綾香と理紗・肉の転身調書

鮮やかなサーモンピンクのおんなの粘膜が、スポットライトを浴びてキラキラと光っている。そう、綾香の媚肉は、しっとりと濡れていた。
「もっと、ひろげるのよっ」
瑠美の声に、綾香は限界まで脚を開き、割れ目をひろげる。
フロアの暗がりに、サーモンピンクの花びらだけが、浮きあがっていく。
綾香の花園は、処女のように可憐だった。それでいて、男たちの視線を受けて、なにかをつかむようにヒクヒクと、襞の連なりが淫らに蠢いている。
女遊びをやりつくしている常連客が、あちこちで、ごそごそと下半身を動かしはじめた。
綾香の花園は、晒しているだけでじわっと潤っていく。スケベな視線が、肉の襞をチクチクと刺激していた。
「ああ、綾香のオマ×コ、い、いかがでしょうか……お客さまのお眼鏡にかないましたでしょうか」
セクシーにかすれた声で、訊く。
ドクッと愛液が溢れ、花唇に添えている綾香の指をねっとりと濡らした。
「はしたないわね、そんなにうれしいの」
「すいません……ああ、恥ずかしいのに……ああ、恥ずかしいのに……どうして、どうしてなのかしら……ああ、綾香、こんな女ではないんです……こんなはしたない女では」
綾香は火の息を吐いている。指先はさらにねっとりと濡れていく。
「さあ、お尻の穴を披露しなさい」
「は、はい、瑠美さま」
綾香は落ちそうな帽子をあわてて押さえると、四つん這いの姿勢を取った。
素っ裸になっても、Ａ航空の帽子はかぶったままでいるのよ、と瑠美に何度も念を押されていた。
今度は上体を伏せ、重く垂れた乳房をステージに押しつける。膝を伸ばし、ふくらはぎを突っ張らせ、くっきりとした逆ハート型のお尻だけを掲げていった。
尻たぼが高く、縦の狭間が深い。
見ている男たちは皆、その谷間に指を突っこみたくなる。
綾香は顎で上体を支え、両手を双臀へとまわした。左右の尻たぼを割りひろげる。
「あ、ああ……ご覧に、な、なれますか……綾香の、お尻の……あ、穴……」
谷間の奥深く、ひっそりとすぼまっている蕾が、あからさまにされていく。
それは本来、人の目に触れることなく、排泄するためだけに存在する穴であるはずだ。
綾香自身もそう思っていた。実際、はっきりと目にしたことすらない。
その後ろの蕾を今、名前すら知らない男たちの目に、晒しているのだ。
「ああっ……み、皆さん……もっと、もっと近くで……綾香のお尻の穴……ご覧になってください」
綾香はさらに尻を突きあげ、くなくなとくねらせた。