義母温泉

著者: 神瀬知巳

本販売日:2010/04/23

電子版配信日:2011/08/12

本定価:785円(税込)

電子版定価:880円(税込)

ISBN:978-4-8296-1709-0

「今夜は思うぞんぶんママに甘えていいのよ」

愛液でぬめ光る秘肉を惜しげもなく浴衣から晒し、

潤んだ瞳で少年の胯間に指を伸ばす32歳の義母。

熟女の深フェラ、湯船の肉交、泡まみれの菊蕾……

爛熟した性を我が子にぶつける、狂乱の和室。

相姦温泉、そこは全ての倒錯した欲望が叶う場所!



<もくじ>

第一章 無防備な義母【女ざかり】

1 すれ違いの母子

2 淫らな脅迫



第二章 熟女別館【おもてなし】

1 初めての夜這い

2 ええよ、中だしさせたげる

3 我が子にしたい少年



第三章 年上ぐるい【濃厚フェロモン】

1 お仕置き

2 ママと同い年の女性と……

3 大人を手玉に



第四章 いちゃいちゃ温泉【泡天国】

1 義母の悩み

2 湯船の中のいたずら

3 おくちで咥えて

4 中だしのおねだり



第五章 甘艶母【あまえんぼ】

1 義母の嫉妬

2 独占欲



第六章 相姦ざんまい【官能風呂】

1 つながりたいの……

2 ママをだっこ

3 四つのお尻



エピローグ

登場人物

きわこ(32歳)義母

えいこ(34歳)未亡人

さとえ(34歳)人妻

ひろみ(32歳)年上女(熟)

本編の一部を立読み

「秋生、ママを犯して。いっぱいイカせて」

貴和子が求めたのは、憂いを吹き払う猛々しい肉悦だった。母の懇願を受け、秋生が豊乳を揉み込み、硬直を突き立てた。ズブッズブッという結合の汁音が、浴室内に木霊した。

「秋生っ、ママのなか気持ちいい?」

女たちへの対抗心が、母に似つかわしくない言葉を吐かせた。抑えられない嫉妬心が、愛液の分泌までも促進させてペニスへの絞りを強める。

「うん。とってもきつくて……一回イッた後は、絡み付きがグンと上がってる。トロトロのヒダが吸いついてくるんだ。これってママが?」

「ち、違うのよ。か、身体が勝手に変化して……ああ、わたし、もうっ」

意識が甘く薄れる。夫との性交では得られなかった力強さが、三十二歳の女を責め立てる。汗を噴き出し、白い肌を赤らめて女体は快楽に戦慄いた。二度目のアクメがすぐそこまで迫っていた。

(奥にコツコツ来るんですもの、ああ、どうにかなっちゃいそう)

膨れ上がった肉塊が、下腹のなかを擦り、押し上げる。壊されそうな脅えさえ抱いて、貴和子の身体は相姦の快楽に落ち込んでいく。

(また人前で恥をいてしまう)

目を上げれば、暎子、弘美、里恵の顔が映る。取り囲まれ、息子との交わりを見られる羞恥が、陶酔をヒリついたものに変えた。

「ママ、僕、イキそう……」

息子が言い、抽送を緩めた。抜き取ろうとする気配を感じた貴和子は、咄嗟に脚を交叉させて、息子の腰が離れるのを遮った。

「ママ?」

秋生が困惑の声を漏らした。貴和子はそれでも脚を外さなかった。

(秋生に、このまま射精させてあげたい。秋生の喜ぶ顔をわたしだって見たいわ)

「止めないで秋生、続けて」

美母は息子に告げた。秋生も理由を尋ねなかった。なにも言わず、遮二無二突き込み、乳首を指の股で挟んで、豊満な乳房を乱暴にゆすり立てる。熟れた肉丘は息子の手のなかで、プルンプルンと弾んだ。

「ママが僕のモノだって実感したいんだ」

秋生が身を被せて、母の鼻先で告げた。

(それはわたしも同じよ)

望む想いは、貴和子も一緒だった。息子の愛を最後までしっかりと受け止めてあげたい欲求が、貴和子にもある。

(一番この子を愛しているのはわたしなんですもの。頼りないあなたのこと、守ってあげたかった。一緒の時間をもっと過ごしたかった。勉強中に勃起した時は、手で擦って楽にしてあげたかった。秋生の童貞だって、わたしがやさしく最初の相手を務めて、大人にしてあげたかった)

我が子の容赦ない抽送が、胸の内でくすぶり続けている禁忌の愛を、表に引きずり出す。許されざる背徳の淵へと、貴和子の心はジリジリと追いやられていった。

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