若妻・誘拐

恥辱の42日間

著者: 鬼木鉄二

本販売日:2004/09/23

電子版配信日:2007/08/01

本定価:597円(税込)

電子版定価:660円(税込)

ISBN:978-4-8296-1309-2

シチュエーション

若妻・弥生の幸せな人生はその日から激変した!

誘拐犯と二人きりの密室でひたすら犯される日々。

「ああっ、ゆるして……いやっ! イ、イクッ」

憎むべき男に極めさせられる屈辱、そして絶望。

女陰に、口に、裏門に、白濁液を注がれる42日間。

恥辱の果てに27歳の人妻が選んだ、衝撃の未来!

登場人物

やよい(27歳)人妻

本編の一部を立読み

(なに、これっ……こんなに大きいなんて……)

とにかく苦しい。さほど痛くはないのがせめてもの救いだが、夫のもので、こんな思いを味わったことはなかった。身動きさえままならない。

不意に、形よく尖った顎先を上向かされる。

「鏡、見てよ。見えるでしょ?」

薄目を開けると、硬く太い柱が、ひろげた両足の間へぐっさりと突き刺さっていた。

(嘘……本当に、入って……)

目で見ても、やはり実際の姿とは思えない。本当に根元しか見えていないのに。

「ねえ、なにが入ってるの? 弥生さんの、ここに」

言いながら、わざわざ指で割り開かれる。みっちりと押しひろげられた陰門が、よく見えるように。

「ね、教えてよ、弥生さん。なにが入ってるの?」

「いやっ……言えませんっ」

弥生は首をかすかに横に振って、もはや絶えだえの息で答えた。

しかし、もちろんこの状況では、弥生に拒否する権限などない。

「言えないの? じゃ、千秋ちゃんに教えてもらおうかな。お父さんのは見たことあるだろうし、ビデオで見せてあげたら」

「だめ、そんなっ……」

「なら言ってくれる?」

あまりにも卑劣な取り引き。だが、そんな取り引きを成立させるためだけに、この男はそれこそなんでもやりかねないのだ。

「言いますっ、言いますからぁっ!」

頭のどこかが焼き切れそうだったが、弥生は己の心を捻じ伏せるしかなかった。そんな具合では、なにを言えば相手が満足するかを考える余裕など、あるわけもない。

「なにが入ってる?」

「あ……ぇ、えっ……」

「言えない? 恥ずかしいの? じゃあ、教えてあげるからね」

耳もとに、言うべき言葉を囁かれる。知ってはいる単語だ。

「さ、言ってみて、弥生さん」

子供のころはともかく、口にした覚えはついぞない単語だった。だが言わなくては。

「おっ……ぉ、ちん×ん……太い、おちん×んが、あっ!」

下品な言葉を言わされる恥ずかしさで、もう死んでしまいたいくらいだ。しかも、切れ切れに口にする間、くいくい、と下から腰を使われる。わずかな動きだけでも、奥を小突かれて苦しいのに!

「太いおちん×んが……奥まで、きて……きてるん、ですっ……」

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