05/22 電子版発売

相性最高だった元セフレと再会したので、従順メス犬だったことを生ハメで思い出させてあげた話。【女理事長編】

著者: 孕間せん

電子版配信日:2026/05/22

電子版定価:880円(税込)

新人教師の俺の学校に来た新理事長が、元セフレだった!
かつてマッチングアプリで即ハメしたKカップ美女・霧園玲音。
久々に挨拶をするも冷淡にあしらわれ、知らない振りをされたが、
再び裏アカウントで接触すると、玲音は性に飢えていた!
昼は学校の女理事長と教師、夜はラブホのマゾ牝と調教師。
地位もプライドも恥辱で塗り替える、背徳の二重生活が幕を開けた!

目次

プロローグ マチアプの人

第一話 マチアプセフレ

第二話 燻り

第三話 甘やかされて

第四話 崩壊

第五話 従順

最終話 新居

書き下ろし短編 タワマン生活開始

本編の一部を立読み

プロローグ マチアプの人



「大場《おおば》先生、夏休みも仕事で大変だねー」
「まあ教師っていうのは、そういうものだからね」
「うちらは部活ばっかで大変なんよな。暑いし蒸れるし日焼けするしさ」
「ほんとほんとー。灼熱地獄の中で部活するより、大場先生と喋ってる方が楽しいんだよねー」
「はは。ほどほどにね」
 夏休みの学校は静かだけれど、たまに騒がしい。
 俺こと大場摩空《おおばまそら》が廊下を歩いていると、担当しているクラスの女子生徒たちとすれ違い、そこで捕まってしまった。
 どうやらこのまま、彼女たちのサボリに付き合わなくてはならないようだ。
 テニス部の彼女らはラケットを持ち、汗で透けた体操着を見せつけるようにしながら、わざと俺に身を寄せてくる。
 彼女たちにとって若い男教師とのお喋りは、きっと部活よりも楽しいのだろう。
「大場先生さ、うちら部活終わったらカラオケ行くんだけど、一緒にどう?」
「ウケるー。めっちゃ手ェ出そうとしてるんだがー」
「穂波《ほなみ》ちゃん先生と付き合ってるって噂あるけど、あれマジ? まあ付き合っててもいいんだけど、たまにはうちらと遊んで息抜きしようって。先生だって、うちらみたいなピッチピチの鮮魚と遊んだ方が嬉しいでしょ」
「ウケすぎー。めっちゃ寝取ろうとしてるしー」
「はは……」
 元担任で元セフレであり、今は同じ学校の先輩教師である須賀川穂波《すかがわほなみ》と付き合っているという噂は、多くの生徒が知るところとなっている。
 しかしそんな噂があろうとも、女子生徒たちは結婚してないならまだいけるでしょと、むしろ奪ってやるとばかりの勢いで迫ってくる。
 パワフルというか何というか、男としては嬉しいけれど、教師としては複雑な気分である。
「ごめんね。さすがにテニス部の他の子たちと一緒に行ってね。それと、軽々しく異性の先生を遊びに誘ったりしないように」
「えー。つまんなーい」
「遊ぶくらいいいでしょ。不健全なことするわけでもないし」
「そう言われてもなあ……」
 そう言われても、家には可愛い〝マゾのメス犬〟たちが待っているのだ。話に出てきた穂波も含めた、愛しくて可愛い、俺だけのメス犬たちが。
 他の関係のない女の子にかまけて、彼女たちを寂しがらせるわけにはいかない。
 今朝だって、たっぷりと可愛がってあげたのだ。
 そう、たっぷり──

