母と叔母
本販売日:1993/08/23
電子版配信日:2010/09/24
本定価:535円(税込)
電子版定価:660円(税込)
ISBN:978-4-8296-0506-6
「さあ、裸を見て……抱いてほしいのよ」
甘い挑発が真純の復讐だとも知らず、
美しい叔母の熟れた女体に溺れていく少年。
その忌まわしい肉交を知った朋子は、
我が子の性欲の生贄になることを決意する。
少年を虜にするのは実母か叔母か……相姦の肉闘!
ますみ(32歳)叔母・伯母
ともこ(37歳)実母
ゆり 女子学生
本編の一部を立読み
真純は前に手をまわして、左手で袋を、右手で肉茎をそっと支え持った。
電話中の亮太は、さすがに驚いたらしいが、叔母にすべてを委ねたままだった。真純の手のなかで、若いペニスはたちまち一本の硬くて長い帆柱となった。
「あっ」
快感に耐えきれずに出した声が、電話機を通して朋子の耳に達した。
「何よ、変な声出して。亮ちゃん、ちゃんと私の言うこと聞いてるの!」
今度は朋子のヒステリックな声が、はっきりと真純の鼓膜に響いた。
「聞いてるさ。でも、今夜のお母さん、しつこいんだもの」
亮太の応え方も、ぎくしゃくしている。
亮太を興奮させ、いたずらすることが真純には楽しくてならなかった。だから今度は、ペニスを擦ってみた。
「ああっ」
自然と呻き声が出てしまうのだろう。亮太はあわてて送話口を手で押さえている。
これ以上の悪戯をすると何もかもバレてしまいそうなので中止し、亮太から離れた。
「とにかく、できるだけ早く帰るからさ。それじゃね」
快感が途中で途切れてしまった亮太は、素っ気なく受話器を置いた。そして真純に振り向いた。
亮太の分身は見事に屹立し、すでに、先端の丸みを帯びた亀頭の一部は、滲みでた先走りのねばついた溶液で濡れていた。
「怒っていたんじゃないの?」
ベッドに、まるで娼婦のように横たわった真純を見ると、亮太は長大なペニスを揺らしながら、ダイビングするように飛びのった。
「なんだか、急に大人びたみたいね、亮ちゃん。自分でも大きくなったと思わない?」
抱きつかれ、すぐに真純は、握りしめた怒張の表皮を摩擦した。
「叔母さんが言うなら、本当にそうかもしれないな」
一方の亮太は、乳房を指先でこねまわし、唇を這わせ、さらには膝頭の硬い部分で真純の肉の裂け目をぐりぐりと刺激してくる。
二人の性器はすでに興奮しきっていた。
「亮ちゃんたら、どんどん女の扱いがうまくなってくるわね」
二人の関係は、いつかは終わる。人生とはそういうものだと、真純は今までの経験から知っている。しかも二人は叔母と甥の間柄だ。別離はきっと、思った以上に早くやってくるに違いない。