二人のママ・二人の少年

著者: 牧村僚

本販売日:2001/10/23

電子版配信日:2009/07/10

本定価:545円(税込)

電子版定価:660円(税込)

ISBN:978-4-8296-1064-0

多感な少年たちが一度は必ず憧れる女性、それは母。

母・敬子を忘れるために誘惑された祐一を、

母・政美を奪われ、復讐のために近づいた昇平を、

母たちは慈愛と倒錯に満ちた優しさで迎え入れる。

運命が結んだ二人の母と二人の少年による濡母交姦。

母性に溺れて、四人が知った本当に愛し合うべき相手とは……

登場人物

けいこ(39歳)実母

まさみ(36歳)実母

ゆかり(35歳)叔母・伯母

かなこ 人妻

ゆみえ 実母

本編の一部を立読み

「お尻のほうから脱がせるのよ。こうやって、パンティーを剥き取るように」

敬子は左手を使って、薄布をめくってみせた。

ボリュームたっぷりの白い双臀がわずかに顔をのぞかせただけで、昇平は軽いめまいを覚えた。なんとか気を取り直し、敬子の示した見本どおりにパンティーをはがしてみる。

今度はすんなりとお尻が剥きだしになった。敬子が腰を浮かせて協力してくれたせいもあって、薄布は間もなく足首から抜き取られた。

すっかり裸になった敬子は、身をくねらせながらゆっくりと脚をひろげ、右手を秘部にあてがった。昇平に悩ましい視線を送ってくる。

「見て、昇平くん。ここが濡れてるの、わかるでしょう」

「はい、わかります」

パールピンクにマニキュアされた中指の先を、敬子は淫裂にそって上下させた。あふれでた蜜液がこすられ、クチュクチュと淫猥な音をたてる。

「このおつゆ、ヌルヌルしてるのよ。あなたの硬いのが入りやすいようにね」

「おばさん! ぼく、もう……」

「いいわよ、昇平くん。来て」

昇平はわけもわからず、とにかく敬子に抱きついた。そのなめらかな肌に触れただけで、快感の大波が背筋を這いのぼる。

敬子は右手で肉棒をとらえ、ゆるゆると動かした。

亀頭の先に、昇平は蜜液のぬめりを感じた。限界が近づいているのがよくわかる。

やがて敬子は手を止めた。しっとりと潤んだ目で、じっと昇平を見つめてくる。

「ここよ、昇平くん。入ってきて」

昇平は生唾を飲みこんだ。はやる気持ちを抑え、じりじりと腰を進めると、わずかな抵抗ののち、亀頭が肉洞にもぐりこむのがわかった。つづいて一気に根元まで、肉竿は敬子の体内に埋没する。

「うわっ、ああ、おばさん!」

けっして強く締めつけられたというわけではなかった。だが、柔肉にペニスを包まれる感触のすばらしさは、自分で握った場合とは比較にならないものだった。肉ヒダがひくひくとうごめき、肉棒を奥へ奥へと引っぱりこもうとしているかのようだ。

長くはもたないことは、容易に想像できた。左手をベッドについて上体を支え、昇平は右手を乳房にあてがった。マシュマロのような柔らかさに陶然となった。やんわりと揉みこんでいくと、敬子の口から悩ましいあえぎ声がもれ、これがまた昇平の性感を激しく揺さぶる。

「動いていいのよ、昇平くん。私の中に全部、出しちゃってちょうだい」

敬子は下から腰を突きあげてきた。めくるめく快感と闘いながら、昇平は本能的にピストン運動を開始する。

肉ヒダにペニスをこすられ、間もなく抑制のきかない状態に陥った。ここまで来れば、がむしゃらに腰を使うしかない。

「出ちゃう! おばさん、ぼく、出ちゃう」

「いいわよ、出して。みんな出して!」

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