「ぢゅろるれるれるれるれるれるれるぢゅろれるぢゅろれるぢゅろれる♡」
「ぶっっぽぉ♡ ぶっぷ♡ ぶっぽ♡ えぢゅるるるぅ……っ♡」
 ──数々の化粧品、コスメが、所狭しと置かれた俺の部屋のテーブル。
 今までではあり得なかった、甘やかな女性の香りが漂うこの部屋のベッドで、俺は仰向けに寝転んでいる。
 元セフレのギャルママで名物カフェ店員の田浦逢由奈《たうらあゆな》と穂波のふたりは、俺の子供を孕んだお腹を愛おしそうに撫でながら、朝勃ちペ×スを貪っていた。
 逢由奈は亀頭をぱっくり咥え込んで我慢汁を啜る亀頭フェラ、穂波は玉袋に吸い付きながら舐め回す、精液増産玉舐めである。
 穂波の生徒も逢由奈のお客さんも、この淫らなメスっぷりを見たら、どう思うだろうか。
 ふたりが、恋人どころか俺専用の孕みメス犬だと、既にふたりとも俺の子供を妊娠しているのだと知ったら、どう思うだろうか。
「さすが、逢由奈の亀頭フェラは最高ですね。うおっ……! はは、凄い吸い付きだ。これをされるとすぐイキそうになる。……射精しますよ、精液吸い上げてください」
「れろれろれろれろれろれろれろれろれろれろれろれろ♡ ぢゅるううぅぅ……♡ ぢゅううぅっ♡ ぢゅっ♡」
「穂波の玉舐めも最高ですよ。そのまま射精を促して」
「ぶっっぽ♡ ぶぷっ♡ ぶぢゅううぅ……っ♡ ぶっぽ♡ ぶっぽ♡」
「射精した精液は、ふたりで仲良く分けてください……、ねっ」
 ぶびゅるびゅるびゅるびゅるっ♥ ぶびゅるびゅるびゅるびゅるびゅるっ♥
 びゅるびゅるびゅるびゅるっ♥ ぶびゅっ♥ びゅるびゅるびゅるっ♥
 鈴口から一気に溢れ出した精液は、まず逢由奈の口で受け止められる。
 射精している最中も彼女は舌先で裏筋を舐めて、もっと出してとおねだりしていた。
 びゅーーーっ♥ びゅーーーっ♥ びゅーーーっ♥
 びゅるびゅるびゅるっ♥ ぶびゅるるっ♥ ぶびゅるびゅるびゅるびゅるっ♥
「んん……、んふっ♡ んふふふふっ♡」
「え? 何、逢由奈さ……んうっ♡」
 口をぷっくりとハムスターのように膨らませ、それ以上精液を受け止めきれなくなった逢由奈は、不意に穂波の顎を指で持ち上げる。
 そしておもむろに穂波と唇を重ねると、彼女の口内に精液を流し込んでいく。
 未だに射精を続けるペ×スは、熱いキスを交わすふたりの顔を白濁液で汚していった。
「んぢゅる……っ♡ れぢょおぉ……♡ ぷあ♡ ほら穂波さん、ご主人様がくれた栄養、もっと飲んで♡」
「んぶっ♡ ぷふっ♡ 逢由奈さん、これ、ちょっ♡ 多すぎですっ♡ んぷっ♡ 朝一搾りだから、ぷるぷるしてて……濃いぃ♡」
 ふたりは舌を絡ませ合って、糊のような精液を美味しそうに味わっている。
 孕んだギャルママメス犬と孕んだ先輩教師メス犬の口が、精液塗れになっている。その光景に俺は興奮し、さらにふたりの顔や髪に精液を撒き散らすのだった。
「あははっ。ごちそうさま、美味しかったよご主人様。あたしのお腹、こってりした精液でいっぱいだわ」
「ふふ。いっぱい出して元気出たでしょ、ご主人様? 今日もお仕事、一緒に頑張りましょうね」
 言いながら、まるでサキュバスのように竿についた精液を舐め取る逢由奈と穂波。
 朝からこれほど搾精されては、むしろ元気は吸い取られていると思うのだが。
