同窓会の人妻

著者: 牧村僚

本販売日:2000/10/23

電子版配信日:2009/09/04

本定価:545円(税込)

電子版定価:660円(税込)

ISBN:978-4-8296-0993-4

ずっと好きだったの。今の私でよかったら……。

同窓会の夜、理知的な人妻に変貌を遂げた直美が、

黒い下着姿の成熟した女体で思い出の恋人関係に誘う。

ふとももを、乳房を、尻丘をおもうさま撫で嬲り、

互いの生肉を唇にふくませあう極上の愉悦。

十四年ごしの初体験に秘められた秘密とは!?

登場人物

なおみ(32歳)人妻

みどり(32歳)人妻

ゆきえ(27歳)人妻

かなえ(22歳)叔母・伯母

ももこ(36歳)姉

本編の一部を立読み

「うわっ、おお、直美!」

高校時代、常にマドンナ的存在だった直美の朱唇が、自らの硬直を包みこんでいる光景を目の当たりにし、寺島はまためまいを覚えた。熱く煮えたぎった欲望のエキスが、早くも出口に向かって押し寄せてくる。

「うれしいよ、直美。きみにフェラチオをしてもらえるなんて、ほんとに夢みたいだ。でも、これ以上は無理だよ。こうされているだけで、出ちゃいそうなんだ」

寺島の訴えを聞き、直美は口から肉棒を解放した。妖艶な笑みを浮かべて立ちあがり、ブラジャーのフロントホックをはずす。

カップが左右に分かれるのと同時に、釣り鐘状のみごとな乳房が、ゆさゆさと揺れながら姿を現わした。透き通るように白いふくらみの頂上には、薄茶色の乳暈と、濃いピンク色をした球状の乳首が載っている。

「ああ、直美!」

いよいよたまらなくなって、寺島は直美をベッドに押し倒した。両手で豊かな乳房を揉み、左右の乳首を交互に口に含んでから、体を下方へ移動させた。ガーターベルトには手を触れず、パンティーを脱がせにかかる。ストッキングはこのまま残しておいたほうが、肌の白さが引き立つように思えたからだ。

足首から抜き取ったパンティーの股布は、じっとりと湿っていた。薄布を枕元に置いた寺島は、右手を直美の内ももに這わせた。そっとすべりあげた指先に、ぬめりを帯びた蜜液がからみついてくる。

「さっきのお礼をしておかないとな」

寺島はさらに下方へ体をずらし、直美の脚の間に腹這いになった。ストッキングの上端から露出した白いふとももを、下から手のひらで支え、淫水をたっぷりあふれさせている直美の秘部に顔をうずめる。

神秘的とも思える性臭を胸いっぱいに吸いこんだあと、寺島は舌を突きだし、薄めのヘアに守られたクレバスを舐めあげた。何度かそれを繰りかえしてから、秘唇の合わせ目でとがっているクリトリスに舌先をあてがう。

「あっ、ああっ、だ、駄目!」

直美が脚を閉じようとしたため、寺島は顔を両ももにはさまれる格好になった。その肌ざわりに欲情を刺激され、肉芽をもてあそぶ舌には、いっそう力がこもる。

「ああん、ねえ、もう駄目。来て、寺島くん。あなたの硬いので、私をいっぱいにして」

直美は両手をおろし、寺島の髪の毛をわしづかみにして、上へ引っぱろうとした。

寺島としては、一度ぐらい、舌で直美をイカせてみたいと思ったが、自分の欲望も相当に切迫しているのに気づいた。直美の体の上を這いのぼり、いきり立った硬直を、いままで舐めていた部分にあてがう。

直美は右手を下腹部にやり、寺島の肉棒をやんわりと握った。蜜液にまみれた淫裂に、亀頭の先をしっかりと引きつける。

「いいわよ、寺島くん。来て」

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