隷嬢三姉妹

禁断の扉が開くとき

著者: 望月薫

本販売日:2007/06/23

電子版配信日:2009/05/29

本定価:734円(税込)

電子版定価:770円(税込)

ISBN:978-4-8296-1508-9

シチュエーション

麗しき三姉妹が白い尻を剥きだしに並ぶ姿は壮観だった。

妖しく微笑みながら濃厚なフェロモンを放つ長女・香織。

慎ましい佇まいの中に官能美を醸し出す次女・亜紀。

青林檎を思わせる瑞々しい魅力に満ちた三女・奈津美。

性獣家庭教師の狂った願望が、屋敷をソドムに一変させた。

ヴェールに包まれた高嶺の花を独占する飼育三昧!

登場人物

かおり(32歳)未亡人

あき(25歳)女教師

なつみ(18歳)女子学生

本編の一部を立読み

(あ、あんなものが……)

亜紀は息を呑んだ。肉でできていると思えないほど篤志の性器は太く長く、また硬そうに見えた。先端の赤黒い膨らみは今にもはちきれそうにぬらぬらと輝いている。幹を這う静脈も膨れあがっていて、ピクッ、ピクッと不気味な脈動を繰り返している。

処女を散らされた時、亜紀は恋人の性器を見る余裕もなかった。いや見るのもおぞましく怖かったのだ。

上から見下ろしている亜紀には、篤志の屹立が今にも飛びかかってきそうに思えた。蛇に睨まれた蛙のように目をそらすことさえ怖くてできない。

「あ、篤志さん……本当に……」

香織が声を震わせた。上品な面立ちが今にも泣き出しそうに歪んでいる。

見せつけるように聳え立つ篤志の性器と香織の怯え。

亜紀はようやく篤志の常軌を逸した目論見がわかった。

「姉さん! やめて!」

悲痛な願いも空しく香織は篤志に向き合い、膝を跨ごうとしている。目を閉じても逸らせても、また奈津美が痛い目にあわされる。姉があの禍々しい肉の棒に貫かれる光景を目の当たりにしなければならないのだ。心が張り裂けそうだった。

「そうじゃない、亜紀さんの方を向くんだ」

香織の身体が一瞬、止まった。だがすぐに姉はのろのろと向きを変えた。

「亜紀……堪忍して」

香織はそう呟くと目を閉じ、大きく割った腰を落とし始めた。

女の身でありながら男の性器の上に腰を落とすという破廉恥さ。しかも妹に結合部を見せなくてはならないのだ。目を瞑っていても、亜紀の呆然とした視線を剥き出しの股間に感じる。

(淫らな姉さんを赦して……)

あさましい姿を妹に晒さなければならない恥辱が香織に異様な興奮をもたらしていた。

脳裏には早くも無毛の女陰を真下から貫かれた惨めな自分の姿が浮かんでいる。

(亜紀……わたしのイヤらしいオマ×コが……篤志さんのお肉の棒に串刺しにされるところ……見て……)

屹立の先端と姉の股間が徐々に近づいてゆく。亜紀は茫然とそれを見つめていた。

「あっ、いや」

香織が小さな悲鳴をあげた。花びらの間を割ったものの、ぬめった先端はきつい恥孔を貫くことができずに、するっと滑ったのだった。

「奈津美、手伝ってやれ」

「はい」

亜紀は目を疑った。腰を屈めた奈津美が篤志の太い幹に手を添え、香織の股間を覗きこむようにして怒張の先端を姉の女に合わせたのだ。

「姉さん」

奈津美が呼びかける。香織が羞しそうにこくりと頷いた。再び腰が下りてゆく。

亜紀は赤紫色に膨れあがった亀頭が花びらを巻きこみながら、ずぶずぶと姉の胎内に呑みこまれてゆくのを見た。

「ああ……」

すすり泣くような甘い喘ぎが香織の口から漏れた。やがて野太い杭のような怒張はすっかり香織の胎内に呑みこまれて見えなくなった。

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