熟姉と弟・魔性の血淫

著者: 鏡龍樹

本販売日:1995/06/23

電子版配信日:2010/06/11

本定価:535円(税込)

電子版定価:660円(税込)

ISBN:978-4-8296-0627-8

シチュエーション

「フフフ、わたしの下着で何をしていたのかしら?」

深夜、突然ベットにもぐりこんできた姉・小夜子。

脱衣場から持ちだしたパンティは、憧憬と欲情に

熱くたぎった白濁の樹液でべっとり汚れている。

欲望を弾かせたばかりの若い肉棒にのびる白い指

登場人物

さやこ(33歳)姉

あさみ(15歳)女子学生

本編の一部を立読み

これは拷問だ。誘惑などではない。

小夜子の指が、股間にのびた。俊之の目の前で、淫らに股間のクレヴァスの辺りを上下しはじめる。

「あぁん。見える? 見える、俊之? 姉さんの指があそこを撫でてるのよ」

小夜子の息は乱れていた。

股間の高まりはもう限界に達しつつあった。はちきれそうになった肉棒がスラックスを擦るたび、俊之は身をよじった。

「あぁ……だめだ。我慢できないよ、姉さん」

「何が?」

小夜子は薄笑いを浮かべていた。

「姉さんに触りたいんだ」

俊之は歯を食いしばりながら言った。

「ダメよ。どこかで歯どめをかけなきゃいけないの。あたしもあなたも分別のある大人だわ。してはいけないことぐらいわかるでしょ」

そう言いながらも小夜子は指をせわしなく動かしている。

喉もとからは擦れた喘ぎ声さえもれはじめた。

「あぁぁぁっ……見てるだけよ。ちゃんと見ててね……あん」

パンティの中央部に染みが浮きでてきた。俊之は目を皿のようにして、その染みを見つめた。染みはみるみるひろがっていく。愛液が溢れているのだ。

「濡れてる……濡れてるよ、姉さん」

しきりに溜まる唾を何度も何度も呑みこんだ。

「あぁぁっ。そんなに濡れてる?」

「もう、ダメだ。しゃぶるよ」

俊之は唇をそこに押しつけようとした。

小夜子は両足を俊之の肩にのせ、押しかえした。

「さっき言ったことを忘れたの? あっ、うぅん」

小夜子の指はクレヴァスの上端の部分をこねまわすように動いている。俊之を退けながらも、愛撫はやめようとしない。

愛液の染みがひろがり、薄いナイロンの生地を通してクレヴァスの形が浮きでてきた。長さにして五センチぐらいの切れこみが、指が動くたびパンティに浮かぶ。形の整った肉襞さえうっすら透けている。

「こんなのないよ! 気が狂いそうだよ!」

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