僕と二人の実姉

著者: 鏡龍樹

本販売日:2001/03/23

電子版配信日:2009/08/07

本定価:545円(税込)

電子版定価:660円(税込)

ISBN:978-4-8296-1023-7

「ああっ、孝史……」姉の寝室からもれてきた弟の名前。
切ないような、自らの罪に脅えるような艶めかしい嬌声。
間違いないわ。貴和子姉さんは実の弟と……。
隣室の優奈は、言いようのない女体の昂りに濡れていた。
憤り、いや、この想いは間違いなく……嫉妬。
清楚な美姉が、可憐な麗姉が溺れた魔惑の三角関係!

登場人物

きわこ(27歳)姉

ゆうな(21歳)姉

本編の一部を立読み

「どうしたの、気持ちいいの?」
優奈は唇を尖らせ、ちゅっと孝史の亀頭に口づけをした。
「い……いいよ、優奈姉さん……もっと……もっと、舐めてよ……」
すでに孝史は理性を失っている感じだった。目の前にいるのがあたしだってことをわかっているのかしら。優奈はそんなことを思いながら、剥きだしになったペニスを指で軽く握り、やんわりこすってみる。
「あら。どうしてあたしが孝史のここを舐めなきゃいけないの?」
「だって……こんなことされると……くうっ……我慢できなくなっちゃうよ」
「貴和子姉さんにもそう言って迫ったんだ?」
優奈は亀頭の傘のようになった部分に指を巻きつけ、くるくると手首をかえして刺激した。
「ああっ……そ、それは……くうぅ……」
「変態ね、孝史。あなたホントの変態なのよ。あたしにまで、そんなことさせようっていうの。貴和子姉さんだけじゃ、物足りないのね」
「ち……違うよ……ああああ、だ、だって、姉さんが……優奈姉さんが……はじめたんじゃ……」
「あたしのせいにするんだ。じゃあ、これはなに? このビンビンに大きくなったオチン×ンはいったいなんなの? あんた、最初から勃ってたじゃない。あたしのバスタオル姿見て、オチン×ンを大きくしてたじゃない」
優奈はふたたびペニスをこすりはじめる。指先に孝史の肉棒の熱が伝わり、そこからじんわり全身にひろがっていくような気がする。孝史のペニスはトーストのように熱くなっていた。心地のいい、理性を奪ってしまうようなぬくもり。
優奈は自分でもなにがしたいのかよくわかっていなかった。そもそも、どうしてこんな格好で孝史の部屋に来ようと思ったのかさえ、今となってはおぼつかなくなっている。
ただ長姉との関係を問いただそうと思っただけなのだろうか。最初から、こうして孝史を苛めるのが目的だったような気もする。
「だって……そんな格好してたら……」
「結局、誰でもいいのね。貴和子姉さんに近づいたのだって、誰でもいいからでしょ。あんたってそういう男の子なのね」
「ち……違うよ! ああああ、違うんだ……貴和子姉さんとは……ボクは本気で……貴和子姉さんのことが……」
「なに言ってるの? なにが本気だって言うのよ。あたしにも、こんなにオチン×ンを大きくしてるくせに」

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