教育実習生 二十一歳の特別授業

著者: 鏡龍樹

本販売日:2001/06/23

電子版配信日:2009/07/24

本定価:545円(税込)

電子版定価:660円(税込)

ISBN:978-4-8296-1041-1

シチュエーション

綾子の清楚な姿とひたむきさが嗜虐心をかきたてる。

真弓の快活さと涼やかな目もとが男たちを挑発する。

欲望、思慕、嫉妬。学校中の視線を浴びる教育実習生に

ひときわ強烈な渇望を向ける美少年と魔少年。

獣欲に衝かれた手が21歳の乳房を剥きだしたとき

二人の美身を教材にした特別課外授業が開幕した!

登場人物

あやこ(21歳)教育実習生

まゆみ(21歳)教育実習生

のりよ 女子学生

かずみ 女子学生

ゆみこ 女子学生

本編の一部を立読み

「いいわよ。だって、約束したじゃない。協定を守ってくれたら、ひとつだけキミの願いを聞いてあげるって」

真弓は右手をすっと伸ばし、少年の股間をズボンの上からやんわりと揉みしごいた。下半身がむずむずとし、肉棒が硬くなっていく。恥ずかしかったが、少年は真弓の瞳を見つめつづける。

「大きくなっているのね」

「だって……こんなことされると……うっ」

「もっと気持ちよくなりたい?」

真弓の目が細められる。なにかをたくらんでいるような、いたずらっぽい表情。

「う……うん」

少年は素直にうなずいた。淡い期待に、胸が張り裂けそうなほどふくらんでいる。彼女の唇を見る。ふっくらとしたやわらかそうな唇。もう一度、そこに触れることができるのだろうか。

栄司は彼女に顔を近づけようとした。

そのときだ。

進路指導室のドアが開き、一人の女性が滑るように室内に入ってきた。

もう一人の教育実習生、児島綾子だ。

「え?」

栄司は、ぽかんと唇を開く。

綾子は、栄司と真弓の姿を見ても、まったく動じた様子はない。むしろ、なにかを期待するような瞳で二人を見つめながら、ゆっくりと近づいてくる。ここに栄司と真弓がいることを、あらかじめ知っていたような表情だ。

「児島先生もあなたに感謝したいそうよ」

綾子を呆然と見ていた栄司の耳もとに、真弓が唇を押しつけるようにして囁く。

「え?」

栄司には、意味がわからない。なぜ、綾子がここにいるのか。どうして彼女が自分に感謝したいのか。

「どういう……こと?」

「彼女もあなたのおかげで助けられたの。あなたには、そんな自覚はないかもしれないけどね。彼女は目覚めたのよ。なににも束縛されない、自由な快楽に」

栄司にはやはりわからない。自由な快楽とはどういうことなのだろう。おろおろしていると、真弓の細い指が栄司のファスナーを引きおろした。屹立した肉棒がトランクスを持ちあげ、隙間からこぼれでてくる。

真弓はトランクスの前をかきわけ、なかから肉棒を引っぱりだした。教育実習生の指が肉棒に触れる。ふわりと温かく、理性を一瞬で溶かしてしまうほど心地いい感触をした指だ。二人の教育実習生の前でペニスをさらす羞恥に、全身が熱くなる。しかし、ペニスは嬉々とした感じで天井に向かって、屹立していた。

綾子は微笑みながら栄司の傍らに立つと、すっと右手を伸ばしてくる。彼女の指までもが、栄司のペニスに絡んできた。すべすべとしていて、とても綺麗な指だ。

美しい二人の教育実習生の細い指が、屹立した肉棒にやんわりと絡みついている。栄司は、口をぱくぱくさせながら、綾子と真弓の顔を交互に見た。

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