「私に催眠をかけて、Hな特訓、無理やりしてたんだね……」
夢に見た初体験……しかし秘密がバレ、俺は催眠彼女・高宮流子を失った。
謝罪と告白を込めて、互いにかけ合う最後の催眠洗脳アプリ。
ウソをつけない身体で気持ちを確かめ合ってファーストキス!
高身長ボディもぱつぱつ巨乳も、そして彼女の心は俺のものに……。
ノクターントップ催眠系青春ストーリー、感動のエンディング!
もくじ
第五章 夢にまで見た
第六章 彼女襲来?
第七章 失望と希望
第八章 ファーストキス
エピローグ 何故か日本代表のメンタルコーチに就任させられた
書き下ろし番外編 斎藤朔の憂鬱
たかみや 女子学生
本編の一部を立読み
「挿入って……くるっ!? 私、の中に、斎藤のがっ……挿入ってくるぅ……っ!?」
高宮にとっては不意打ち以外の何物でもない。驚いたように声を詰まらせながら海老反りに体を硬直させ、破瓜の痛みに耐えるかのように俺の体にしがみついた。
高宮の膣内はすごい締まりで、それでいて蕩けるように柔らかかった。
亀頭の先から根本まですべてをピッチリと包み込み、子種が待ちきれないとばかりに熱々ザラザラの粘膜が不規則に蠢動してペニスを絞り上げてくる。
これが女のマ×コ――いや、高宮流子の処女マ×コの感触。手コキやオナホでは絶対に味わうことはできない〝本物〟の快楽。
こんなの……こんなの、あまりにも気持ちよすぎる。男が耐え得るものじゃない。
「ぐ、ぅぅっ……!」 俺は咄嗟に歯を噛みしめた。そうしなければ、すぐにでも射精してしまいそうだった。
三擦り半どころか挿入即射精ではいくらなんでも情けない。さっき射精しておいてちょうどよかったかもしれない。
そんなふうにギリギリの状態で耐えている俺と同じように、高宮もまた耐え忍ぶようにぎゅっと目を閉じている。
「高宮、大丈夫か? 痛みがキツイなら無理するなよ?」
心配になって声をかけると、高宮はふるふると頭を振った。
「大丈夫。想像よりも全然痛くない。むしろ……その……」
「むしろ?」
「…………すごく気持ち……いい……」
言い淀んだ高宮に続きを促すと、恥じらうように身じろいでからぽしょりと小さく答えた。
瞬間、俺の意思と関係なく肉棒がビクビクと脈動した。
高宮は「ひゃんっ!?」と可愛らしい声で驚くと、抗議するようにジト目で見下ろしてくる。俺がわざとやったとでも思ったのだろう。
「わ、悪い……興奮しすぎて勝手に動いちまった」
「…………そ、そっか。それは、まぁ……うん。仕方ないね」
高宮は照れたように言った。
彼女が我を忘れるほどに俺に興奮してくれたことが嬉しかったように、彼女もまた俺が高宮に興奮したことが嬉しかったのかもしれない。
「はぁ……んっ……」
不意に高宮に発情のスイッチが入った。
その顔にはもう破瓜の痛みは見えない。
「――……斎藤」
あるのはただ、情欲に溶けた雌の色だけだ。