新妻はこうして上司の奴隷になった
本販売日:2003/09/23
電子版配信日:2007/11/02
本定価:576円(税込)
電子版定価:660円(税込)
ISBN:978-4-8296-1220-0
女の夢を悪夢に変える肉の侵略者、その哄笑は、
新妻が抗い、戦慄くほどに、嗜虐心を帯びてゆく。
夫の上司に貫かれながらも、心までは奪われたくないと、
最後の矜持を守ろうとする香澄。それも夫婦の寝室で……。
これほどまでに屈辱的な新婚生活があっただろうか!?
運命と言うにはあまりにも哀しき、エンドレス・レイプ!
かすみ(23歳)人妻
えりこ(36歳)人妻
本編の一部を立読み
「やっ、やめてっ! やめてくださいっ!」
かすれる声で叫びつつ、絨毯の上を四つん這いで逃げまわる。涙が出た。純白のウエディングドレスを身にまとい、こんなにもみじめで滑稽な醜態をさらしている女は、世界中を探してもほかにいないだろう。
「おいおい。そんなにはしたない真似をすると、ドレスが汚れちゃうぞ」
追いかけてきた梅島に、わけもなく香澄は捕まった。当たり前だった。いつまでも逃げまわれるほど広い部屋ではないし、ねちっこいクンニリングスですっかり骨抜きにされた身体はよろよろとよろめいて、俊敏さの欠片も残っていないのだ。
四つん這いのまま、再びドレスをまくられた。
「ゆっ、許してくださいっ! それだけは許してえぇぇぇぇぇっ……」
虚しい悲鳴がこだまする。白い手袋に包まれた指先で、分厚い絨毯を掻き毟った。だが、がっちりと腰をつかまれた身体は、もう前に進んではくれない。
「ふふっ。なにをいってるんだよ。こんなに濡らして、きみだってもう我慢できないだろう?」
ねちゃっと花園になにかが当たった。指ではなかった。火傷するほどに熱化し、ズキズキとたくましい脈動を刻むそれは、かつて乳ぶさの間に挟んだものに違いなかった。
「おっ、お願いしますっ! ほかのことならなんでもしますっ……だからそれだけはっ……それだけは許してえぇぇぇっ……」
「心配することないんだよ。二人だけの秘密にしておくからねえ……」
ずぶりっ、という衝撃がヒップの中央を貫いてくる。瞬間、四つん這いの腰がぎゅうっとのけぞった。
「はぁううううっ……いっ、いやあああーっ! いやああああああーっ!」
香澄の悲鳴をものともせず、梅島はずぶずぶと侵入してきた。花びらをめくり、肉層を掻きわけ、ゴツゴツした硬い肉塊が奥へ奥へと突き進んでくる。
女膣で感じる圧倒的威容は、見た目を遙かに凌駕していた。ついに挿入まで許してしまった絶望感に浸ることもできないほど、梅島のものを呑みこんだ衝撃は深く激しい。
ずんっ、と子宮底を突かれた。それも楽々とだった。息もできないような圧迫感に、香澄はちぎれんばかりに首を振った。頭に飾ったティアラが飛んだ。
「むむっ! こりゃあ、すごい締まり具合だ」
梅島は満足げに太い息を吐くと、すかさず抽送を開始した。きつく閉じた女膣をこじ開けるように腰を使った。わずかに動かされただけで、飛びあがるほどの衝撃を感じる。ぎゅっと閉じた瞼の奥から、熱い涙がボロボロとこぼれる。
しかし、たっぷりと蜜を含んだ肉襞はやがて、その衝撃を吸収した。膣奥から、新たな蜜をこんこんと漏らしてもいた。ぎちゅっ、ぬちゅっ。抜き差しのたびに摩擦はなめらかになり、抽送がスムーズになっていく。
パンパンッ! パンパンッ! パンパンパンッ!
ヒップを打ち鳴らす乾いた音が、高らかに響いた。和也の倍のスピードはあるのではないかという、すさまじい速射砲だった。いや、そうかと思うと梅島はピッチを落とし、火柱のように燃えさかる肉棒で、蜜に爛れた女膣のなかを掻きまわすのだ。