本販売日:2012/06/22
電子版配信日:2013/01/18
本定価:734円(税込)
電子版定価:770円(税込)
ISBN:978-4-8296-1869-1
妻の留守中、居候した義姉と始めた二人きりの生活。
若すぎる妻にはない35歳の爛熟美に悩殺される日々。
艶やかな乳房を揉みしだき、尖った乳首を吸引する浴室。
裸エプロン姿で料理する背後から抱きつくキッチン。
おねだりに応える綾子も豊麗な肉体を疼かせて……。
妻には内緒で欲望を貪り合う二週間の「疑似姉弟プレイ」!
あやこ(35歳)姉
さや(23歳)受付嬢
しずか(26歳)秘書
本編の一部を立読み
「いけないことしちゃってるわね、私たち」
声のなかに、なおも思い惑う感情を滲ませ、綾子は囁く。
「姉さん……」
「でも……もう始まっちゃったんだものね」
篤志の髪に頬ずりをした。綾子への愛おしさがどうしようもなく盛り上がる。
「おっぱい、触ってもいいかな」
勇気を出して聞いた。
「……いいわよ」
甘ったるいながらも、どこか覚悟を決めた声に聞こえた。抱きしめられた腕のなかで体勢を変え、湯のなかで揺れる乳房に片手を伸ばす。ぐにゃり──たわわな乳房を鷲掴みにし、すくい上げるように揉んだ。
「あうっ。あっ、あん、あっちゃん……」
「あぁ、姉さん……」
鷲掴みにした巨乳は、マシュマロみたいな感触だった。これほどまでに柔らかな肉がこの世にあるのかと感嘆するほどたおやかだった乳肉は、揉めば揉むほど淫靡な張りを増し、手のひらに吸いつくようなもちもちした手触りを露わにする。
しかも、見る者を圧倒させる量感そのままに、乳房はずしりと重かった。
「あっ、あん、いや。だめ、ふはぁ……」
「あぁ、興奮する」
揉めば揉むほど、グラマラスな乳房は淫蕩に柔肉を弾ませ、形を変えた。
蠱惑的に盛り上がる乳肉の先端には薄桃色の乳輪と乳首がある。さっきまで乳輪のなかに身を潜めていた乳芽が少しずつ下劣な力を漲らせ、むくむくと勃起し始めた。
綾子の乳首は大ぶりで、サクランボか野苺を思わせる。肉悦を煽られた篤志は、なおも乳肉を揉みしだき、伸ばした指で乳首を擦った。
「あん、あふぅぅ、いや、あん、あっちゃん、ふはあぁ……」
綾子は鼓膜を心地よくくすぐるあでやかな声を零し、女体をくねらせた。
深い胸の谷間で、ちゃぷちゃぷとお湯の飛沫が跳ねる。グミのような感触だった乳首はますます硬い痼りを増し、弾くたびに指を弾力的に押し返した。
「あふぅん、いや、恥ずかしいわ。だめっ、ふわぁ……」
淫悦を露わにし始めた綾子の声が、篤志の劣情を炙った。
「おっぱい吸っていい? もう我慢できない……」
「あぁ、あっちゃん、ふはあぁ……」
揺れ弾む淫乳をお湯のなかからすくい上げ、完全に露出させた。透明な雫にまみれた熟れ乳房は、朝露をまとったもぎたての果実のようだ。
「た、たまらない」
痼りきった大ぶりの乳首にむしゃぶりついた。
「ふわっ。あん、だめ、あぁ……」
舌を押し返す、弾力に富んだ乳首の感触が刺激的だった。んぢゅぷ、ぶちゅ、ちゅうちゅう。最初は弱く、少しずつ大胆に。わざと下品な音を立てて乳勃起を吸う。
「ふはぁ……いや、そんなに吸っちゃだめ。んあぁ……」
完全に痼りきった乳芽を吸引すると、熟れた裸体がいっそう妖しくくねった。吸うだけでなく、舌を踊らせてピンクの乳芽を舐め弾く。
「ひうぅ」
綾子はひくん、ひくんと身体を痙攣させながらかぶりを振り、篤志を押し返した。
「やだ、あっちゃん、恥ずかしい。ふはあぁ……」