本販売日:2015/06/23
電子版配信日:2015/10/16
本定価:713円(税込)
電子版定価:770円(税込)
ISBN:978-4-8296-4086-9
「今夜だけ私をお母さんだと思っていいから……」
ブラジャーを外し、熟れた乳房をさらす里親の母。
くびれた腰、白い太ももの下に煙る漆黒の翳り。
罪の意識に怯えながらも少年に体を与えてしまう。
志津子は知らない。愛娘や隣家の未亡人までが
雅也に妖しい色目を使っていることを……
●もくじ
プロローグ 引き取られた少年
第一章 新しい母は37歳の美熟女
第二章 禁断の一線を踏み越えた淫母
第三章 家族がいる家の中での秘戯
第四章 姉に命じられた「淫らな家事」
第五章 隣家の未亡人に教えられたこと
第六章 まろやかな美臀に流し込んで
第七章 少年を迎えた女たちの楽園
エピローグ 受胎の朝
しづこ(37歳)年上女(熟)
りな 年上女(若)
さとみ(29歳)未亡人
本編の一部を立読み
(アァッ──入ってくる……いけないことなのに……この瞬間が……)
不法侵入を許している罪悪感が、人妻の肌をゾクッと粟立たせる。野太い傘頭が、女裂のなかにヌルンと埋もれて消えた。
産道をひろげながら、ぬめった襞をこそいで胎奥へと突き進む。
「ホッカホカに温かいね。ねっとりと柔らかくて、蕩けちゃいそうだよ」
雅也の両手が、ふたたび志津子の胴を抱きすくめた。みっちりと根元まで挿入し、熟れた女の尻たぶに下腹を押しつける。
「ん──ふぅぅ……」
志津子は唇を結び、艶やかな吐息を鼻から逃がす。長大な雄渾に、ずっしりと膣洞を満たされていた。
「おばさんのお腹のなかは、やっぱり気持ちいいなぁ。入っているだけで、どんどん大きくなっちゃうよ」
志津子の背に頬擦りをして、雅也が恍惚に浸る。ズキンズキンと血潮をみなぎらせる怒張が反りあがり、さらに長く太く硬くなっていく。
胎奥に届いた傘頭が気持ちよさそうにひくつき、しきりに透明蜜を噴きこぼした。
(アァ……どうして──私も入れられているだけで、昇っていきそう……)
男のとろみと脈動を子宮に浴びせられ、じわじわと高揚させられてしまう。じっとしているのが苦しくなってきたおり、雅也が腰を揺らめかせる。
「動いてもいい? ちょっとだけだから……すぐに抜くから」
許可を得るより先に、抜き差しが開始された。深みから浅瀬まで、満遍なく媚肉を擦りたてられる。
「うぅ──す、少しだけよ。気が済んだら、すぐに離れて……」
志津子はシンクの縁につかまり、里子の繰りだすピストンを受けとめる。数日ぶりに膣壺を混ぜられ、女盛りの肉体が歓喜にわなないた。
「ありがとう。無理を言って、ごめんね」
雅也の両手が這いあがり、エプロンを盛りあげる胸丘を鷲づかみに揉みしだいてくる。志津子は里子の増長を黙認し、快楽に身を委ねた。
(やっぱり、いい……こんなの、忘れられるはずがないわ……)
悦びに理性を蝕まれている最中は、禁忌の泥沼から脱けだせなくなっても構わないとさえ考えてしまう。