妻のいない14日間 妻の母、妻の姉、隣家のシンママと…

著者: 朝倉ゆうき

本販売日:2023/07/21

電子版配信日:2023/08/04

本定価:825円(税込)

電子版定価:880円(税込)

ISBN:978-4-8296-4671-7

「娘たちを産んだ場所に優太さんが入ってくる……」
女穴を久々に満たされ、娘婿にしがみつく妻の母。
妻の出張中、義母と「主夫」の青年が過ごす14日間。
若い牡をたちまち虜にする未亡人の熟れた肉体。
妻の姉・有希や隣家のシンママ・穂乃果も加わり……
46歳、28歳、32歳……正妻の留守に乱れる女たち!

目次

第一章 妻の留守 夫婦生活を心配した妻の母と


第二章 家族内不倫 妻の姉とも淫らな関係に


第三章 エッチな恩返し 隣のシンママは一児の母


第四章 浴室交尾 主夫の務めは義母への性奉仕


第五章 庭での禁忌 義姉の口止めセックス


第六章 新しい家族の形 熟母と姉妹と家族愛


エピローグ

登場人物

あきこ(46歳)妻の母

ゆき(28歳)妻の姉

ほのか(32歳)シングルマザー

本編の一部を立読み

 この春から専業主夫となった北見優太は、新妻との新婚生活をスタートさせる。大学時代、一つ先輩だった年上女房がベッドの夫に寄り添っていた。
「優太、いつもサポートありがとう。今日も、してあげるね」
 二十三歳の若妻の手が伸びる。ベッドに並んで腰かけたまま、青年の股間をまさぐっていた。裸の両者から精の匂いが立ち昇る。
「綾香の手コキ、すごくいい」
 モデルのような裸体を寄せながら新妻が年下夫を悦ばせる。青年の下腹から伸びる元気の象徴を女は丁寧に扱き上げてゆく。
「優太のために練習したからね。妻としての務めだもの。これでも足りないくらいだわ」
 家庭を夫に任せきりにした負い目もあって、女は奉仕を加速させた。しゅっしゅと乾いた音に湿り気が混ざり始める。
「そんなに気にしなくてもいいのに……ううっ、僕はなにも気にしてないよ」
 しなやかな手が踊るたびに青年の背が跳ねる。ペニスがぐっと太くなり、女の細い手が寝室の明かりに映える。
「こんなわたしと結婚してくれてありがとう。家庭に入って欲しい、なんて無理まで聞いてもらって」
 赤銅の亀頭を白い手指が撫でさする。人差し指で鈴口をこねてから、ねっとりと先液を陰茎に塗りつけた。
「僕は、綾香と一緒になれてしあわせだから──ううっ、そこ、たまらない」
 カリの段差を親指で弾きアクセント。先汁で濡れた粘膜は女の刺激をほどよく弱め、愉悦を高めていた。
「こっちも、好きだったわよね……」
 青年の肩に頭を乗せ、女は耳たぶに舌を伸ばした。なぞるようにして折り目の内側をチロチロと舐る。
(綾香がこんなに尽くしてくれるだけで、僕は満足なのに)
 妻の努力は一切ゆるまない。その献身は、好意というだけではない責任めいたものすら感じさせていた。
「ああ、それ、気持ちいいよ……」
 外耳にかぶりつくようにして女は耳を口に含む。穴をほじくられるように舌先で中心を貫かれた。脳髄まで唾液が染み込む愛撫。
(なのに僕はまた流されてしまう。本能だけの動物みたいに)
「もっと、優太に感じてもらいたいの。ああ、どんどん硬くなってる」
 耳穴を犯されると同時に股間は疼き、痛みを覚えるほどふくらんでいた。男の生理現象が女の握力を押し返す。
「うう、もうすぐ、いっちゃいそう」
 ハンドモデルのような美しい手のなかで肉棹が戦慄く。女の爪がカウパー氏腺液でぬめりを帯びていた。
「好きなときに出してっ。あなたの妻だと感じさせてっ」
 反り返った肉棹の角度に合わせて手首が弧を描き、欲望を絞り出す。
「優太の熱いの、いっぱい出てるっ、もっと、たくさん出してっ」
「そんな、イッてるのに、まだ扱かれてるっ」
 到達してなお、高みへと連れてゆく。絶頂のさなかにあるペニスに追い打ちをかけ、体温計を振るようなスイングでフィニッシュさせた。
「そ、それっ、すごすぎ……っ、ああ、たまらない」
 百パーセントを越える快楽に、睾丸内が空っぽになった。真上に噴き上がった白液が女の手をどろりと染める。
「ああ……優太の匂い、うれしい」
 粘ついた手のひらが形の良い鼻梁に寄せられる。排泄された欲望液を女は呑み啜った。
「ん……ごく……ごく……おいしい」
 喉を動かしながら青臭い欲汁を嚥下する。若妻は大きな瞳で青年を見つめ、満足げにまなじりをさげた。
「すぐに出ちゃった。綾香がこんなに上手にしてくれて、うれしいよ」
 短時間で果ててしまった優太は照れ混じりに感謝する。女の髪を撫でると、シャンプーの香りが鼻腔に届く。
「わたしに出来ることはこのくらいなんだもの。優太は旦那さまなんだから、もっと堂々としてていいのよ」
(……ほんとうは無理してないかな)
 夫への卓越した奉仕は、実際はセックスに難のある己の身体を恥じるがゆえの技巧だった。優太はそれをよく理解している。
「ありがとう。綾香、明日もお仕事がんばってきてね」
「ええ、優太のおかげで元気になったもの。任せて。ふふ」
 名残惜し気に白濁まみれの手を拭き取り、挨拶のように唇を重ねた。深夜の寝室で、ふたりはそのまま布団に手をかける。
(綾香には、負い目なんて感じて欲しくないな)
 幼き日の記憶から、セックスにトラウマのある綾香。どんな男性と付き合っても身体が男性器を拒絶してしまうことに彼女自身衝撃を受けていた。
「愛してる。新婚生活、楽しいよ」
「も、もう、どうしたの、急に。へんな優太。それより、そろそろ寝ましょう」
 部屋の照明を落とすと常夜灯だけが天井に残る。羞恥をかみ殺す妻の気配を感じながら優太はまぶたを下ろしてゆく。
(性行為が出来ないことを綾香は気に病んでる。それを解決させてあげられない自分が情けないよ)
 自らが女性として至らない自覚があるからこそ、女は仕事に専念する決断をした。それを受け入れた判断が正しかったのか、優太自身にもわからない。
「うん……おやすみ、綾香」
 課題を先送りするように、今日も若い夫婦の夜は更けていった。

