憧れの逆玉の輿

 妻の母、妻の姉、未亡人家政婦と…

著者: 朝倉ゆうき

本販売日:2024/09/24

電子版配信日:2024/10/04

本定価:825円(税込)

電子版定価:880円(税込)

ISBN:978-4-8296-4755-4

「娘を二人も産んだ使い古しなので婿殿のお気に召しますか……」
釣り鐘の乳房を揺らし、騎乗位で交接のリズムを刻む幸恵。
ホテルや旅館を経営する妻の実家に婿入りをした凉太。
育児に苦戦する青年を柔壺で優しくねぎらう妻の母。
出勤前の手コキ、お風呂セックス、励ましパイズリ……
妻の姉、熟女家政婦からも癒やされる夢の逆玉暮らし!

目次

第一章 妻の留守 妻の母の癒やしの混浴ご奉仕

第二章 お誘いラブホ 妻の姉から婿への淫らな告白

第三章 甘い平日 熟女家政婦と家族の目を盗んで

第四章 深まる姦係 義母と溺れる倒錯セックス

第五章 自宅3P 義母娘から受ける濃厚プレイ

第六章 親密な契約 お尻の穴を捧げてくれた未亡人

第七章 妻の帰宅 日高家の裸の一家団らん

エピローグ 婿入りは永遠に

本編の一部を立読み

第一章 妻の留守 妻の母の癒やしの混浴ご奉仕

 ようやく一歳になる娘を寝かしつけ、日高凉太は夫婦の時間に入る。下着だけでリラックスする妻に肩を並べる。
「明里、今日もお仕事お疲れさま。マッサージくらいさせてよ」
「そうね、せっかくだからお願いしようかな。ふくらはぎが張っちゃって」
 ホテルの支配人代理として一日中立ち仕事の明里。十二月は客も多い。両手でなめらかな肌を押さえ、親指で筋肉を圧迫するとコリコリとした疲労の手応え。
「僕たち家族のために働いてくれて、ありがとう」
 二十三歳の若き夫は、一つ年上の妻に感謝を込める。一指ずつ下にすべらしながら、丹念に揉みほぐしていく。
「凉太が育休を取ってくれて助かってるわ。おかげでわたしは仕事に専念させてもらってるんだから」
 産休を終えて明里は直ぐに復帰した。先々代から続く日高グループをさらに発展させるため、日々妻は職務に明け暮れる。
「僕の方は急がない職種だから。それに子育ても楽しいから充実してるよ」
 青年の手は女の華奢な足首へ。そのまま足裏のツボも的確に親指でグイグイと押し込んでやる。
「あ……、んん、この少し痛い感じ、効いてるって感じがしていいわ」
 キングサイズのベッドが小さく軋む。うつ伏せの妻に平身低頭、傅くようにして足指を絞り出す。
「歓んでもらえてうれしいよ。僕も精一杯明里をサポートするから」
 結婚し、妻の名字を受け入れるほどの献身ぶり。青年は日高グループの名をそれだけ大切に思い、尊重している。
「ありがたい申し出ね。凉太には、今の仕事よりも、わたしの仕事の方に入ってもらいたいぐらいだし──あんんっ」
 母指球を押すと妻が仰け反る。甲高い漏れ声も、宵闇と相まってどこか叙情的。青年がちゅっ……と足裏にキスしてマッサージを終えるのは夫婦の合図。
「んん──凉太も、疲れてたみたいね。じゃあ、次はわたしね」
 交代とばかりに女は仰向けになって身を起こす。片膝を起こして座り直し、青年が足の甲に唇を這わす。舌先が指の股を舐めた。
「真衣もあっちで眠ってるし、明里としたいな」
 妻への口づけで夜は始まる。そこから先は、口にせずとも思いは通じる。
「今日は、足でして欲しいのね」
 下着の妻が、寝間着の夫を煽る。股間に足の甲を擦りつけ、シュルシュルと擦れる音が寝室に広がっていく。
「明里の身体なら、どこでもすてきだから」
 青年はズボンを脱ぎ捨て下着だけに。女は器用に足の指でトランクスのゴムを掴んで引き下ろした。
「結婚してるのに、そんなお世辞はいらないわ」
