官僚の妻・二十六歳蟻地獄

著者: 高木七郎

本販売日:2001/02/23

電子版配信日:2009/08/14

本定価:545円(税込)

電子版定価:660円(税込)

ISBN:978-4-8296-1019-0

夫不在の白昼、若妻を襲った魔淫劇――。
証拠を握られた沙矢香。暴露されてはならない。
その瞬間、キャリアの地位が消滅してしまう。
生贄妻への凌鬼たちの嬲虐は、執拗を極めた。
女体家宅捜索、浣腸液注入、肛虐刑……。
エリートの尊厳を踏みにじる恐怖の蟻地獄計画!

登場人物

さやか(26歳)人妻

まきこ(29歳)人妻

あゆみ その他

まりこ その他

やすこ その他

本編の一部を立読み

「これが、キャリアエリートの妻のオマ×コか」
中神はわざとらしく言って、沙矢香を辱しめる。
「大陰唇の土手は、かなり肉が厚いな。小陰唇のほうは、どうかな」
ふっくらと陰毛を生やして膨らむ柔肉を撫でてから、慎ましく閉じ合わさっている二枚の花びらに指を伸ばした。
「ああ、んっ……」
沙矢香が腰をビクッと跳ね、思わず喘ぎに似た声をもらす。
「感じたな、沙矢香」
にやりとして、中神が二枚貝をすーっと撫でるようにこすり、両方の親指と人差し指を使って花弁を左右にひろげた。
二枚の花弁は処女のようにピンク色をしているが、その内側の鮮紅色の柔肉は淫液に濡れ、粘膜が明かりに映えてキラキラと光っている。
中神は、ひろげた二枚貝を遊ぶように何度か左右にひろげたり、閉じたりした。
「あう!……」
沙矢香の顔が、わずかだが後ろに反った。
(ああ、恥ずかしいわ。やめて……そんなことしないで)
中神のやり方は、夫がしないテクニックで、沙矢香は狼狽する。
夫正彦は、恥ずかしい部分に少し触るだけで、すぐに入ってくる。それが、普通のセックスの仕方だと思っていた。中神は、かなり違っている。
だが、新妻の沙矢香は、さらなる玩弄で追いつめられていく。
「この小さい穴は、なにを出すところだ?」
細かな襞が寄り合う膣口の少し上に、小さな尿道口がポツンと顔をのぞかせている。その小さな穴に指を触れた。
「ああ……」
「おい、聞いてるんだぞ。答えろよ」
「あ、あん……」
「答えろって言ってるのが、聞こえないのか。大トカゲを出すぞ!」
「いやぁ……オ、シッコ」
「小便か。じゃあ、ここはなんだ?」
尿道口の上方で、包皮から顔を出している真珠の肉芽を摘んだ。
「あうっ!……」
触れた途端、ビクッと腰が跳ねた。
「答えろよ、沙矢香」
肉芽を指の腹でこねまわす。
「あ、うっうんっ……ク、クリトリス」
蚊の鳴くような声で答えると、
「クリちゃんの感度を調べてやろう」
真珠色の光沢を放っている肉芽に舌先を這わせた。
「あうっ、うっ……ああんっ」
沙矢香の全身がわなわなと震え、一瞬だが、むせぶような喘ぎをもらした。
「お前のクリトリス、いい感度してるな。どうだ、亭主に、こんなふうに、クンニリングスされたことあるか」
中神が鮮紅色の粘膜を舐めてから、クリトリスに舌先を這わせた。
「あうっ!……」
ガクンと腰が跳ね、なまめかしい声が口をついた。
「どうだ、いいだろう。オマ×コも舐めてやるからな」

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