令嬢女教師

それは家庭訪問からはじまった…

著者: 高木七郎

本販売日:2000/07/23

電子版配信日:2009/09/18

本定価:545円(税込)

電子版定価:660円(税込)

ISBN:978-4-8296-0978-1

駄目っ、わたくしは教師なの、いけないわ!……

家庭訪問宅で、教え子とその父親の巧妙な責めで

とろけ、疼き、悶える絵里の女体。

豊麗な乳房が跳ね、麗美な双臀がうねるたびに、

女の生き恥を濃縮した淫汁が飛び散る。

次第に絵里は、屈従する恥悦、Mの愉悦に目覚めゆく!

登場人物

えり(23歳)女教師

なおみ(15歳)女子学生

まさみ 女子学生

本編の一部を立読み

「ねぇ、お願いですから……、もう、かんにんして」

卑屈に媚びて、泣きそうに訴えるが、そんな態度を取る自分に、また絵里は、妖しい痺れを感じてしまう。

「いいとこなのに、途中でやめられるかよぉ」

芳明は許さず要求をエスカレートさせる。

「先生、そのまま、オレの顔にまたがれよ」

「いや……んっ……そんな」

「またがれって言ってんだぞ」

「お願いよ、もう、かんにんして」

「駄目だ。やらないなら、菜央美にさせるぞ」

「どうしても、許してくださらないの」

教師の自分がこんなに卑屈になって、教え子に慈悲を乞うように訴えるなんて菜央美さんはどう思うだろうと、ふと閃いたが、それも一瞬で、絵里は芳明の顔に恥部を晒したまま哀願する。

「お願いですから、ここではさせないで」

「バカかよぉ、おまえ。さっき言ったろ。オレは、菜央美の前でやらせたいんだって。できないんなら、菜央美だ」

「わかりました。おっしゃるように……しますから」

ワナワナと朱唇を震わせて媚びるように言うと、絵里はトイレでするようにワンピースの裾を臍のあたりまで捲りあげ、芳明の顔にまたがるようにして静かに腰を落とした。

芳明の目の前に、うっすらとした静脈の浮く白い内腿が迫り、やがて煙るように大陰唇を飾る陰毛が、鼻をくすぐるように近づいた。

はじめてこの家で弄んだ時も、学校の図書室で交わった時も、芳明は絵里の恥部を目を皿にして眺めている。それなのに、真上から近づき迫る憧れの先生の性器は、またひと味もふた味も違って見えて、芳明は感動した。

「よく見えるよ、島田先生のオマ×コと尻の穴が」

くぐもった声で言い、芳明は長く舌先を伸ばしてチロチロとピンクの花びらを舐めてから、頸をくの字にそらせ口を持ちあげるようにして、包皮から顔を出しているクリトリスを咥えた。

「ああっ……う、ふんっ……いや」

絵里が咳きこむように声をたて、膝を折って芳明の顔にまたがらせた腰を微妙にくねらせた。

「すげぇや、先生のオマ×コ、ラブジュースで、溢れてるよ」

覆いかぶさっている絵里の秘唇を舐め吸って、ピチュピチャと淫らな音をたてながら、芳明が上擦った声を張りあげる。

芳明の目は、時どき縛られたままの菜央美に向けられた。

腰を抜かしそうに、びっくりしてるだろうな、菜央美のヤツ。なにしろ、島田先生は、菜央美や雅美にとって、憧れ以上の存在なんだから。

芳明は、島田絵里の痴態を目撃する菜央美の驚く様子に興味があったが、それだけではない。

女子高生菜央美が、先生と教え子の異常なセックス場面に遭遇して、どのような肉体反応を示すか、菜央美は興奮するのかどうか、興奮して清純な美少女の仮面を脱ぎ捨て、ただの女になるのかどうか。芳明にとって、菜央美の肉体を奪うのと同じぐらい興味のあることだったのである。

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