 まんざらでもないのか、強気そうな目元が幾分ゆるむ。頬の赤みと相まってセクシャルな気配だった。
「ああ、明里のこんなエッチな姿、誰も知らないのに」
 職場ではキビキビとした仕事のできる女。現経営者である幸恵の娘として、恥ずかしくない働きぶりで周囲を感嘆させていた。
(足の指で、上手すぎるよ)
 勃起が引っかかるパンツを、左右の足先で躱して取り払う。剥き出しになったペニスは若妻を睨んでいた。
「こっちの顔は、凉太らしくない生意気な感じよね」
 それも悪くないんだけど、と女は左右の足裏で挟み込む。絹のような肌質と、冷え性気味の体温が男性器に染みてくる。
「ん……凉太の、熱っつくて、血行も良くなりそう」
 マッサージとは違う刺激で女の身体が火照り出す。慈しむように足裏で肉棹を撫で、流れるように陰嚢も甘く包み込む。
「日高の家に婿入りしてくれたんだし、わたしも妻として感謝してるのよ」
 話しながら器用に足の親指と人差し指を開くと、肉茎がすっぽり収まる。縦のスライドが包皮を伸縮させ海綿体を悦ばす。
「ううっ、明里の、きれいな脚、最高」
 日々、タイトスカートから伸びる美脚は周囲の目を引いた。桃のような尻や、タイツ越しの脚がカウンターで隠れるのは勿体ないほど。
「へえ、なら、いつか会社の制服でしてみるのもいいかもね。でも、将来会社に入ってもらうのに、変なクセがついちゃうかも」
 話しながらでも足はゆるまない。時折、もう片方の足の甲でも棹裏を撫で、多角的な刺激を繰り出し続ける。
「まだ、僕は自分の仕事をしたいけど、ああっ」
 女が軽く足の爪を触れさせると青年がのたうつ。マットレスが波打ち、赤子の寝息が一瞬リズムを変える。
「もう、あまり大きな声を出したら、マイが起きちゃうじゃない」
「あの、ごめん。その、良すぎて……」
 声とは裏腹に膨張を増す屹立。足指を押し返す肉塊の雄渾さに妻も相好を崩す。
「いいわ。だったら、もう、しちゃう?」
 ついと唇の端が三日月のように持ち上がる。女はベッドに寝転がり、美術絵画のように腰をねじった。
(交叉する太もも……こんな強気でもアソコを隠す恥じらい)
 ただの横暴な妻ではない魅力。己の名字を捨て婿に入るだけの理由がそこにはあった。仕事も、夜も、家族も。すべてが青年を満たしていく。
「挿れさせて、もらうね」
 妻の股をそっと割り、薄いブルーの下着に指をかける。薄闇では白と見間違うようなショーツは、どこか妻の在り方に似ていた。
(真っ白とは違う、ちょっとだけ照れ隠しでごまかしてるみたいな)
 我ながら詩人だなと苦笑する。けれど、妻の隠された本音を理解しているのは、夫として誇らしい。
「……今さらジロジロわたしの下着を見て、飽きないの?」
「何度でもドキドキするから」
 本心だ。若い男が発情しないわけがない。レースのひらひらを指で手慰みしたのち、青年は一気にずり下ろす。
「あ、ん──お気に入りのなんだから、大事にしてね」
 まんざらでもないようにゆるんだ口元。両脚も夫を迎えるべく、優美なM字を描き出す。
(去年、真衣を産んだとは思えないくらいピンク色だ)
 二十四歳の秘所を窺う。勝ち気そうに目尻を上げる表情とは対照的に、下方は、さめざめと涙を流していた。
(腰回りも、妊娠線がすっかり消えて)
 出産後のマッサージは念入りだった。若さもあってきれいになったとも思うが、努力も忘れていないのがうれしかった。
「明里にお礼を言えるのは、こんなときくらいだから」
 唇を亀裂に添えて、空気を逃がさぬように吸引する。ずずっと、液を啜る下品な音が寝室に響いた。
「ああん、マイを産んでも、女として扱ってくれるの、律儀よね。子供を産んだらもう女じゃない、みたいに言う男の人もいるくらいなのに」
