未亡人女教師と新任女教師
本販売日:2009/02/23
電子版配信日:2010/11/05
本定価:817円(税込)
電子版定価:880円(税込)
ISBN:978-4-8296-1625-3
「先生、今ね、とっても淫らな気分なの……」
濡れたブラウスに透ける女教師の柔らかな乳房。
太腿の付け根には漆黒の翳りを隠す極小下着が!
したたかな年上の思惑を噎せかえる色香に隠し、
甘えん坊な教え子を誘惑する29歳と24歳。
神瀬知巳が描く「世界でいちばん甘い」初体験!
●もくじ
第一章 はじめての異性は年上の女教師
第二章 僕の悩みを解決してくれる未亡人の美唇
第三章 第二の誘惑者は新任女教師
第四章 甘えん坊な僕を大人にしてくれる女(ひと)
第五章 かわいい先生 vs. いけない先生
第六章 放課後の同居生活【甘い三人暮らし】
エピローグ
ひとみ(29歳)女教師
れいこ(24歳)女教師
本編の一部を立読み
(ああ、遼一くんの初めてを、わたしが……挿入だけなのに、イッちゃいそう)
互いの腰と腰がぴたりと合わさっていた。女教師は、十三歳年下の少年に下から抱きついた。遼一の最初の女になった事実を思うと、快感の波が甘く泡立ち、女体をとろけさす。半開きになった紅唇からは、溜息がひっきりなしに漏れた。
(高校生のはち切れそうなモノを咥え込んでる。……いいわよね。許してもらえるわよね。六年も我慢したんですもの。辛抱したんですもの――)
胸に湧き上がるのは、亡き夫、教え子たち、同僚、そして己への弁解だった。教師と生徒である以上、どんな言い訳をしても説得力を持たない詭弁とわかっている。それでも今は、罪深さを噛み締めるよりも、後悔と悲嘆に暮れるであろう事後に考えを及ぼすよりも、遼一の男性器をじっくりと味わっていたかった。
「あ、あうう……こんなに気持ちいいなんてっ」
声の出ないひとみの気持ちを、遼一が代弁してくれる。一本の太い杭を、下腹に打ち込まれたようだった。肉柱の充塞で子宮が圧迫され、切っ先が子宮頸管にグリグリと擦れていた。
(奥に届いてるんだもの。隙間なく填り込んで、お腹が引きつって……なんていい味わいなの。ああっ、夫よりも逞しいわ)
亡き伴侶の男根よりも、遼一の方が硬く太いことを未亡人は秘肉全体で噛み締め、次いで優劣を付けるように頭の中で比較することの下劣さに思い至った。
(いけないわ、あの人と遼一くんのコレを比べるなんて真似、しちゃいけないのに)
破廉恥だと己を叱りながらも、最愛の夫との性愛の思い出が色褪せていくことを、ひとみの身体は否定出来ない。それほど遼一の雄々しいペニスは年上の女には眩しく、圧倒的だった。
「我慢出来ない。動くよ先生」
遼一が腰を振り始めた。汗ばんだ肌がヌメって擦れ合い、腫れぼったくなった膣粘膜を擦られる。迸る愉悦に、紅唇からよがり声が勝手にこぼれ出た。
「あっ、ああっ、遼一くん、激しいわっ」
ひとみは遼一の肩に顎を乗せ、ぎゅっとしがみついて喘いだ。腰紐のほどけた黄色いビキニボトムが、ソファーの肘掛けに引っかかって残っているのが見えた。それが遼一の腰遣いに合わせてゆれていた。
(オチン×ン叩き込まれてる。わたし、教え子とセックスしてる)
夫は亡くなり、荒々しい肉交など妄想するだけだった。張り出したエラで、身体のなかを引きずり出される感覚に、女体は歓喜する。
(十七歳のおっきな勃起、なんてステキなのっ。わたしのアソコも悦んでる)
腰を繰り込まれる度に、女壺の蠢きと締め付けが増すのが自分でもわかった。一年や二年ではない。長期の飢えは粘膜を鋭敏にし、反応を過大にさせる。久しぶりに咥え込んだ逞しい男を離すまいと縋り付くようだった。