我が娘とセックスしてもらおう――本家から分家の俺に種付け命令!?
王国五大貴族フレグランス家、そのご令嬢と後継ぎ作りエッチ!
金髪ツンツン・リーティアお嬢様相手に甘くはいかない初体験。
けれど快感覚えたての彼女をお風呂でイカせれば可愛く思えてきて……。
妹分騎士アルメスのご奉仕も受けながら――俺はこれからどうすべきか?
人気ナンバー1ノクターン戦記、大幅加筆&番外編たっぷりで堂々開幕!
(文庫換算225ページ)
もくじ
【プロローグ①】
【プロローグ②】
【最初の種付けセックス①】
【最初の種付けセックス②】
【実家と真白】
【お嬢様の人生相談①】
【お嬢様の人生相談②】
【お嬢様の人生相談③】
【お嬢様の人生相談④】
【お嬢様の人生相談 その後】
【騎士の務め①】
【騎士の務め②】
【騎士の務め③】
【騎士の務め④】
【書き下ろし番外編 妹さま来襲①】
【書き下ろし番外編 妹さま来襲②】
【書き下ろし番外編 妹さま来襲③】
リーティア 王女
アルメス 部下
本編の一部を立読み
「……動きます」
「…………」
返事はなかったけど、お嬢様が顔を横に逸らしたのが分かった。
出そうなのを我慢して、一回だけ前後に腰を振る。
「ん、くぅ、んあっ……ぁ、ふぅ」
「っ、ぐっ!」
動くとまとわりついたリーティアお嬢様の膣壁がにゅるにゅると息子をしごいてきて、塞き止めているものが出そうになる。
「……どうしたの?」 「大丈夫です、大丈夫……」
なんとか誤魔化しながら、もう一度動く。
「あっ、んっ……はぁ、ん、んっ……」
暗がりの中、懸命に彼女の膣内を息子でかき乱す。腰を打ちつけるたびに、結合部から溢れたローションが飛散し、ぱちゅぱちゅと水音が鳴る。
「ん、んっ、そこは、あっ……だめって……」
唯一触れられる陰核を優しく弄ったあと、彼女の腰に手を携えて、腰を打ちつけるようにしてグラインドを大きく動かす。
そうしているうちに、次第に我慢しながらでもスムーズに動けるようになってきた。
正直、さっきまで最初はどうなるかと思っていたけど、上手くここまでできた。今だって徐々に余計な思考が削がれて、純粋に気持ちいい。
「はぁ……んんっ、あっあっ、こんなの……やぁ」
お嬢様も最初は目をきつく閉じて、時折口から喘ぐだけだったが、今は明らかに初めて感じる自慰以外の快楽を、戸惑いながらも受け入れている。素直に言わないだけで、感じてはいるのだろう。
体が火照ってきたのか、お嬢様の白い肌には赤みが差し、出し入れする息子はローションとはまた違う、とろっとした液体に濡れていた。
「気持ちいいですか?」
「……別に」
動きを止めてリーティアお嬢様にそう訊ねるが、素っ気ない返事しかこない。
けど、リーティアは気持ちよくないとは言わなかった。それだけで俺としては今日はもう満足だ。
「あっ、なんで、さっきより、あぁ……速くなるのっ」
「……生理現象です」
お嬢様へ打ちつける腰の動きが今までより速くなる。気遣う動きではなく、今日ここに来た意味を果たすための動き。
「……はぁ、はぁ、そろそろイキます」
「んっ、いくって……あっ、どこに……んぅ、いくのよ……」
「出すって……ぐっ、ことです」
そう言うとようやく理解したリーティアお嬢様は、暗い部屋の中で少しだけ見えたその蕩けた瞳でこちらを見据えて、
「……………………分かったわ」
何かを覚悟した、消え入るような声でそう呟くと、ベッドのシーツを掴んでいた手を、腰に携えた俺の手に重ねる。
「大丈夫です」
「え?」
「大丈夫です。きっと大丈夫」
何が? と聞かれても今はまだはっきりと言えないけど、リーティアお嬢様がそこまで覚悟を決める必要なんてないと分かった。
「だから安心して受け取ってください。俺がお嬢様でこんだけ気持ちよかったって証を……ん、ちゅ」
「…………キスはなしって言ったでしょ」