鎌倉狂愛夫人

屋敷の奥の情交

著者: 桃山庵

本販売日:2010/02/23

電子版配信日:2011/05/20

本定価:734円(税込)

電子版定価:770円(税込)

ISBN:978-4-8296-1699-4

「内緒よ、お母さんじゃできないことを教えてあげる」
前身頃から見える乳房、裾から覗ける太腿が悩ましい叔母。
襦袢を解きながら誘う薫は、大人の香りを噎せ返らせていた。
衿から手を入れさせ、艶やかで豊潤な柔肌の感触を教えこむ。
鎌倉の邸宅で童貞を奪い、夜ごと若い甥に溺れる36歳。
畳を掻きむしり乱れる姿を春也の母に覗かれていたことで…

<もくじ>

第一章 邂逅と再会~
和服でも隠しきれない叔母の熟臀
第二章 誘惑と背徳~
長襦袢の下に甘く薫る柔肌
第三章 母か叔母か~
覗いた相姦・覗かれた相姦
第四章 従姉と叔母と~
姦淫が錯綜する同居生活
第五章 過ちと戸惑い~
情交を独占する秘密の部屋
第六章 母と叔母と従姉と~
罪人たちが溺れる狂夜

登場人物

かおる(36歳)叔母・伯母

きょうこ(38歳)実母

ゆみこ(18歳)従姉妹

本編の一部を立読み

「叔母さん、僕、上になりたい。上に」
薫は無言で頷くと右手を布団について身体を起こした。
ぴったりと合わさる肌と肌。
重いものを引きあげるように身体を起こす薫の、汗でしっとりと湿ったたわわな乳房が少しずつ元の形へと戻っていく。
裾野から一気に高くなる柔らかな肉の山は元々華奢な薫の身体から横にはみだしそうなほどの盛りあがりだ。平たく形のいい乳暈と乳房が、今はこれでもかと言うくらいに怒っている。
熱い怒りを静めて欲しいと目の前で揺れる乳房を追いかけるように春也も身体を起こした。
「はあん、あっ、抜けちゃう……うっ」
急いた春也が腰を引いて、バネのように薫の中からひりだされた。湯気の立つほど熱くいきり勃ったものは腹にくっつきそうなほど強い。
「こんなになって。ああ……おなかの中で、こんなになって。先が……ぬるぬるしてるわ。指の、ああ握ってもいい? ああ握らせて」
薫が腹から引きはがすように勃起を包んできた。細い指が絡むように上から押さえて、掌に亀頭が当たってぬるぬるする。
「綺麗……。ぬるぬるで、熱い……ああ……こんなになってる」
泣きそうな瞳が何かを急かすように見つめてくる。
「お、叔母さん……僕、もう、もうだめです。お願い」
「ああ、我慢できないのね? いきたくなったのね? 私ももうだめ。……きて」
薫は名残惜しそうに先端に触れた手を離し、ゆっくり後ろに上半身を倒した。恥毛を隠すように掌を当てながら、膝を折り曲げて左右に開いていく。
男の身体を柔らかく迎える女の中心には、高貴な香りを漂わせながら闇の中に大輪の花が咲いたようだ。
「きて……」
薫が手をどけると花弁が開いたように黒い房が逆立っていく。蜜にたかる蜂のように、春也は硬くいきった勃起を振り立て、両手を乳房の横について四つん這いになった。
「は……ああああ、差しこまれて、硬いのが、ああああはああ、くる」
薫の指が一番敏感な部分を指の先に挟んで、先端を真ん中に当ててくれた。
入り口の襞が亀頭を包みこむように迎えてくれる。
柔らかくねっとりとして吸いつくような粘膜が、丸い先端をぬっぷり呑みこんでくる。
「手をどけるわね。ゆっくり、お願い……きつくしないで、優しくして、ちょうだい……あっ、あああああああああ」
導いてくれた指が外れて、括れまで呑みこまれたあとは一気に奥まで腰を出す。
「い、いきなり、いい、強いいいいい」
ふいの侵入者に驚いたように花弁が閉じて、根元のところがきりきりするほどきつい締めつけがやってきた。
「あっ、春也ちゃんが、強い。強くて、あああ、いいいいいい」
腰に絡んだ太腿が締めつけてきて、尻のあたりを押さえつけるように足も交差する。
「あん、まだ動いちゃいや! そっとだから、まだだめ……押しつけるの。あ、くる、くるわ」

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