羞恥刑執行人

母と少年・禁じられた蜜戯

著者: 牧村僚

本販売日:1995/05/23

電子版配信日:2010/06/11

本定価:535円(税込)

電子版定価:660円(税込)

ISBN:978-4-8296-0620-9

シチュエーション

羞恥刑――それは極限的な恥辱を味わわせる復讐だ。

依頼してきたのは、肉感的な若き未亡人・政美。

標的は息子のクラスメイトと、その母・敬子。

妖艶な美貌と熟れた肢体で男たちを魅了する敬子と

息子の間に、禁じられた相姦の秘密を嗅ぎつけた

執行人の繰りだす、想像を絶する屈辱の嵐!

牧村僚が新境地を開いたレイプと倒錯の会心作!

登場人物

まさみ(37歳)未亡人

けいこ(39歳)実母

さわこ(39歳)実母

みさこ(36歳)人妻

なおみ(24歳)その他

本編の一部を立読み

「あっ、てめえ、何する気だ!? 俺が誰だかわかってるのか!?」

「フンッ、親子そろって同じようなことをぬかしやがって。おまえが江間修三の子供だろうがなんだろうが、そんなことは関係ない。ここでは、おまえはただの受刑者なんだよ」

「受刑者!? ど、どういうことだ?」

竜馬に強い力で引っぱられながら、裕通は不安そうに尋ねる。ここまで来れば、さすがに政美の誘いが罠だったことには気づいたらしい。

「なに、説明するほどのことじゃない。善良な市民を自殺に追いこんだ犯人なのに、警察がなんにもしてくれないんでな、代わりにちょっと罰を与えてやろうと思っただけだ」

「なんだと!? それじゃてめえ、謙吾のオフクロに頼まれて……」

「そんなことはどうでもいい。おまえは黙って俺の言うとおりにしていればいいんだ」

二人は建物のなかに入った。電気のついていない、薄暗い廊下を歩いていく。

政美は、ひと足早く部屋に入り、ビデオ撮影の準備にかかっている。

「なあ江間くんよ、謙吾くんのお母さん、抱いてみたかったかい?」

からかうような調子で、竜馬が尋ねた。

「そんなこと、てめえには関係ねえだろう。それより、早くこの手を離せ! 俺にこんなことすると、あとでひどい目に遭うぞ!」

「ハハハ、よくもまあ、母親と同じことが言えるよな。おまえたち、これまでよっぽど好き放題をしてきたんだろうな。まあ、ある意味では、これからも好きなことをさせてやるさ。おまえ、謙吾くんのお母さんとセックスができると思ってここへ来たんだろう?」

「ああ、そうだよ! それがどうした!?」

ヤケクソぎみに、裕通は叫んだ。横で竜馬が含み笑いをもらす。

「セックス、ちゃんとさせてやるよ」

「なんだって!? どういうことなんだよ」

「どうもこうもない。おまえには、ちゃんとセックスする相手を用意してある。さあ、着いたぞ、この部屋だ。靴を脱いであがれ」

ドアを開け、竜馬は裕通の体を乱暴に奥へ押しこんだ。つんのめって床に膝をついた裕通が、目の前にいる女性の存在に気づいてギョッとなる。

「ママ!? ど、どうしたんだよ。どうしてママがこんなところに……」

裕通が言い終わらないうちに、竜馬は彼の両手を後ろにまわした。例の自転車のタイヤチューブを使って、あっという間に自由を奪ってしまう。

「いやッ! ひどいわ、息子をここへ呼ぶなんて」

それまでおとなしく床に座っていた敬子が、必死の形相で叫んだ。しかし、その声にはまったく力がない。三日間の監禁で、すっかり腑抜けにされている様子だ。

「てめえ、いったいどういうつもりだ!? ママまで連れてきやがって」

「黙れ、裕通! いつまでも虚勢を張ってるんじゃない!」

ドスのきいた声で言い、竜馬は裕通を蹴飛ばした。母が座っているすぐ前に、裕通はみじめにころがされる。

「いいか、江間裕通! さっきも言ったとおり、おまえにはここでセックスをさせてやる。ただし、相手は時田政美さんじゃない。ここにいる、おまえのオフクロだ!」

「な、何を馬鹿なことを……俺がママと……セ、セックスだなんて……」

このときになって初めて、裕通は母が裸同然の姿であることに気づいた。体に残っているのは、黒いガーターベルトと、ところどころ破けたストッキングだけだ。

「さあ、奥さん、ようやくあんたの出番だ。息子のペニス、でっかくしてやれよ」

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