両隣の癒し妻

著者: 村崎忍

本販売日:2013/10/23

電子版配信日:2014/02/28

本定価:734円(税込)

電子版定価:770円(税込)

ISBN:978-4-8296-1964-3

「こんなにオチン×ンを硬くするなんて、罪な子ね」

少年の前に蹲り、怒張を愛でるように咥えこむ若妻・麻美。

「お隣の若奥さんよりも、ずっと気持ちいいでしょ」

騎乗位で肉茎を締めつけ、腰を淫靡に振り乱す熟妻・京香。

27歳と36歳――両隣の人妻が一人暮らしの高校生を

危うい色気で虜にする、大人への悩ましすぎる手ほどき!



●もくじ



プロローグ

第一章 右隣の若妻~濡れ下着と10本の魔指

第二章 左隣の熟妻~こってりすぎるフェラ指導

第三章 36歳の招待~浴室の密着・寝室の誘惑

第四章 27歳の嫉妬~少年にすがりつく「女」の素顔

第五章 両隣の人妻~世界一甘い誕生日プレゼント

エピローグ

登場人物

あさみ(27歳)人妻

きょうか(36歳)人妻

本編の一部を立読み

「……京香さん、もう僕……」

「……苦しいのね? いいわ、私のなかで楽になりなさい」

待ちかねたように拓海が傍らへ退き、京香の足もとにまわりこんだ。大股開きの中心に割りこんできたが、ふいに身動きをとめてしまう。

「あの──このまま入れても大丈夫なんですか? なんだか、すごく狭い気が……」

いびつな膣口のなかには、桃色の柔襞が幾重にもひしめいて孔と呼べるほどの隙間はない。京香は後ろ手をついて身を起こし、少年の屹立をつかんだ。

「まだ自分で入れたことはなかったものね。今後のために、よく見ておきなさい」

ペニスの先を花唇にあてがい、上下に滑らせて壺口と噛みあわせる。巾着状のいびつな環がひろがり、チュプッと鈴口のあたりを咥えこんだ。

「これでいいわ。ゆっくりと入れてみて」

茎をつまんだままで指示すると、拓海が頷いて腰を押しだした。ヌゥッと伸びひろがった壺口が、真紅の肉冠を呑みこんでしまう。

結合の瞬間を目の当たりにして、拓海が目を丸くした。

「うわ、先っちょが簡単に入っちゃった……」

「ん──簡単なんかじゃないわ。拓海くんのは、すごく立派だもの。これだけ潤っていても、少し突っ張る感じがするのよ」

そっと棹を引いて抜いてみようとすると、男のえらが内側で引っかかっているのがわかった。京香は肉茎から手を離し、大股開きの中心を見やる。

(それにしても、すごい光景だわ……普段は私も、つながっているところなんて見ないから)

黒々と茂った絹草の向こうに、節くれ立った剛直が突き立っていた。未熟な少年をたぶらかして招き入れた背徳感に、背筋がゾクッと粟立つ。

「そのまま、奥まできて。全部、入れてもいいのよ……」

「は、はい。やってみます……」

頬を赤らめて見つめあった二人は、結合部に視線を戻した。拓海が股間を突きだすにともない、野太い肉茎が音もなく京香のなかへ滑りこんでくる。

茎の半ばが隠れ、根元まで花唇に咥えこまれて完全に見えなくなった。鬱蒼と茂った絹草と若草とが入り混じる。

(ん──届いてる……)

熱くぬかるんだ胎内が満たされ、袋小路でトンと震動が響く。弓なりに反りあがった少年の尖端が、肉路の臍側にある子宮を持ちあげていた。

「は、入りました……僕のが、全部……」

充塞を確認するように、拓海が肉茎をひくつかせる。吐瀉に似た震えを浴びせられるだけで、女の密室に快喜がこみあげた。

「ちょっと、動いてみますね」

正座を崩したような姿勢で、拓海が股ぐらを前後にくねらせる。抜けだしてきた茎胴が淫靡にきらめいては、ふたたび花唇にもぐりこんだ。

結合部に残ったぬめりが練りこまれ、ヌチャヌチャと妖しく囀る。

「すごいや。他人の体のなかに、出たり入ったり……」

交合の眺めに固唾を飲んだのは、十代の少年だけではなかった。出産を経験した人妻にとっても、あまりの生々しさに体温が上昇してしまう。

(こんなの、動物の交尾と変わらない……今さらだけど、こんなことを子供に教えて本当によかったのかしら……)

罪の意識に苛まれながらも、日常を逸脱している解放感に心が躍った。後ろ手で支えた上体を反らして、たわわな胸のふくらみを高々と突きだす。

「そうよ。大人たちは隠れて、こうやって愛しあっているの。拓海くんも私のなかで、一人前の大人になったのよ」

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