人妻家庭教師・真希

著者: 鏡龍樹

本販売日:2000/03/23

電子版配信日:2009/10/23

本定価:535円(税込)

電子版定価:660円(税込)

ISBN:978-4-8296-0953-8

勉強部屋で繰りかえされる母も知らない淫惑授業。

強制露出自慰に奉仕クンニ、騎乗位での童貞喪失。

真希の女教師としての知性美、人妻としての艶美に

教え子は最愛の母も忘れるほどに悩殺された。

「Please make me your Slave」……

望むがままに俊信が口にする少年奴隷宣言!

登場人物

まき(25歳)家庭教師

えいこ(36歳)実母

本編の一部を立読み

少年は、今にもこぼれ落ちるのではないかと思えるほど目を大きく開いていた。白目の部分に血管が浮き、黒目はギラギラと輝いている。

「Do you wanna lick my cunt?」

股間の二十センチほど手前に俊信のぎらついた視線を感じながら、真希は妖艶な微笑みを浮かべた。

「えっ? あっ……」

俊信はまだ手に持っていた英和辞典を繰りはじめる。Lickの意味でも調べているのだろう。この状況で、まだ自分の命じたことを忠実に守っている俊信に、真希は愛情に近い思いすら抱いた。

「ほ、ほんとに?」

「Do you?」

「イエス! オー、イエース!」

「Do it then.」

真希は右手でクレヴァスをすっと撫であげ、指先に漏れでる愛液をなすりつけると、その指で俊信の下唇をなぞった。

俊信は刹那、恍惚とした表情を浮かべたが、すぐに視線を真希の秘所に向けてきた。舌をのぞかせ、濡れた下唇を舐める。今度は泣きそうな顔になって、唇についた愛液を味わっている。

俊信はちらりと視線をあげ、うかがいをたてる顔になった。真希はこくりとうなずく。

次の瞬間、少年は一匹の野獣のように、真希の股間に貪りついてきた。俊信の唇が触れたとたん、電撃のような快感が股間から衝きあがってくる。熱くぷりぷりとした唇。口もと全体を強く押しつけてくるのに、ざらざらとした髭などはない。少年ならではのなめらかな口もとの感触がたまらなく心地よかった。

真希は唇を大きく開き、官能の嬌声をあげそうになった。しかし、暎子が廊下で聞き耳をたてているかもしれない。声を出すわけにはいかず、下唇を噛みしめる。

俊信の唇から、ムースのようにやわらかくスープのように熱い舌が突きでてくる。少年の舌は、真希のクレヴァスをぞろりと撫であげた。炸裂するほどの快感が股間で弾ける。

「んんんんん!」

もれでようとするあえぎ声を必死に抑え、真希は両手を俊信の頭の上に置き、ぐしゃぐしゃと髪の毛をかきまわした。ややウエーブのかかった髪から、ほんのり日向の匂いがたちのぼってくる。少年らしいすがすがしい匂い。そういえば、以前にもこんな感じの匂いを嗅いだことがある。なんだか、なつかしい匂いだと思った。

性感があっという間に高まった。身体が羽根になったように、ふわふわとしている。俊信の舌が淫裂を舐めあげるたび、背筋を粟立てるような快感が全身にひろがっていく。もう、これ以上我慢できない。

「セックスしたい?」

真希は英語で問うことも忘れ、俊信の頭を優しく撫でる。

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