母は美人校医

放課後の凌辱保健室

著者: 高竜也

本販売日:1994/08/23

電子版配信日:2010/10/08

本定価:535円(税込)

電子版定価:660円(税込)

ISBN:978-4-8296-0570-7

シチュエーション

眼前に突きだされた少年の青き剛直が

章子の目を、鼻孔を、下半身を直撃する!

放課後の保健室、美貌の女校医に性の悩みを

打ち明ける高校生の目的は欲望の処理!?

猛々しい一物に白い指が絡まり、もれる生息……

その噂が一人息子の耳にも届いた時、悲劇が……

登場人物

しょうこ(36歳)女教師

まゆこ(18歳)女子学生

本編の一部を立読み

「もっと……」

章子は自分の呟きに気づかなかったが、亮太の耳は、はっきりとその声をとらえた。クリトリスを、まるで空気をそよがせるように掃きつづけた結果だった。

「もっと」は、もっと舐めてほしいではなく、もっと強くして欲しいのだと、亮太は理解した。しかし、章子の言うなりになってはならない。むしろここからが本当の正念場だと思った。自分に我慢を強いるのはつらいが、相手が屈服したときの勝利感は得難いものがある。執拗に単調な動作を繰りかえした。

うねっていた章子の女体が、連続して小刻みに震えるようになった。呼吸もせわしなくなっていた。なによりも顕著なのは、溢れる媚液の多さだ。だから生臭さもいっそう強烈になった。

満を持して亮太は、ぬめった女の性液を舌全体で舐めあげた。

「ひいーっ!」

火傷した皮膚が、一気に剥けたような痛みが生じた。しかしこの痛みは、快感と同質のものだった。

本能的に手を伸ばした章子は、しっかり亮太の頭をかかえこみ、陰阜に押しつけた。同時に腰全体をブリッジ状に持ちあげて、より強い接触を求めた。

このチャンスを亮太は逃さなかった。すぼめた舌を一挙に突きだした。

棒状になった舌は、膣口の陰唇をめくりあげ、奥に侵入した。舌のざらついた部分が、同じようにざらつきの感じられる膣壁を擦りあげた。

その心地よさに、章子は今まで喉の奥に封じこめていた快楽の声を、一気に吐きだした。

「あーっ、いいっ……」

短い言葉に、章子の快楽の深さが凝縮されていた。

しかし亮太は、すぐさま舌を引き抜いてしまった。

「あ、いやあ……いやぁ!」

空虚になった膣の切なさに、章子は全身をよじって抗議した。

「入れて!……もっとして!」

普段の章子が言ったのではない。別の人格を持った、章子の幻影が叫んだのだ。

「したいかい? 先生」

「したい……入れて! 早く……」

とうとう言わせたぞ……。

亮太も章子の真の欲求の声を聞くと、さすがに落ち着いていられなかった。先端から溢れた歓びの露は、幹だけでなく袋からアヌスにまでひろがっていた。

亮太は、すぐさま中腰になった。

章子は霞んだ目を肉棒に向けていた。持ち主が生徒であることを忘れているかのようだった。今、章子の眼中にあるのは、燃えさかる肉体を癒してくれる偉大な男の象徴だけだった。

