未亡人二十六歳

魔淫の私生活

著者: 高木七郎

本販売日:1995/06/23

電子版配信日:2010/06/04

本定価:535円(税込)

電子版定価:660円(税込)

ISBN:978-4-8296-0629-2

結婚して二年、新婚生活の甘さもさめやらぬうち、

26歳の若さで未亡人になったひろみ。

気品あふれる優雅な美貌、しっとりした色香、

乳白色の美肌、恵まれた肢体を狙って、

恐るべき凌辱鬼たちが群がり寄る!

ひろみに強いられる魔淫の私生活とは?……

登場人物

ひろみ(26歳)未亡人

せいこ 人妻

まり その他

あや その他

みほ(22歳)妹

本編の一部を立読み

「フフフッ。可愛いやつだ、お前は。どうだ、ひろみ。死んだお前の亭主晴彦と、わたしのちんぼとどっちがいい味だ」

ああ、と美しい未亡人は哀しげにうつむき、切ない吐息をもらす。

なんという残酷なことを……それはひろみにとって、絶対に口にしてほしくない言葉だった。夫のことを言われるのは、貞淑な新妻だったひろみにとって、死ぬほどつらいことだった。それを百も承知で、高梨はわざと口にしているのである。それも、類いまれな美しさと優雅さを合わせもつセックス奴隷榊ひろみを存分に楽しむ性の儀式なのだった。

「ああ……ご主人様。もう、そのようなことは、おっしゃらないで……ひろみ、とってもつらいですわ」

ひろみは、心の底から絞りだすように哀訴を口にすると、しっとりと情感に潤む瞳を支配者に向ける。高梨はひろみを見おろしながら、厳しく命じた。

「答えろ、ひろみ!」

どんなにつらくてもひろみは、逆らうことは許されない。それを知っている高梨は、ひろみを弄ぶ前戯として、サディスティックな言葉のやりとりを楽しんでいるのだった。

「は、はい……それは、ご主人様の……このおちんぼのほうでございますわ」

頬を赤く染めながら、消え入りたげな風情でひろみは、教えられたはしたない言葉を口にする。性奴に調教されたひろみは、恨めしいと思いながらも、暴君高梨の淫情を満足させる言葉を口にするしかない。

「そうか、ひろみ。死んだ亭主より、そんなにこのちんぼのほうがいいか」

「は、はい……ご主人様……」

きらきらと情感に潤む瞳で仰ぎ見るひろみを、高梨は怒張の先端で弄ぶ。とうとうこんなことまで言う女にした、と思うと、またとない獲物に出会えた歓喜に肉棒がますますそそり立つ。

「フフフッ。まったく可愛い女だ、お前は。どうだ、おしゃぶりしたいか、ひろみ」

「はい……ご主人様」

ひろみはもう我慢できないというように、そそり立った怒張に唇を近づける。

「よし。ご褒美にしゃぶらせてやろう」

高梨は淫情を充分に満足させると、ひろみの唇に怒張を埋めた。

(ああ、おいしいわ……どうして、男の方のこれって、こんなにおいしいのかしら……ああ、おいしい。たまらないわ)

奥まで咥えたり、唇でこすったり、舌でペロペロと舐めたりしていると、恥ずかしい部分がじっとりと潤んでくる。ひろみは強制されて夫との比較を口にするが、フェラチオするのは高梨が初めての相手だった。

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