「匂いだけじゃない、これがお姉さんの本物よ」
沁み下着に欲望を放つ弟の純情を知ったときから、
同級生少女に童貞を奪われる姿を目撃した夜から、
美咲の火照った身体は、相姦の罪を覚悟していた。
「さあ私の××、嗅いで、味わって、貪って」
禁忌を乗り越えてなお、欲しいものがそこにある!
みさき(28歳)姉
きょうこ(18歳)女子学生
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(うわあ……)
目の前の光景に太智は息を呑んだ。
黒いショーツが美咲自身の手によってゆっくりと引きおろされていく。
杏子と違い、きちんと手入れされた翳りが目に飛びこんできた。ビキニラインに青い剃り跡が残っている。美咲がバスルームで自らの股間の手入れをしている姿を想像すれば、許容量をはるかに超える血流が肉棹をはち切れんばかりに膨らませていく。
ショーツは裏返りながら太腿をおりていく。
逆三角形が股間を頂点とした正三角形へと形を変えていく。漂いはじめた強烈な乳発酵臭にうっとりとしながら瞬きもせずにショーツの動きを見つめている瞳に、驚愕の光景が飛びこんできた。
「!…………」
言葉にならなかった。
穿いているときに目にした、クロッチにひろがりはじめた濡れジミ。
(この裏側を見てみたい……)
今目の前に晒されてゆく、叶えられてゆく望みに、想像を超えた光景に瞳が釘づけになる。そして痛いほど肉棹を脈打たせていく。
(うおおおっ、す、すごいよ姉さん!)
陰毛の陰にその形だけが浮きあがる肉襞のシルエットから離れゆくクロッチの裏側には、白濁した、まるですりおろしたとろろのような濃い粘液が太い糸を何本も引いていた。
黒いはずのクロッチはヨーグルトを塗りたくったように白く染まり、滴る粘液によってシミの面積を今もひろげている。
乳発酵臭はさらに強まり、肺腑の隅々にまで満ちていく。
やがて片足ずつショーツを脱いだ美咲は、ガーターストッキングだけを脚にまとった淫靡な姿で目の前に立っていた。
「ど、どう、見える?」
心なしか声がうわずっているように聞こえる。
太智は唾を呑みこんで、覗きこむように秘唇を見上げた。
「み、見えるよ……姉さんのあそこ」
クロッチから引き剥がされた粘液の糸は太腿に貼りつき、柔らかな内腿を伝いおりていく。
源泉である秘唇は、ねっとりとした粘液がまぶされた肉襞の入り組んだ花園だった。
ぽってりとした赤みがかった肉厚の襞のなかに、弾力性に富んでいそうなやや細めの襞がうっすらと口を開いている。
肉襞と秘毛の境目には杏子よりもひとまわりほど大きな肉真珠が愛蜜に濡れ、ローズピンクの輝きを放っていた。
初めて見る姉の秘唇は、背徳感も相まって杏子のものよりさらに美しく、淫靡だった。
そして太智の視線を釘づけにしたのは、その豊かな粘液だった。複雑な肉襞のそこかしこから、幾筋もの粘液が糸を引き、太腿へと伝い流れているのだ。
(ああ、姉さんの愛液、舐め味わいたい……)
ショーツでしか知ることのなかったフレッシュな美咲の愛蜜に、期待に震える喉が鳴る。
「な……舐めても、いい?」