 そんなことを考えていると、ふと逢由奈が身を乗り出し、まさに犬のように、俺の顔をぺろぺろと舐め始めた。
「あたし幸せだよ。かっこいいご主人様に孕ませてもらって、その上、毎日たっぷり精液をご馳走してもらえて」
「逢由奈が可愛いからですよ」
「わんっ……♡」
 逢由奈のアナルに挿入された尻尾を緩く抜き差しすると、彼女は甘い声で鳴く。
 オスに組み敷かれて孕んだメスの大型犬は、アナルを責められるとすぐにご主人様の言いなりとなり、発情期のように喘いで腰を振るのだ。
 孕んでもなお、さらに孕みたがるのだ。
 俺は「穂波もおいで」と彼女を呼び、ふたりの可愛いメス犬のアナルを責め、身も心も子宮も卵子もご主人様に委ねる可愛いマゾ犬たちに、笑顔で言う。
「可愛い孕みメス犬が傍にいてくれるだけで、俺は元気いっぱいなんですから」
 と──
「──んせ。先生。ねー、大場先生ってば」
「……っと。あ。えっ、何?」
「何、じゃないよー。ぼーっとしちゃって、なんか考え事してたー?」
「ああ……。そうだね、ちょっと仕事のことを」
 朝の情事を、うっかり女子生徒たちの前で思い出していたようだ。
 想像だけで精液が増産され、ついつい勃起してしまいそうになるが、さすがに生徒にそんな姿を見せるわけにはいかない。
 生徒たちに見えないように指で軽く腕をつねって、情欲を振り払った。
「えっと……俺はまだ仕事があるから、これでおしまい。みんなは部活の方を頑張って」
「なんだ、つまんないの。じゃあ先生これ、うちの電話番号。さっき言ってたカラオケ、興味あるんだったらここに電話ちょーだい」
「何だよガチ恋勢かー? ちゃっかり電話番号のメモを用意しといて、ここぞとばかりに渡すとはー。ところで先生、ここにあーしの電話番号のメモがあるんだけどー……」
「あんただって狙ってんじゃん! ほら行くよっ。それじゃあ先生、またね」
「またねー」
 と、楽しそうに笑いながら去っていく女子生徒たち。
 せっかくのお誘いではあるが、残念ながら遠慮しなくてはいけない。
 マゾの女性を跪かせてメス犬として飼いたいという俺の性癖を、純粋そうなあの子たちが受け止められるとは思えない。
 そもそも、教師が教え子に、手を出すわけにはいかないのだ──
「やっほ、せーんせ。なになに? 自分の生徒ナンパしてたの?」
 ふと、俺の目の前に現れた、ひとりのギャル。
 俺と穂波が担任をしているクラスの生徒であり、逢由奈の娘である、田浦花梨《たうらかりん》である。
 そうだった。
 彼女は、花梨だけは、〝例外〟だった。
「……ちょうど良かった〝田浦さん〟、ちょっと生徒指導室に付き合ってもらえるかな?」
「えー? 会っていきなり指導ですか先生。私、友達の部活の手伝いに来たんですけど」
「担当するクラスの生徒とコミュニケーションを取っていただけなのに、変な言いがかりをつけてくる生徒には、指導が必要でしょ?」
「やだやだ。そんなこと言って、私のことどうするつもりなのー? あはは」
「おいで」
「……はぁい」
 からかうように笑っていた花梨は、しかしすぐに、とろけた瞳に変わる。
 口から漏れるのは甘い声。微塵も嫌がっていない、メス犬の声だった──
「んへっ♡ あっ♡ やっ♡ きゃふっ♡ きゃうんっ♡」
「声抑えて子犬ちゃん。外に聞こえちゃうよ?」
「無理だよぉっ♡ ご主人様のおちん×ん、太くて、なっが……っ♡ 長いよおぉっっ♡♡」
