熟妻と青年家庭教師
本販売日:2010/08/23
電子版配信日:2011/08/19
本定価:681円(税込)
電子版定価:770円(税込)
ISBN:978-4-9296-1737-3
「お願い、見て……ねえ、私の裸を見せてあげるわ」
真理子が背中に手を回した刹那、ゆっくり落ちる黒下着。
ミルク色の膨らみの中央で淡い桃色の乳首が震え勃つ。
「たまらない、こんなにいやらしい身体をしてるなんて」
単身赴任中の夫の眼を盗んでつづく〈大人の個人授業〉
1vs1――35歳熟女と28歳青年が溺れた濃密な30日間。
<もくじ>
Lecon1 熱帯夜 ―une nuit tropicale―
Lecon2 酩酊 ―l'ivresse―
Lecon3 背徳 ―l'immoralite―
Lecon4 個人授業 ―une lecon privee―
Lecon5 情事 ―une aventure galante―
まりこ(35歳)人妻
本編の一部を立読み
真理子は、熱心にペニスをしゃぶっている。
夫のではないペニスを。
家庭教師のペニスを。
(ますます硬くなってきたみたい。それに亀頭も……なんだか怖いくらいよ)
真理子は夢中でしゃぶっている。
夫のではないペニスなのに。
家庭教師のペニスなのに。
それなのに、美味しいと思っている。唾液がどんどんこみあげてくる。
「うふん、んふ……んあ……」
切なげな鼻息を、真理子はこぼしている。
勃起を咥えた唇が、涎れをだらだらこぼしている。
首筋は、涎れでべたべたになっている。
乳房に、涎れが糸を引いている。
先から滴る己の唾液を、しごく右手になすりつけ、幹いっぱいに塗り伸ばす。夢中で勃起をしごいている。
「く!……うぅっ!……あぁ……」
慎一が、歓びの声を上げる。亀頭のエラが鋭さを増した。
膨張した慎一の亀頭が、真理子の唇を歪ませる。
「あん、射精しちゃいそうになった?……」
裏筋に舌をなすりつけながら、真理子が甘く微笑んだ。
「だ、だいじょぶです」
「それじゃあ、もっと気持ちよくなってね?……んあ……んん……」
真理子が、自分からすすんで慎一を咥えていく。激しく音を鳴らし唾液を勃起に絡めながら、真理子は喉まで呑みこんでいく。
「す、すご、い……ま、真理子さんの口の中……すごく熱くなってる……それに、唾がたっぷりでぬめぬめだから……あぁ、チ×ポすごくいいよ!」
慎一が、真理子を見下ろしている。真理子がしゃぶる様子を見下ろしている。
人妻の唇は、家庭教師の逞しい茎に密着し、卑猥な感じに歪んでいる。
亀頭のエラや茎肌に、唾液でぬめる唇を擦りつけている。口腔粘膜を擦りつけている。快感を紡いでいる。裏筋に舌を絡める。抽送運動をしながら裏筋を刺激している。
「そんなにされると、たまらなくなっちゃうよ!……」
慎一が腰を振りはじめる。快感の嗚咽をこぼしながら、夢中で真理子の唇を犯す。
「あぁ、真理子さん……とっても素敵なフェラチオです。ぼ、僕、たまらなくなってきちゃいました……」
慎一は、股間に俯いている人妻の後頭部を両手で優しく包みこんだ。
慎一は、真理子の頭を抱えこみ、腰を大きく動かしはじめた。
真理子は予想していた。慎一の性急な行為を予想していた。男の生理を人妻は知っている。出そうになった男の仕草を、人妻の真理子は知っている。
「んんっ……くふっ……んぐ……ぐっ」
真理子は、唇を大きく開き、慎一を全て受け入れていく。上口蓋に亀頭が当たる。喉まで勃起が突きこまれる。鼻息が荒くなっている。
「真理子さん……あぁ、真理子さん!……」
慎一が、人妻の名前を連呼しながら、腰をせわしなく突き上げはじめる。
じゅぶっ……と、淫音を立てながら、唾液の滴を飛ばしながら、勃起が何度も何度も人妻の唇を出入りする。人妻の口腔粘膜に亀頭を擦りつける。
「慎一さん、私のこと呼び捨てにしていいのよ。真理子って呼んでいいのよ。ううん、呼んで欲しいの、ね、いいでしょ?」