本販売日:2006/03/23
電子版配信日:2008/02/29
本定価:660円(税込)
電子版定価:770円(税込)
ISBN:978-4-8296-1419-8
「姉さんには内緒よ。私と亮ちゃんが××してるなんて」
細い指を絡ませ、甥の肉茎を握る人妻叔母・恵美。
「恵美には言っちゃ駄目。私が呑んであげてるなんて」
若勃起に目を輝かせ、舌を這わせる未亡人叔母・朋子。
相姦の禁忌を越えて競い合い乱れ合う二つの完熟女体。
美しき叔母姉妹の狭間で味わう甘く危険な初体験。
めぐみ(36歳)叔母・伯母
ともこ(38歳)叔母・伯母
本編の一部を立読み
亮の目に、開かれた女の赤い裂け目がまともに飛びこんできた。仰臥している時には閉じられていた左右の花弁がヌメーッと開き、その奥の複雑な肉片の重なり具合までが露わになっていく。どこもかしこも露に濡れ、全体像はまるで活きている貝のように見えた。
そこに恵美は手にしたペニスの先端をあてがうと、緩く擦りつけていった。下から上、上から下と亀頭が露の助けを借りて滑る。ペニスの先端がジンジンと熱くなってきた。
「あああああ、熱い……すごくいい気持ち……」
亮の気持ちを代弁するかのように恵美が心の底から響くような声で呟いた。
「ぼ、ぼくも……初めてだよ、こんなにいいの」
「うれしいわ。亮ちゃんにそう言ってもらえると、教え甲斐がある」
そうだ、ぼくは生徒なんだ。もっと教わることがあるじゃないか。
その気持ちがすかさず、「叔母さん、もっと先を教えて!」という言葉となった。
「ええ、いいわ。ほら、これが最終楽章よ」
うわずった声を出しながら、恵美は浮かしていた腰全体を少しずつ沈めていった。
「あ……あァ……あーッ」
亮は自分の膨れきった分身が、まるで吸いこまれるように肉洞に潜りこむのをまばたき一つせずに見入った。思わず感嘆と快感の入り混じった歓びの声をあげた。
それはイニシアチブを取った恵美も同じで、妖しく光らせた目で二人の接合点に見入り、息をはずませた。
「う……ッ」
気張り声をあげて陰阜を亮の恥骨に押しつけた。あれほど長大だったペニスが嘘のように蜜壺のなかに姿を消していた。
しばらくの間、恵美は宙を見つめたまま、じっとしていた。その間もこわばりを咥えこんだ膣は休むことなく収縮を繰りかえして、じんわりと快楽のさざ波を亮に送りつづけた。
少年の欲望に、もう充分という言葉はなかった。何度となく射精を繰りかえしていたにもかかわらず、女肉に優しく揉みこまれたペニスは奥深い蜜壺のなかで跳ねて、その存在を誇らしげに示しつづけた。
「動いてる。亮ちゃんが私のなかでしっかり動いてる」
「ぼくも感じるんだ。叔母さんがぐいぐい強く締めつけてる。あー、とてもそれがいいんだ。たまらないよ」
「このままでいい? じっとしているだけでいいの?」
「どうするの?」
「ほら、こんなふうに……」
亮のまだ薄い筋肉しか張りついていない胸に両手をついた恵美はキュッと唇を結んで目を閉じると、ゆるりゆるりと腰を石臼を挽くようにまわしはじめた。