 ──生徒指導室に響く嬌声。
 制服を脱がさないまま彼女を正面から抱き、赤黒く腫れ上がったペ×スを、生で、一番奥まで挿入する。
 自分の教え子に我慢汁塗れの生肉棒を挿入し、孕みたがりの柔肉を抉り蹂躙するのは、まさに極上の快感だった。
 彼女も俺のメス犬。未だ孕んでいない、孕み頃で、孕み待ちのマゾメス犬なのだ。
「ほら出すよ。孕め花梨……っ」
「やああぁっっ♡♡」
 ぶびゅるびゅるびゅるびゅるびゅるびゅるびゅるっ♥ ぶびゅるびゅるっ♥
 びゅるびゅるっ♥ ぶびゅるっ♥ ぶびゅっ♥ ぶびゅるっ♥
 妊娠する気満々の教え子の子宮に、孕ませる気満々の精液を容赦なく注ぎ込む。
 子宮の壁にべっとりとへばりつくような、粘り気の強いご主人様の子種汁だ。
 それにしても、朝に穂波と逢由奈に搾り取られたはずなのに、まだこれほど射精できるなんて。
 底なしの繁殖欲と繁殖能力に、我ながら恐ろしささえ感じてしまう。
「多いいぃ♡ 精液多い♡ 全部子宮に入っちゃってる♡ 熱いの直接注ぎ込まれてる♡ こんなの絶対に孕んじゃう♡ 赤ちゃんデキちゃうよおぉっ♡」
「ちゃんと子宮で精液を受け止められて、花梨は本当にいい子だね。いい子いい子」
 ぷしっ♥ ぷしゃっ♥ ぷしゃっ♥
「んへぇっっっ♡♡♡ やあぁっ♡ 頭撫でちゃやぁっ♡ 撫でられただけでイっちゃったぁっ♡ 潮吹きしちゃったぁっ♡ ご主人様の頭撫で気持ちいいぃっっ♡♡」
 びゅーーーっ♥ びゅーーーっ♥ びゅーーーっ♥
 びゅるびゅるびゅるびゅるびゅるっ♥ ぶびゅるびゅるびゅるっ♥
「んへぇ……っ♡ 精液まだ出てるうぅ……っ♡ お腹重っもぉ……♡ すっごい濃い精液、お腹の中に詰め込まれちゃったぁ……♡ これ孕んじゃう、絶対孕んじゃうよおぉ……♡」
「うん、早く孕んでね。俺の子供を、このお腹で育てるんだ」
「はぁいご主人様ぁ♡ メス犬生徒のお腹で、ご主人様との赤ちゃん育てまーす♡」
 孕むことを心底嬉しがる、可愛らしいメス子犬。
 穂波と逢由奈を孕ませた今、次の目標はこの花梨を孕ませることだ。この夏休みの間に受精させ、陽性の妊娠検査薬を持ったメス犬三人の記念写真を撮りたいものである。
 そんなことを考えながら、俺は最後の一滴まで念入りに、花梨に中出しするのだった。
「んへっ♡ まだ精液出てる……っ♡ あはは、これマジでヤバいって♡ 絶対孕むって♡」
「嬉しいくせに」
「嬉しいよ?♡ だって私も早く孕みたいし♡ ……ねえかっこいいご主人様、ちゅーして?♡」
「いいよ。ほら舌出して」
「えぅー……♡ んむっ♡ ちゅ♡ ちゅっ♡」
 花梨と舌を絡め合いながら、身体も性器も密着して愛し合う。
 飼い犬とのスキンシップの時間は、俺自身も癒やされる。
 しかし、それにしてもだ。
 こうして穂波、逢由奈、花梨と、三人ものメス犬を手に入れたのにもかかわらず、俺の〝俺専用の孕みメス犬が欲しい〟という欲求は、とどまるところを知らない。
 花梨の膣穴で種付けの余韻を味わいながら、彼女が孕んだら次は誰を孕ませたらいいのか、また運良く元セフレと再会できるのか、そんなことばかりを考えている。
 新しい女が欲しいだけ? とんでもない。
 穂波と逢由奈と花梨には、これからもたくさん子供を産んでもらうつもりだし、手に入れる前よりも、断然今の方が愛しく感じる。