「そんな男は、きっと結婚する気がないのさ」
 恋人から妻へ、出産すれば母へと至る。家庭を持つというのは、家族の変化を愛せてこそだ。
「凉太は、年下なのに、夫の器よ」
 若妻は指でクッと秘部を開く。赤い生肉が渦のような模様を描いて、牡の本能に矢を放つ。
「家族を守るのは、ずっと目標だったから」
 シンボルが秘所へ添えられた。切っ先がくちゅ……と粘膜をへこませ、互いの準備液が馴染み出す。
「……そうね、凉太は、育った家庭を反面教師にしてきたもんね」
 青年を慮る妻。だが今は夜の時間だ。するべきは昔話ではなく、目の前の女性を愛すること。
「必ず、一生明里を大切にするから」
 真っ直ぐ目を見て告げると、女は頬を染めて目を伏せる。ばかね、とだけささやき、枕元の避妊具を手に取った。
「んん……っ、太い」
 張り詰めた逸物がキツキツの膣肉を押し開く。出産を経験しても、以前と変わらない秘洞の収縮。
「明里のが、締め付けてくるから」
「わたしが、欲しがってるみたいに言わないで……ああん」
 動物として適齢期の雌雄が求め合うのは至極当然だった。家族計画を考え直したくなるほどの甘美。
(背中を抱き締めてくれるの、うれしいな)
 細腕が肩胛骨あたりで絡まり、爪が食い込む。顔に湿った吐息がかかり、汗ばんだ乳房は胸板をとろかす。
「あひっ、いきなり奥を突っつかないでっ」
 我が子を守っていた関門をノックされる。今は無人の部屋となり、子宮は諸手を挙げて夫を迎え入れた。
「明里は、ここが好きみたいだから」
 学生時代からの付き合いだった夫婦は、互いの急所を良く識っていた。赤子の眠る寝室で、艶めかしい挿抜を繰り広げる。
「ああっ、マイがいたところなのに、うれしいっ」
 母の象徴を女として使われる。年若い母親としては、女であり続けたい。夫は妻を心底から理解していた。
「ん、んっ、入り口から、奥まで、満たされてるっ」
 胎いっぱいの感覚が女を恍惚に導く。半開きの口から唾液が枕に落ちた。
「ああん、こんなにされたら、もうひとり欲しくなっちゃうわ」
 子壺を直截押され、牝としての願望が理性を揺るがす。最奥では炎が立ち上り、膣肉は爛れながらペニスを湯だたせる。
「真衣も、弟か妹がいたら、寂しくないかも、ううっ」
 亀頭がひしゃげる愉悦に呻く。叶うなら欲望を直截そそぎたいが、今、妻は大事な仕事を抱えている。
(また産休は困るだろうし)
 発射の予感を覚えながら、ギリギリまで膣壁を貪る。避妊具の使用は、責任ある大人だからこそ。
「ああっ、わたし、凉太ので、イキそうっ」
 野太いペニスが女のポイントを的確に引っ掻いた。強靱な段差はゴリッと性感帯を圧し、女がしなる。上向く双眸。
「あひっ、マイが横にいるのに、イっちゃうっ」
 ベビーベッドで娘の真衣が寝返る。愛娘の寝顔を見ながら達する背徳に若妻は打ち震えた。
「僕も、もうっ。明里、かけるよっ」
 にゅぽん、とペニスを亀裂から抜き、ゴムを投げ捨てた。破裂寸前の逸物は、そのまま白濁の弧を描く。
「あんッ、熱いっ」
 ぱた、ぱたた、と下腹に白い水玉がいくつも広がる。粘性のある精液は、表面張力でふくらみ、ビーズのように女を彩った。
「明里、凄く良かったよ」
「わたしもよ、お疲れさま、凉太」
 浴びた白液を指で掬い女はまぶたを半分下ろす。白く濡れた指は、口紅を塗るように唇をすべった。
「明後日には出張で東京にいくから、しばらくマイをお願いね」
「こっちは僕に任せて。これでも、父親なんだから」
 夫婦は瞳で笑い、家族の夜を過ごす。しめやかな気配のまま、熱い吐息は寝息へと移ろった。

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