「それじゃあ、いってくるわ。優太、家のこと、お願いね」
「いってらっしゃい。綾香の好きな晩御飯を作って待ってるよ」
 玄関で綾香を見送り、優太はリビングに腰を下ろす。朝の七時半に妻を送り出した後は主夫の仕事の始まり。
(僕も、がんばらないと)
 コーヒーで一息ついたら、朝食の片付けだ。流しに向かい、春の冷たい水道水で食器を洗ってゆく。北海道の水はこの時期まだ冷たい。
「優太さん、無理しないでお湯を使ってもいいのよ」
 後ろから声をかけてくるのは、綾香の母である、沼田晶子。絹糸のような艶やかな黒髪が朝日にきらめく。
「油モノのときは使わせてもらってます。ありがとうございますお義母さん」
 主夫として可能な限り節約する。たとえ沼田家が資産に余裕があったとしても。優太なりの矜持だった。
「でも、優太さんのきれいな手が荒れてしまうのは心苦しいわ。我慢もほどほどにしてくださいね」
 後ろから覆い被さる気配。水まみれの手に、すっと義母の手が重ねられた。冷え切った手の甲に肉感あるやさしさが染みてくる。
「あ……、今、僕の手、濡れてますよ」
「気にしませんよ。どうです、少しは温まりましたか」
(これが母親、なのかな……お母さんがいなかった僕にはよくわからないけど)
 女の両手が義理の息子を包みこむ。恐縮する二十二歳の初々しさが、四十六歳の女に母性を思い出させていた。
「はい。かじかんでいた手も感覚が戻りました」
「よかった……まだ主夫になってひと月ほどなんですから。なんでも全力でやりすぎると息切れしてしまいますよ」
 背中越しのやわらかな感触。軽く接触する女性のふくらみが青年の理性を甘くくすぐった。
(あたってる……しかも大きい)
 豊かさゆえ、弾力と接地面積の広さが強調されていた。仕事着のスーツがむにゅりとシワを刻む。
「でも、お義母さんは、仕事をしながらこの家事もやっていたんですよね。なら、僕がこのくらいで音を上げるわけにはいきませんよ」
 動揺をごまかしながら優太は視線をシンクに戻す。途中だった洗い物が水のなかにカラリと沈む。
「そんな立派なものではなかったですよ。母として動けば社長としての仕事は疎かになるし、仕事に専念すればあの子たちに不憫な思いをさせてしまった」
 シーソーのように、母と社長業を行ったり来たりしていただけだと女は訥々と語る。女の足が一歩近づく。
「でも、綾香もお姉さんも感謝していますよ」
 優太はそっと振り返る。目の前には愁いを帯びた晶子の美貌があった。思いのほか近い間合いに青年は喉を鳴らす。
(どうしたんだろう……いつもより晶子さんが色っぽく感じる)

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