『私が孕んでいる間、その子たちを孕ませ続ければ、幸せなメス犬がいっぱい増えるじゃない』
 いつだったか穂波が発した言葉が、強烈に頭の中に残っている。
 いや、心に刻み込まれ、いつまでも消えない炭火のように、ずっと燻ってさえいる。
 彼女は、マゾの底なし沼、孕みメス犬へ堕ちることの幸福を、自分だけが受け取るなんてもったいないと言っていた。
 穂波も逢由奈も、俺と別れたことで不幸な時間を過ごしていた。
 本当の自分を解放できず、何もかもを溜め込んでいた不幸な時間を。
 再会できたことはまさに僥倖であり、衝動に突き動かされ孕みメス犬に堕としたことで、彼女たちに幸せを与えてあげられたのだと、俺は確信している。
 もしかしたら俺と別れた元セフレや元彼女の全員が、今まさに、俺が傍にいないという不幸を味わっているのかもしれない。
 それは俺が望むところではない。俺の幸せではない。
 俺はきっと、メス犬を増やしたいわけじゃない。〝本来なら俺と結ばれて幸せになるはずだったメス犬たちを再び俺の手で幸せにしてやりたい〟のだ。
 俺専用の孕みメス犬の子宮に遺伝子を注ぎ込み、繁殖し、永遠に愛してやりたいのだ──
「んっ……。ねえ摩空さん、そういえば今度、新しい理事長が来るんでしょ?」
 不意に花梨が、ペ×スを挿入したまま、そんなことを話し始めた。
「ああ、誰かから聞いたのかな? そうだよ。前任の理事長が病気で引退するから、そのお孫さんが引き継いだって話でね。次の登校日に挨拶をするって聞いてるよ」
「ぐえー。校長の話だけでもウザいのに、理事長の挨拶とか聞きたくなーい。摩空さんとこうして、子作りしてる方がいい……♡」
 文句を言いながら、吐き出された精液を子宮に送り込むように、ぐりぐりと腰を振る花梨。
 俺も彼女の言う通りにしたいところだが、立場的にそうはいかないのが悲しい。
「新しい理事長は割と若い女性らしいから、話もそんなに長くないと思うよ」
「えっ。女の人なんだ? すごーい!」
「結構な家柄で、本人も弁護士なんだって。親族の経営してる弁護士事務所に在籍して、それなりの地位にいるとか何とか……」
「うわ。私とは住む世界が違う系じゃん。あー、やだやだ。そんな堅苦しそうな人の話、堅苦しいに決まってるよ。ねえ摩空さん、マジでその時間抜け出して子作りしない?」
「だめだよ。早く花梨に赤ちゃん産ませたいけど、サボりはだめ」
「ちぇ」
 残念がる花梨の唇を、俺の唇で塞いで慰めてやる。
 確かに聞く限りでは、あまり性格的に合う相手とも思えない。まさに住む世界が違う、その通りだろう。
 俺も仮に彼女と話す機会があったとして、適当に受け流しておく方がいいだろう。下手に気に入られて、絡まれても厄介だ。
 手に入れたメス犬たちをたっぷり愛したい、自分の手から零れ落ちたメス犬たちと早く再会したい、そういったことで俺は忙しいのだから。
「んふ♡ ちゅー嬉し♡」
「気に入った?」
「うん、摩空さんとのキス大好き♡ んでさあ、今のキスでムラついちゃったから、もっかいしない? このまま、抜かずの二発目♡」
「……しょうがないメス子犬だね」
「わんっ♡」
 可愛く鳴く花梨の膣穴に腰を叩き付け、糊のような精液をかき混ぜる。
 甘い声を出し始めた花梨の耳元で、俺は孕め孕めと囁くのだった──

