義母の黒い下着に狂わされて

著者: 尾崎嶺

本販売日:2003/01/23

電子版配信日:2008/07/04

本定価:576円(税込)

電子版定価:660円(税込)

ISBN:978-4-8296-1167-8

シチュエーション

「いいのよ、入れても。私とセックスしたいんでしょう」

黒いランジェリーだけを身にまとい妖しく微笑む若義母。

はちきれんほどの乳房が揺れ、太腿も露わな煽情的な姿に、

少年の肉棹は激しく脈打ち、獣欲はさらに加速していく。

濃密な牝香に満ちた部屋で美しくも淫猥な29歳が誘う蜜戯。

直斗を待ち受けるのは魔罠か、それとも倒錯の楽園か?

登場人物

るりか(29歳)義母

さな 女子学生

本編の一部を立読み

「お願いだよ。どんなことでもするから、させてくれよ」

時も場所も選ぶ余裕などなかった。プライドさえいらなかった。今そこにある秘唇こそがすべてだった。

「させてくれよじゃなくて、させてください、でしょう?」

瑠璃香は勝ち誇ったように口の端に笑みを浮かべている。

「さ、させて……ください」

この滾る欲望を吐きだすためなら、濡れそぼつ秘唇に肉棹を突き入れることができるのなら、どんな言葉であろうと屈辱ではなかった。

「あお向けになって」

胸を高鳴らせ、命じられるまま畳の上に寝そべった。肉棹が天を突いてそそり勃っている。瑠璃香はゆっくりと膝を立て、直斗の下半身にまたがってきた。

先走り液を吐きだして濡れる亀頭のすぐ真上に秘唇が口を開いている。肉襞を伝い落ちる愛蜜の滴が、亀頭の先に糸を引いていた。

「ふふ、本当に、どんなことでもするのね?」

瑠璃香が淫蕩な笑みを浮かべて見おろし、右手をそっと肉棹の根元に添えた。

「ううっ、す、するよ。だから、早く……」

腰を突きあげれば今にも入りそうなくらい、肉棹と秘唇が近づいている。白濁した愛蜜の滴が鈴口に垂れ落ち、透明な先走り液と交わりはじめている。

「するじゃなくて、します、でしょう? それに、大きな声を出さないで。隣りに聞こえちゃうわよ」

「します。しますから……だからお願いです」

たしなめられ、小声で懇願する。完全に主従関係が築かれようとしていた。

「口を開けなさい」

命じられるまま口を開けた真上に、瑠璃香の顔が近づいてくる。

「服従を誓うなら、呑めるはずね」

その言葉に、これからされることがはっきりとわかった。直斗は小さくうなずき、口を開けたまま待った。

整った形をした瑠璃香の唇が尖り、白く泡立った唾液が大量に糸を引いて落ちてくる。直斗は迷うことなくその滴を舌先に受けとめた。

空気に晒された大量の唾液は、ひんやりとした感触で舌先に絡まり、喉を潤していく。

唾液の糸が細く途切れる間際、瑠璃香の唇が直斗の口を塞いだ。

(ああ、瑠璃香さん……)

甘い吐息が肺腑を満たす。重ねられた柔らかな唇の間から、さらなる唾液が流しこまれる。

そして、瑠璃香が掴んだ肉棹の先端が秘唇の合わせ目に触れたかと思うと、ゆっくりと熱くぬめる肉壺のなかに呑みこまれていった。

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