蒼い体験

高校生と二人のお姉さま

著者: 鏡龍樹

本販売日:2003/09/23

電子版配信日:2007/10/12

本定価:576円(税込)

電子版定価:660円(税込)

ISBN:978-4-8296-1223-1

初めての女性はセクシーすぎる29歳の従姉妹。

「智也くん……あたしの××舐めてみたい?」

刺激的すぎる甘い誘惑で、僕を夢中にさせる美鈴。

ふたりめの女性は、可憐すぎる24歳の実姉。

禁忌さえ忘れさせる愉悦と切ない昂りに僕は狂った。

大人の世界へ導いてくれる……お姉さまとの蒼い体験。

登場人物

ゆきえ(24歳)姉

みすず(29歳)従姉妹

本編の一部を立読み

「すごく大きくなってる」

由紀恵は嬉しそうに唇をほころばせ、ペニスに指を絡めてきた。姉の細くしなやかな指がペニスに触れると、亀頭の鈴口からとろりと透明な前触れの露がこぼれでる。

「ああっ」

智也は若竿にひろがった快感に、首をのけ反らせて官能の声をあげた。ペニスが官能の電流を帯びたように痺れる。由紀恵は手首をかえして、智也の屹立をしごいてくれた。

「それにすごく硬くなってる」

由紀恵はいきり勃った智也の肉棒をしごきながら、楽しんでいるような表情を浮かべた。職場である病院のなかで智也と交わる背徳行為に、姉もかなり興奮しているようだった。

「だって……気持ちいいんだ……くふぅ」

「もっと気持ちよくしてあげる」

由紀恵は口もとを妖艶にほころばせると、智也の前にひざまずき顔をいきり勃ったペニスに近づけてきた。

白衣を着た姉がフェラチオしてくれようとしている。その姿を見るだけで、智也のペニスはさらにぐぐっと反りかえった。

由紀恵は鼻先をペニスに近づけると、すっと息を吸いこみ匂いを嗅いだ。学校帰りだから、きっとペニスは臭うはずだ。智也は羞恥を覚え、身をよじらせた。

「あああ、姉さん。匂いなんて嗅がないでよ」

「あら。どうして? 智也だってわたしのあそこの匂い、よく嗅いでるじゃない」

そう言われるとかえす言葉もなかったが、ペニスの匂いを嗅がれるのは、気恥ずかしいものがあった。

「だ……だって……臭くない?」

智也は頬を赤らめながら、由紀恵を見た。

「いいえ。すごくいい匂いよ」

由紀恵は言うと、ふたたび智也の亀頭の匂いを嗅いだ。股間からは、噎せかえるような男の精の匂いが立ちのぼってきている。いい匂いとは言えないはずだが、姉はいやいや匂いを嗅いでいる様子はなかった。羞恥は覚えていたが、愉悦の気持ちも智也の胸にひろがっていた。

「あああ、そんな……焦らさないで。早くしゃぶってよ、姉さん」

智也は気恥ずかしさともどかしさに身をよじりながら、腰を突きだしペニスを由紀恵の唇に近づけた。

「ふふっ。いいわ」

由紀恵は形のいい唇を開き、智也の亀頭を口腔に咥えこんだ。姉の口腔の温もりが、ペニスにじわりと沁みこんでくる。

「はあぁぁ」

智也は惚けたような声をもらし、全身をぶるぶるっと震わせた。亀頭を包みこんだ姉の口腔の感触は、智也の性感を一瞬で沸騰させた。

とろけるような快感が、ペニスの先端から下半身全体にひろがっていく。由紀恵は亀頭にやんわりと舌を絡めてきた。

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