 ──数日後。全校登校日。
 体育館の壇上に置かれた演台には白いゼラニウムが飾られ、その前には怠そうな顔をした生徒たちが並んで立っている。
 ただでさえ夏休み中の登校日なんて面倒なのに、そこに新理事長挨拶などが加われば、浮かない表情になるのも当然だろう。
 しかもその挨拶の前には、長い長い、校長のありがたいお言葉のおまけ付き。
 教師という立場の俺や穂波でさえ、ちょっとうんざりしているくらいだ。
「えー、それではここで、皆さんにある方をご紹介したいと思います。既に聞いている人もいるかと思いますが、我が校の理事長が交代されることとなりました。今日はその新理事長に、ご挨拶いただきたいと思います。霧園玲音《きりぞのれいね》理事長です、どうぞ」
 校長の前置きが終わり、体育館と本館を繋ぐ扉が開く。
 するとそこから、ピンっと背筋を伸ばした女性が入って来た。
 背丈は、170センチの俺より10センチほど低いだろうか。
 緩いウェーブがかけられた、黒のボブカット。耳にはアクセント程度のピアス、口元には濃い赤のリップが塗られている。
 黒いワイシャツの上にグレーのスーツを着込んで、スカートの中からはガーターストッキングに包まれた、すらりと長い足が伸びている。
 颯爽と歩くその姿とは裏腹に、歩くたびに上着から飛び出した巨乳が扇情的に揺れていた。
 男子生徒と男性教員の視線の全てが、そこに吸い込まれている。もしかしたら穂波以上の巨乳ではないだろうか。
 キリッとしたつり眉と長い睫毛の切れ長の瞳は、厳しさを通り越して、冷たささえ垣間見える。
 年齢は穂波の少し上だろうか。学生の娘がいる逢由奈よりは年下に見えた。いずれにしても、相当な美人だった。そこかしこで、男子はもちろん女子も一緒にざわついている。
 その時俺は、唐突に頭を揺さぶられる感覚に陥った。
 彼女の身体と、特に目元に、見覚えがあるような気がしたからだ──
「えー、霧園理事長は、急なご病気で退任された祖父であられる前理事長の代理を務められ、その後に理事会の承認を得て正式に職を引き継がれました。事務処理上は夏休みの少し前に交代をされたのですが、今まで弁護士という大変なお仕事の都合で、なかなか本校に来ることができませんでした。それがようやく今日、皆さんにご挨拶できる運びとなったわけです」
 そう言って校長は壇上に上がる霧園理事長に一礼し、演台を譲る。
 演台に立った彼女は、咳払いもせず、言葉を紡いだ。
「……こんにちは。新たに理事長に就任した、霧園玲音です。生徒の皆さんと直接関わることは少ないかと思いますが──」
「っ……!?」
 霧園理事長の声を聞いた瞬間、俺は声を上げそうになってしまった。
 明確に聞き覚えのある声が、彼女の口から発せられたからだ。
 そしてその声は、見覚えのある冷たい切れ長の瞳と睫毛と合わせて、朧気ながら残っていた過去の記憶を呼び覚ます。
 あれは、そうだ、学生の頃、マッチングアプリで知り合った──
『……あなたが〝まそら〟さん? どうも、〝きりね〟です』
 ハンドルネームは、〝きりね〟。
 顔半分を常に大きな黒マスクで覆った女性──
『小難しいことはいいでしょ? 早くホテルに行きましょう』
 こちらに見定めるような視線を向けたあと、彼女は言った。
 マスク越しでさえ、恐ろしくなるほどの美人であることが理解できた。
 そんな彼女は、『メッセージよりも直接会って相性を確かめたい、調子がいいだけ、口だけの人は不要、体力ある人は歓迎』などと、いかにもなヤリモクプロフィールをアプリに記していた──
『イっっグ! イグイグイグイグイグイグイグイグっっ!』
 会った瞬間から、美人だけどプライドが高くて面倒くさそうな人だとは思った。
 けれども、重たく垂れ下がるむっちり巨乳のエロい身体と、少し責めればすぐに情けなく腰をヘコらせるマゾっぷりに、俺は夢中になった。
 激しいのが好き? とんでもない、彼女はマゾだった。
 男に組み敷かれるのが大好きな、ドマゾだった。
『手マンだけで何回イクんですか? マゾすぎでしょ』
『ごめんなさいイギますっ。イギますぅっ。ごめんなさい、ごめんなさいぃっっ』
 愛撫程度で何度も潮を吹き、そうやってイキ散らかした膣穴を極太のペ×スで蹂躙する感覚は、何物にも代えがたかった。
