女教師堕落論

著者: 望月薫

本販売日:2004/07/23

電子版配信日:2007/08/01

本定価:628円(税込)

電子版定価:660円(税込)

ISBN:978-4-8296-1294-1

新体操部顧問・結城茜の携帯電話に入った無慈悲な命令。

姿なき犯人に、煽情的なレオタードを強制され、演技する。

生徒の視線が乳房を舐め、双臀を撫で、股間を抉る……。

恥ずかしい……なのに、身体が疼いてしまうなんて……。

茜の中で、聖職者にあるまじき、露出の快感が芽生えゆく。

すべては、生徒の身代わりになるためだった、のに……。

登場人物

あかね(24歳)女教師

あやか(18歳)女子学生

本編の一部を立読み

「わかりました……茜、裸になって演技します……」

さすがに生徒たちに向いて脱ぐ勇気はなかった。のろのろと立ちあがった茜は、藤木の背中にまわった。そして、固唾を呑んで見守る生徒たちの視線を全身に感じながら、レオタードを手早く脱ぎ捨てた。

「おぉっ」

生徒たちの間からどよめきがあがる。

茜はベンチの上にあるリボンを手に取って、目を瞑った。

(あぁ、あなたたち、茜のおっぱいやオマ×コを見たいのね……いいわ……見せてあげる……)

茜は覚悟を決めると、さっとリボンをひと振りして演技をはじめた。

右手でリボンを操りながら、右手を乳房に伸ばす。そして膨らみを搾りだすように揉みながら舞った。かと思うと、大胆に股を割って、リンボーダンスのように股間を突きだす。当然、媚肉は生徒たちの突き刺すような視線に無防備に晒される。さながら、新体操をしながらストリップをしているようにも見えた。

茜の舞は、とてつもなくエロティックで、それでいて女神のような気高さをも感じさせるものだった。

「俺、夢を見ているようだ」

「あ、ああ。……先生と一発やれたら、死んでもいい……」

「でも見ろよ、先生のアソコ、びしょ濡れだぜ」

「それに乳首だって、あんなに尖っているぞ」

ひとりの生徒が、たまらなくなって若茎を取りだす。それを見て、残りの男生徒たちも、もどかしげに膨れあがった一物を取りだしてしごきはじめた。

(みんな、オチン×ンを出している……)

生徒たちの股間から突きでている肉棒のすべてが、茜を向いていた。激しく擦りあげられて肉棒は赤黒く充血している。

(駄目、そんなこと)

茜は、自分の股間が代わるがわる生徒の性器によって抉られているような錯覚に陥った。

(ここよ、ここが茜のオマ×コよ……)両手の指で、自ら花びらを押しひろげる。

淫蜜にぬめぬめ輝く鮮やかな桜色の粘膜が、複雑な襞とともに生徒たちの目にさらけだされた。

「なかまで丸見えだ……」

「あ、あれが、アノ穴だろ?」

ほとんどの生徒が、女の神秘を目の当たりにするのは初めてだった。それも入学以来憧れつづけていた美教師の性器なのだ。暴発に耐えながら、血走った目で茜の花芯を見つめる。

新体操の演技の時間は、通常一分半から一分五十秒である。その時間はとっくに過ぎていた。さすがに息もあがってくる。

茜はくるりと前転すると、素早く立ちあがりバランスの姿勢を取った。右足を大きく跳ねあげ、性器が丸見えになっているにもかかわらず静止した。そして胸を反らせて最後にリボンをひと振りした。

それがフィニッシュだと生徒たちにもわかったのだろう。

「うっ!」

いっせいに数本の肉棒から劣情が吐きだされた。

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