美教師・放課後の個人実習

魔惑の教え子調教

著者: 鏡龍樹

本販売日:1998/02/23

電子版配信日:2010/02/05

本定価:535円(税込)

電子版定価:660円(税込)

ISBN:978-4-8296-0801-2

「成瀬くんは、先生の裸を見たくない?」

女教師の魔惑に満ちた一言が、全ての始まりだった。

妖しい微笑の裏に危険な罠が潜んでいるとも知らず、

少年は秀美に導かれるまま、放課後の個人実習へ。

自慰を強制され、校内で童貞を奪われる倒錯劇は、

音楽教師・みさおの登場で新たなる展開を告げる!

登場人物

ひでみ(26歳)女教師

みさお(22歳)女教師

本編の一部を立読み

あんなに好きだったみさお先生を、俺はレイプしようとしている……。

自己嫌悪のうずきが、一瞬だけ性感を抑えこむ。けれどすぐに、燃えたぎるような性感の炎が、理性を吹き飛ばしてしまう。

今やみさおは上半身裸といっていい状態だった。身につけているのは、ピンク色のシンプルなブラジャーだけ。華奢な肩も、折れてしまいそうなほど細い二の腕も、芸術品のように繊細なウエストラインも、すべて剥きだしになっている。

もう、我慢できない……。

幹也はふたたび、両手をみさおの身体にまわした。手のひらが直接、みさおの肌に触れる。みさおの肌は火照っていた。汗ばんでいるのか、肌全体がしっとりと湿り気を帯びている。

「はぁん」

みさおの喉から、悩ましげな声が洩れた。小さな声だったが、幹也の性感を暴走させるのに、充分な清廉な色気があった。

「みさお先生!」

幹也はぎゅっとみさおを抱きしめた。

すっと、みさおの手が幹也の背中にまわった。ずっと、身体の両脇にだらりと垂らされていた両手が、自ら意志を持ったように、幹也の体を這いあがってきた。

拒絶するなら、そんなことはしないだろう。幹也はみさおが自分を受け入れてくれたのだと思った。

勇気が湧いてきた。同時に、煮えたぎるような性感の奔流も、猛然と体内を駆けまわりはじめた。

右手の指先がブラジャーのホックに触れた。幹也は左手も使い、ぎごちなくホックをまさぐった。すぐにはとれなかったが、やがてプチンと音がした。ブラジャーの生地がたわむのがわかる。

ついに、みさお先生の胸を見ることができる……。

そう思うと、のぼせてしまいそうだった。

幹也はみさおから体を離した。ホックのはずれたブラジャーは、かろうじてみさおの乳房を隠しているが、すでにふくらみの下半分が、小さな布地の下から見えている。

いかにも柔らかそうなふくらみだ。幹也はこみあげてくる唾液を呑みくだすと、ブラジャーのストラップを肩から払いのけた。

ブラジャーがすべるように、床に落ちる。

そしてついに、みさおの美しい乳房が露わになった。

こんもり盛りあがったふたつのお椀型のふくらみ。それは瑞々しい果実のようだった。乳房の頂上には、鮮やかなピンク色の乳輪と、ややその色を濃くしたような小さな乳頭が鎮座している。ブラジャー越しに感じたように、乳房全体がやや上向きにつんとした感じになっている。白い肌は上気したように薄い桃色に染まり、みさおも感じているのではないかと思わせる。

幹也は体が凍りついたように動かなくなるのを感じた。

秀美の豊満な乳房もすばらしいが、みさおのこの双乳のふくらみは別格だ。聖なる処女のようなしとやかな魅力と、思わず触れてみたくなる芳醇な色気を併せ持っている。

そこに触れられるなら、もうほかにはなにもしなくていいと思えるような、本当に綺麗な乳房だった。

「綺麗だ……みさお先生」

思わず正直な感想が洩れでた。

「本当に?……」

みさおがようやく口を開いた。

幹也はみさおの胸から顔をあげた。みさおに表情が戻ってきていた。ややはにかんでいるような、困っているような表情だった。

「本当だよ! こんなに綺麗な胸、はじめてみた」

「赤木先生より?」

「ああ」

「成瀬くん……さっき言ったこと……」

一度口を開いたことで、なにかから解放されたように、みさおの唇から言葉がこぼれでる。

「本当? 私のこと好きって……本当?」

「はじめて先生を見たときから……ずっと好きだった」

幹也の言葉にみさおは唇をほころばせた。

「私……処女なの……だから……優しくして」

みさおは静かな口調で自らの教え子にそう告げていた。

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