 彼女は自身のことを何も語らず、マスクも終始外すことはなく、キスもなければ会話さえほぼしなかったが、何度も俺を呼びつけてはセックスに没頭した。
 趣味も好みも何も知らない、ただ激しいマゾセックスをするだけのセフレ。
 俺もそれに異存はなく、ひたすら彼女の身体を貪った。メス犬のように扱ってやった。
 ハメ心地のいい、どこをどう喰らっても味がする、見たままの素晴らしいマゾの身体だった。
 セックス以外のことが何もなくても、身体の相性が最高、それだけで良かったのだ。
 それは俺だけではなく、彼女もそう思っていたはずだった。ホテルに着くなり跪き、マスクしたままの即尺から、即ハメをするくらいなのだから。
 しかしある日、突然彼女はアカウントを消した。
 正体はもちろん、マチアプ以外の連絡先も知らなかったので、彼女とはそれっきり会うことはなかった。
 生ハメをするどころか、彼女に対して恋人にしたいという想いが湧き上がってきた頃の、本格的に俺のメス犬に躾けようとした頃の、あまりにも早くて唐突な別れだった。
 そうだ、穂波の時と同じような別れ方をしたんだ。
「……あの頃と髪型は少し違う。でも、冷たそうな目元の雰囲気と、声……。間違いない、あの人は、霧園理事長は、〝きりね〟だ……!」
 途端、俺の身体があの頃の感覚を思い出した。
 過去に付き合った女と再会した時はいつもこうだ。相性最高のマゾメスの淫靡な膣肉、あの媚びるように絡み付く感覚を覚えているペ×スが、あっという間に勃起する。
 こんな、全校生徒や教師が立ち並ぶ場で、俺はあの壇上の理事長にどうしようもないくらいの肉欲の昂ぶりを覚えていた。
 左手の薬指に指輪はない。
 弁護士と言っていたが、仕事優先で結婚をしていないのだろうか。なら好都合だ。
 そうだ、あの細くて綺麗な手で何度もペ×スを扱かせ、生徒の前で真面目な言葉を語るあの口で亀頭も竿も舐めさせ、あの張り出した巨乳でペ×スを挟んでマスクごと精液で汚し、スーツ越しに見える引き締まった尻肉を掴んで腰を叩き付けた。
 俺の前に跪かせ、獣のように交尾を繰り返したんだ。
 今こそ、あの時の続きをしよう。
 ただのマゾではなくメス犬として、俺専用のメス犬として躾けてやる。あのマゾと再び関係を持ち、俺の子種を孕むまで注ぎ込んで、孕みメス犬にしてやる。
 堕ちることの幸せを教えてやるんだ。
「──以上です。夏休みではありますが、皆さんも将来を考え、しっかりと過ごしてください」
 拍手が起こり、霧園理事長の挨拶が終わる。
 校長や教頭が一礼をして見送る中、元来た道を戻っていく彼女を追いかけようと、俺はそっと体育館を抜け出した。
「……あの、すいません、霧園理事長」
「はい?」
 霧園理事長を、誰もいない廊下で引き留める。
 振り返った彼女は、しかし俺を見ても表情を崩さず、冷たい瞳で見据えていた。
「誰? 何か用かしら」
「引き留めてしまってすいません。俺は新任の地歴教師で、大場といいます」
「はあ」
「大場……、大場摩空。〝まそら〟です」
「……」
「何か思い出しませんか?〝きりね〟」
「……さあ。何のことだか」
 何の抑揚もない、ただ吐き出された言葉。
 驚愕や感動どころか、そこには少しの心の動きさえ皆無であった。
「言っている意味がよくわからないわ。きりね? 何のことかしら」
「……何も、何も思い出さないんですか? 数年前、何度も会ったじゃないですか」
「どこかですれ違ったことはあるかもね。でも……、知らない人だわ」
「そう……ですか」
「失礼。これから理事会の面々と会議があるので」
 それだけ言うと、霧園理事長は踵を返して再び歩き出す。
 冷たい言葉以外の、何も残さず。
 俺は彼女の背中に何も言葉をかけるでもなく、ただそれを見送るだけだった。
「人違い? いや、まさか。俺が見間違えるわけ……」
 首を傾げる。
 あの身体、美しい顔立ち、目元、声、何もかもが〝きりね〟だった。
 俺が、過去別れたメス犬と何度も再会してきた俺が、間違えるわけがない。
 けれども彼女自身に否定されてしまっては、どうしようもない。
 冷たくあしらわれる方が、まだいくらかマシだった。あんな、あんなにも〝何もない〟を返されるとは、思ってもいなかった。
「はは……。これはまいったな」
 どうやら今回は、なかなか骨が折れそうだ──

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