本販売日:2022/04/22
電子版配信日:2022/05/06
本定価:937円(税込)
電子版定価:990円(税込)
ISBN:978-4-8296-4582-6
「オマ×コ逝かせてほしいのかよ?」「そ、そうです」
秘奥に埋め込まれたサオ師の肉棒に屈服する凛智(りさ)。
地方都市の魅力に惹かれ、東京から移住してきた27歳。
最初に犠牲になったのは弟の恋人である才媛・麻花。
凛智自身も罠に落ち、淫獣たちに凄絶な性調教を……
希望の新天地が肉地獄に変わるおぞましき世界!
●もくじ
第一章 希望の新天地で待っていた淫罠
第二章 破瓜の血に染まるステージ
第三章 凛智・屈辱の全裸謝罪
第四章 サオ師の魔羅に狂わされて
第五章 二穴に白濁を注がれる麻花
第六章 飼育される二匹の美牝:
第七章 肉竿に奉仕する奴隷娼婦
第八章 歌姫の哀しき孕ませライブ
第九章 淫獣に征服された三穴
第十章 果てしなき乱交の狂宴
りさ(27歳)その他
あさか(18歳)女子大生
本編の一部を立読み
「まだ詫びを入れる気にならねえのか」
「うう……ご……ごめん、なさい」
その言葉を口にするだけでも凛智にとっては、清水の舞台から飛び降りるほどの思いであったろう。しかし狂造はそれでは到底満足せず、わざと巨根を秘肉の浅瀬あたりでヌチャヌチャ遊ばせて、じらすのである。
「あっううぅぅ。あああ。どうしてっ」
「よし。俺が親方に代わって、あやまり方を教えてやろう」
見かねた沼地が横から身をかぶせるようにして、凛智の耳に何やら言葉を吹き込んだ。
背に腹は代えられず、凛智は無念さを噛み殺して、それをおずおず復誦する。
「……狂造親方、どうか、ああん、ゆ、許して下さい。……凛智が、考え違いをしていました。本当に、ごめんなさい」
「オマ×コ逝かせてほしいのかよ?」
「ううっ。あああ」
「ちゃんと答えないのか」
「は、はい……。そ、そうです」
しどろもどろに答えながら、肉体が狂わされるということは、取りも直さず人間としてのプライドを根こそぎ失うということだと、凛智は悟らされていた。
勝ち誇った表情で狂造は巨茎を埋め込んでゆく。
練れた肉襞がむっちり浮き出しては熱く吸着し、「ほほう。もう待ちきれないってか」とうれしそうにつぶやいた。すぐに本格的なストロークを再開させた。
凛智は首を振り振り、甘美な涕泣を洩らす。〈愛〉のかけらもないセックスなのに、これほどの衝撃をもたらすとは……。お預けを喰わされた分、さらに身体が芯から燃え上がる感じだった。
セクシーな唇を無防備に開いて、ひたすら快感に浸る凛智に、狂造は顔をそっと近づけて、ついにはキスを奪うことに成功する。
それは何とも猟奇的な眺めだった。
優雅な雰囲気の美女の紅唇に、薄汚れた歯抜けの中年男の舌がぐいぐい差し込まれてゆくのだ。狂造のタコだらけの指は、白い胸乳を揉みしだき、乳首をはじいている。
「ム、ムくぅ……」
遠川凛智は眉をきつく折り曲げ、嫌悪と情感のはざまに揺れている。空気を求めるごとく、キスから逃れようとするが、すぐに狂造の口に吸いつかれて、臭い唾液で喉までふさがれてしまう。
さすがに狂造のサオ使いは卓越していた。ペニスの長大さを生かし、Gスポットを重点的に攻めるストロークなのだが、キスの合間には子宮口まで先端を届かせて、揺さぶりをかけるのだ。
「あああん。駄目よ。うああぁぁ。ねえ、狂造親方、駄目ェ」
緊縛され、グラマーぶりが際立つ裸身のうねりが大きくなった。
それだけでも凄艶な眺めだが、追いつめられた啼き声をふりまく表情のなまめかしさが、沼地を悦ばせた。はた目にも親方と凛智のセックスの呼吸がぴったり合致しているのがわかった。
狂造が「イクと言うんだよ」「女としての最低限のマナーだぞ」と迫る。
しかし凛智は首を横に振って、かろうじて最後の矜持を保ちながら、荒れ狂うオルガスムスの領海へ身を投げ出した。