
「いいの? このままイッても」
「いいわ。先生の中に出して」
 こくこくと頷き、潤んだまなざしで見つめてくる。
「あああ……でも、赤ちゃんとか……」
「そんなこと気にしないで」
 あゆみの右手が頬に押し当てられる。担任女教師の優しさに、胸が詰まってしまいそうだった。
「あああ……ホントに……ホントにイクよ」
 尿道が焦げつくように熱くなり、睾丸がぐぐっとせりあがってくる。あと何度か突きあげたら、射精してしまいそうだ。
「あっ、あっ……先生も……イキそうよ」

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