若兄嫁と家庭教師と上級生と
本販売日:2004/12/23
電子版配信日:2007/08/01
本定価:628円(税込)
電子版定価:660円(税込)
ISBN:978-4-8296-1326-9
「祐吾君を男にするのは私……前から決めていたの」
優しく言いながら、兄嫁はそっと白い脚を開いた。
濡れた柔襞に肉茎が触れ、沈むように埋まっていく。
(ああ、温かい。これが菜穂子さんの中なんだ……)
年上女性たちが教えてくれた、大人たちの愛し合い方。
17歳、21歳、27歳……少年がたどる三つの青い体験。
なおこ(27歳)兄嫁
かおり(21歳)家庭教師
はるか 女子学生
本編の一部を立読み
「菜穂子義姉さん、僕、もう我慢できないよ。入れていい?」
「私もほしいわ、祐吾くん。入れて。なにもつけなくていい。なかで出してもいいから、優しく突いて」
菜穂子は肛門から唇を離し、上気した表情を向けてきた。匂いたつような色香が、上気した表情からかもしだされている。
「なかで……出していいの?」
「ええ」
唇が幸福そうにほころぶ。こんな表情の兄嫁を見るのは久しぶりだ。兄の浮気が発覚する前はよくこんな顔をしていた。
菜穂子義姉さんは、兄さんと同じくらい僕のこと愛してくれてるんだ……。
確信に近い思いが胸にひろがっていく。祐吾はふたたび体勢を入れ替え、むっちりとした太腿の間に腰をすべらせた。股間でいきり勃つ肉棒は、透明な唾液に濡れてかてかと輝いていた。亀頭が真っ赤に見えるほど紅潮している。
右手でしっかり根元を掴むと、ぱんぱんに張った亀頭をクレヴァスに近づける。
そうだ。お義姉さんはもう妊娠しているんだ。だから、コンドームをつけなくても大丈夫なんだ……。
熱く潤った媚肉に亀頭を押しつけた瞬間、祐吾はそのことに気づいた。膣内射精まで許してくれるなんて、夢想だにできなかったことだ。思い出がほしいと言った祐吾の気持ちに、菜穂子は応えようとしてくれている。絶対、すぐに達したりしないと心に誓いながら、ゆっくり腰を突きだした。
ぴたりと閉ざしていた淫肉の扉が口を開く。兄嫁の女陰が淫猥な輝きを放っている。互いの粘膜が触れ合い、優しいぬくもりに満ちた快感がひろがっていく。
「あぅっ! くうぅぅっ」
祐吾はペニスに沁みこんできたとろけるような快感に唇を噛んだ。これまで感じたなかで、最高の快感が亀頭を包みこもうとしている。兄嫁の秘所のぬくもりが、肉茎の先端から体のなかに沁みこんでくる。
腰をゆっくり突きだし、若竿を快感の谷間へと埋めていく。女裂の下方の穴を押し割り、熱くたぎった若塊が蜜壺に穿たれていく。愛液を満たした女陰は、包みこむように少年の欲望を呑みこんでいった。
「あふぅっ! はあぁぁぁン!」
菜穂子の女体が弓なりに反り、豊満な乳房が波打つように揺れた。蜜壺の入口がやんわりと引き締まり、絡みついてくる。
「くあぁっ、菜穂子義姉さん!」
祐吾は泣きそうな表情になりながら、熱い昂りを根元まで濡壺に穿った。ぐちょっと湿った音がたつ。下半身が震えるような快感に沸きたった。
「あああ、入ったよ、お義姉さん。あそこのなかに、僕のが……あああっ!」