熟妻専科

本販売日:2003/09/23

電子版配信日:2007/10/12

本定価:734円(税込)

電子版定価:770円(税込)

ISBN:978-4-8296-1225-5

濃厚な女のフェロモンを発散してやまない熟妻、

満たされずに抑圧された性はいつ癒されるのだろう。

凌辱、倒錯、背徳…せめぎ合う罪悪感と獣欲のなかで知る。

熟妻――その響きは男を狂わせ、虜にするのだと。

下着の誘惑、相姦の淫惑、被虐の禁惑、肛姦の魔惑……。

理性・願望・愉悦に揺れ動く八人の熟妻――衝撃の末路!

登場人物

はつみ(29歳)人妻

まさみ(29歳)人妻

けいこ(33歳)人妻

あきこ(37歳)人妻

あけみ(38歳)人妻

本編の一部を立読み

「こうしてみたかったんでしょう?」

V字型に開かれたしなやかな脚が顔の脇に伸びている。靖之は迷うことなく白く柔らかな脹ら脛に唇を寄せた。

「ああ、慶子さん……」

「ああっ!」

慶子の切なげな声が響く。靖之は脹ら脛に這わせた舌を、きゅっと締まった足首へ向けて進めていく。慶子は拒むことなく舌先が這いまわるままに脚を曲げていく。

「そっ、そんなとこっ!」

慶子の驚くような声があがった。桜貝が並んだような形よいつま先を靖之が口に含んだのだ。

小さなつま先は口腔内にすっぽりとおさまり、舌先でつま先の指を丹念に舐めあげていく。塩辛い汗の味がしたが、不快な味ではなかった。むしろ夫でさえ舐めないであろう慶子のつま先を味わうことに、言いしれぬ喜びを感じていた。

たっぷりと舐め終えると、今度はもう一方の脚へと舌先を這わせる。慶子はうっとりとした表情でつま先を舐め味わわせていた。

つま先を舐め味わいながら視線を落とせば、ぱっくり開いた脚の付け根に慶子のすべてが晒されている。

靖之は肉棹を握りしめ、上向きにぱっくりと開いた肉洞に肉棹を近づけていく。

(慶子さんのオマ×コに入れられるっ!)

靖之はつま先を頬張りつつ、肉棹を秘唇に近づけていった。

「んっ、ふうんっ……」

ぬちょっと熱く湿った感触が亀頭に走った。濡れそぼった肉襞の合わせ目を滑らせるたびに、慶子の切なげな声があがる。

さすがに手探りでは位置がわからず、つま先から唇を離して肉棹を掴んだ手もとを覗きこみ、肉棹の先端で濡れそぼつ粘膜を探る。もしも一度放出をしていなければ、このねっとりとした粘膜の感触だけで果てていただろう。

「そう、そこよ」

亀頭がぬぷっと潜りこんだ瞬間、慶子が囁いた。靖之は一気に腰を沈めた。

「うおおおおおっ!」

「んはああっ!」

悲鳴が同時にあがり、ぶちゅっという濡れた粘膜が擦れる音とともに、肉棹が熱く蠢く蜜壺のなかへと呑みこまれていった。

(す、すごいっ! 慶子さんのマ×コに入ってるんだ!)

肉棹に幾重もの襞が絡みつく。内股のストレッチの姿勢は強烈な引き締め効果を生みだし、まるで生き物のように肉棹を締めつけていた。一度果てていなければとっくに暴発してしまっているに違いない。

覗きこむように結合部を見おろせば、肉棹が出入りするたびに白濁していた粘蜜が溢れだし、白い尻肉を伝っては銀色のマットレスに水たまりを作っていた。

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