美蜜病棟

叔母と看護婦と研修医

著者: 尾崎嶺

本販売日:2005/04/23

電子版配信日:2007/08/01

本定価:660円(税込)

電子版定価:770円(税込)

ISBN:978-4-8296-1347-4

シチュエーション

女の身体を知りたいのね? いいわ、教えてあげる……

婦人科診察室を覗いた篤志に囁きかける美人看護婦。

まだ男の人を治療するのが苦手で……練習させてくれる?

羞じらいとたどたどしさがそそられる、処女研修医。

でも、少年が求めたのは、叔母であり、女医である英里子。

33歳のすべてを貪りたい――一途な想いが禁忌を破る瞬間!

登場人物

えりこ(33歳)叔母・伯母

はるか(25歳)看護婦

さとみ(25歳)女医

本編の一部を立読み

「もしかして……これで挟めってこと?」

ようやく篤志の思惑を見抜いたのか、英里子は自分の乳房を両手で揺すると、眉を顰めて見上げてきた。篤志は唾を呑みこみ、小さくうなずく。

「まったく、どこで覚えたのよ、こんなこと」

苦笑いを浮かべながらも、漲った肉棒に上半身を押しつけてくる。

「おああ……」

ふんにゃりとした柔らかな感触に、肉棹が包まれた。予想通り、深い乳房の谷間は肉棹をすっぽりと包みこんでいる。赤紫色に充血した亀頭が白い乳房に挟まれているのが、たまらなく淫靡だった。

「こんなこと、気持ちいいの?」

英里子は呆れた表情で見上げながら、両手で寄せた乳房の谷間で肉棹を擦りつける。

「す、すごく気持ちいいっ!」

なんといっても理知的な女医の英里子が、AVまがいの行為をしてくれているのだ。それだけでも快感が倍加していくのに、柔らかい乳房の吸いつくように包みこむ心地よさがたまらない。

肉棹の先端は英里子の顎にまで伸びている。さらなる欲望が、躊躇うこともなく口から飛びでる。

「そ、そのまま……口でして」

「もう……バカ」

ある程度予測していたのだろう。英里子は、渋々といった感じながらも首を折り、乳房に挟んだまま顔をのぞかせている肉棹の先端を口に咥えた。

「うあああっ!」

ボルテージが一気にあがった。

英里子が、怜悧な女医の叔母が、パイズリをしながらフェラチオをしているのだ。それは、これまで目にしたどんなAVより、聡美との二度にわたるセックスよりも激しく快感を高めていく。一度は抑えた臨界点への暴走が、再び加速しはじめた。

「お、叔母さん、ぼ、僕、もう……」

篤志の反応に呼応するように、英里子はさらに激しく乳房を揺すり、肉棹を舐め扱く。加えつづけられる甘美すぎる刺激に、樹液の安全弁が臨界点を迎えた。

「ああああっ!」

熱い粘液が尿道を駆けあがっていく。そして、咥えたままの英里子の口腔に勢いよく放たれていった。

まさに、下半身が砕け散った感覚だった。

全身を強い電流が駆け抜け、すべての感覚が肉棹に集約していく。その肉棹に、こくんという振動が伝わった。

(ああ、叔母さんが……叔母さんが僕のを呑んでくれてる……)

憧れつづけていた叔母との禁忌を超えた行為は、聡美の時など較べるべくもない快感と余韻をもたらした。

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