入ってくる。アレが、私のなかに入ってくる……。

その瞬間を思うと、全身がブルブルと震えた。花芯も痙攣し、洪水のように、淫らな溶液が溢れだした。

章子は見た。亮太が肉棒の鈴口から滴る露を右手の人差し指になすりつけるのを。その指を、これ見よがしに充血した割れ目へ当てがい、擦るのを。

「あーっ、ああああっ……」

気が遠くなりそうだった。触られている個所がジンジンと疼く。その疼きを少しでも癒したくて、いやらしく腰をせりあげ、亮太の指に粘膜を押しつけた。

「お願い、入れて!」

「とうとう、したくなったね」

「は、早く、すませて欲しいの」

「負け惜しみを言うなよ。おれはしなくたっていいんだ。自分ですませようと思えばすませられるからね」

長大に伸びきった肉棒を右手で擦りだした。先端に溜まっていた露が弧を描いて宙に舞った。

「あーっ、駄目ェ」

章子の頭に、隆之が同じようにしている姿が浮かんだ。そのイメージが、目の前の亮太と重なった。

駄目、そんなことをするくらいなら、私が慰めてあげる。私の熱い体で……。

心の奥に潜む、欲望の声がそう叫んでいた。

「おれ一人でしちゃ駄目ってことか?」

亮太は肉棒を右手から解放した。垂れた粘っこい露が、章子の恥毛を濡らした。

「早くして……」

哀願調の声に、亮太は満足げな笑みを浮かべた。小腰をかがめて亀裂に見入り、すっかり充血して厚ぼったくなっている陰唇をめくった。

ピクンッと跳ねた。ちょっとした刺激にも敏感に反応する女体を、亮太はくまなく眺めた。

「先生のオマ×コ、すごく欲しがってる……そうだろ」

恥ずかしい言葉を吐く亮太を、章子は恨めしそうに見あげた。

「どうなんだよ、先生……言わなきゃしてやらないよ」

またも肉棒を擦りあげた。

「ああっ、気持ちいい……出ちゃいそうだ」

章子の存在をわざと無視して、自分だけの快楽を追っている少年に、章子は怨嗟の目を向けた。

「お願い……待って……」

亮太は手のスピードを緩めた。ゆっくりと擦りながら、章子を傲然と見おろしている。

「言うから、そんなことしないで」

ようやく亮太が肉棒から右手を離した。

「欲しいの」

「だから、どこが?」

「私の……オマ×コ」

言い終わった途端、章子は今までがんじがらめにされていた束縛から解放されたような爽快感を覚えた。この快感は、理屈では言い表わせなかった。

「よく言ったぜ、先生」

嬉々として肉棒を振りたてながら、亮太が上半身を前傾させた。硬い一物がヘソや下腹や陰阜を叩く。

章子は自らの意志でこわばりを掴んだ。弾むような脈動をてのひらに感じ、セックスの実感が急速に膨らんだ。ためらいもなく割れ目に導き、くびれの部分をつまんで、疼く粘膜に亀頭を擦りつけた。

火で焙られたように熱い疼きが走った。

「うーっ、いい!……うーっ……ハーン……」

今まで閉じこめていた真実の声を吐露したことで、快感が何倍にも膨らんだ。

「そんなにいいの?」

亮太も聞かずにはいられなかった。

「いいわ。とってもいい……あああ、たまんない!」

「とうとう本音を吐いてくれたね。もう一度言ってくれよ」

「……気持ちよくって、たまんないの」

「本当なんだね」

「あああ、なんていけない人なの……こんなことをされたら、誰だって女は……」

「気持ちよくなるんだ」

「その通りよ。ああ、死ぬほど恥ずかしい……」

「恥ずかしさを、取り除いてやるよ」

突然、亮太は大腰をしゃくった。章子の手から離れたこわばりが、さながら路面のコンクリートを打ち砕く削岩機のように肉路を貫いた。

歓びの甲高い声が、閉めきった室内の空気をピリピリと震わせた。

そのとき、二人の背後に黒い人影が近寄った。

荒々しく抜き差しをはじめた亮太の背後に忍び寄った影は、花瓶を振りあげた。

夢中になって少年にしがみついていた章子が、人影に気づいて悲鳴をあげた。

その声を亮太は、歓喜の叫びと感違いした。直後に亮太の後頭部で鈍い音がした。

亮太が前傾姿勢をとった瞬間だったので、花瓶は狙った場所から下にはずれて、首筋の上の窪みを直撃した。亮太はつぶれたような声をあげ、章子からずり落ちた。

抜けでた濡れた肉棒の先端から、噴水のように白濁した液体が噴きあげた。

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