疎遠になっていた幼馴染(彼氏あり)をセフレにしてみた

【来杉絢&宝来春歌&善野聡子編】

著者: 水鏡

電子版配信日:2023/09/08

電子版定価:880円(税込)

幼馴染みの佐倉花恋と後輩の九条水紀を堕とし、どんどん増えていく俺のセフレ。
俺に懐いてきたクラスメイト・宝来春香の処女を奪ったのをきっかけに、
ロリ巨乳委員長・善野聡子の清純な身体を家でも学校でも弄べる関係に……。
クール系水泳部員・来杉絢のスレンダーボディを独占して快楽を教え込み、
仲良し三人娘をコンプリートして並べて貫くまで俺の野望は終わらない!
大人気Web小説に番外編「三人娘を校内で全裸にしてみた」を収録!

目次

第一話 九条妹を中イキさせてみた

幕間 九条水紀

幕間 来杉絢①

第二話 サッカー娘をセフレにするために画策してみた

幕間 九条真

幕間 宝来春歌①

第三話 サッカー娘をとろとろになるまで可愛がってみた

幕間 宝来春香②

幕間 善野聡子①

第四話 委員長の処女を乱暴に奪ってみた

幕間 善野聡子②

第五話 幼馴染と将来のことを考えてみた

第六話 クール娘の交換条件を呑んでみた

幕間 来杉絢②

第七話 クール娘の子宮に全力で精液を注ぎ込んでみた

幕間 来杉絢③

第八話 三人娘を一緒に抱いてみた

エピローグ

書き下ろしSS 三人娘を校内で全裸にしてみた

登場人物

あや 女子学生

はるか 女子学生

さとこ 女子学生

本編の一部を立読み

第一話 九条妹を中イキさせてみた


 このところ日課になっている早朝ランニングをおこなうため、俺はひとりで森林公園に向かっていた。その足取りは軽く、まるで羽根でも生えているかのようだ。
 今、俺の顔は自分でもわかるくらいだらしなく緩んでいた。腰に手を当ててルンルンとスキップしたい気分、と言えば俺がどれだけ浮かれているか理解してもらえるだろう。
『真くん』
 思い出されるのは、つい先ほどまで同じベッドで眠っていた幼馴染――佐倉花恋の声である。
 三年前、花恋に恋人ができてからというもの、俺への呼びかけはそれまでの「真くん」から「春日くん」に変わってしまった。代わりに「真くん」と呼ばれるようになったのは花恋の恋人である九条真である。俺にとっては三年経っても忘れることのできない苦い記憶だった。
 しかし、俺はつい先ほど花恋を俺だけのオンナにすることに成功した。九条と別れることを花恋に承諾させたのである。
 それにともなって花恋に「真くん」と呼ばれる権利も奪い返すことができた。
 俺にとって、今日という日は盆と正月と誕生日と夏休みとクリスマスが一緒に来たに等しい吉日だ。こと花恋に関するかぎり、すべてうまく運んでいると言ってよい。
 ――ただ、問題もあった。
 俺には花恋の他にもうひとり、九条水紀という名のセフレがいる。まさに今これから会おうとしている相手なのだが、名前からわかるとおり水紀は九条真の妹だ。
 水紀は兄と花恋を守るために俺のセフレになることを承知した。別の言い方をすれば、俺が所持しているパイズリ動画――花恋と九条が部室でパイズリしている一部始終を映した動画――の拡散をふせぐためにセフレにならざるをえなかったのである。
 しかし、俺はつい先ほど、花恋が俺だけのオンナとなることと引き換えにこの動画データを消去した。これにより、水紀が俺のセフレで居続ける理由はなくなってしまったのである。
 俺はこれから水紀にそのことを伝えなければならない。知らん顔をして隠しておくことも考えたが、花恋と水紀は仲が良く、動画データが消去された件は遅かれ早かれ水紀に伝わるだろう。
 その時になって隠していたことがバレるよりは、今の時点で俺の口から伝えた方が誠実さをアピールできる、と踏んだのである。
 もちろん、今さら水紀を手放すつもりはない。もともと俺が狙っていたのは花恋ひとりであったが、今となっては水紀も大切なセフレだ。花恋を俺のモノにできたからと言って、水紀への執着が失われることはない。
 俺は「水紀に事実を伝える」ことと「水紀にセフレを続けさせる」ことを両立させるつもりで、森林公園に向かっていた。

「ん♡ ちゅ♡ ちゅ♡ れろ♡ れろ♡ ちゅく♡ ちゅぷ♡ ちゅううう♡」
 一時間後、俺は朝もや煙る森林公園のただ中で水紀と舌を絡め合っていた。
 休憩小屋には今日も今日とて俺たち以外に人影はなく、遠慮なしに水紀を可愛がることができる。
 キス、特にディープキスに弱い水紀は舌同士がこすれあうたびに鼻にかかった甘い声を漏らし、陸上部のユニホーム姿でひしと俺にしがみついてきた。
 俺は水紀からさらなる喘ぎ声を引き出すべく、レーシングブルマに覆われた尻に手を這わせる。そして、日々の運動で引き締まった臀部を力を込めて揉みしだいた。
「あっ♡ 春日先輩っ♡ お尻っ♡ つよ――ああん♡」
 打てば響くように悦楽の声を響かせる水紀に対し、俺はささやくように言った。
「水紀、ここには俺以外誰もいないぞ。それでも春日先輩なのか?」
「ご、ごめんなさい♡ お兄ちゃんです♡ お兄ちゃん♡ 私のお兄ちゃん♡」
 水紀が「お兄ちゃん」を連呼しながら舌を絡めてくる。つい先日まで親の仇でも見るように俺を睨んでいた目は、今やすっかりとろけて切なげに潤んでいた。
 俺はそんな水紀を見やりながら、尻を揉んでいた手で背中を撫で、胸を揉み、ブルマ越しに股間をさすって丁寧に相手の身体をほぐしていく。
 水紀はたまらなそうに身をよじって言った。
「お兄ちゃん♡ そんなにさわられると、もう立っていられません……♡」
「わかった。ほら、膝の上に座れ」
 そう言ってベンチの上に腰を下ろした俺は、背面座位の体勢で水紀を膝の上に座らせた。
 そして、おもむろにブルマの中に手をすべりこませる。
 ランニング直後のブルマはひどく蒸れており、びちょりと湿った感触が手のひら全体を包み込んだ。汗と愛液が混じりあった体液は生温かく、割れ目を撫でるとぴちゅぴちゅと淫らな水音が響く。
 中指を膣の中に潜り込ませるや、熱く火照ったヒダ肉がきゅきゅっと指を締めつけてきた。水紀は膝の上でビクンと身体を震わせると、とろけるように甘い声をあげる。
「んああっ♡ お兄ちゃんの指、中に入ってくるぅ♡」
「気持ちいいか、水紀?」
 そう尋ねながら、俺は水紀の膣内にぐっと指を沈めると、Gスポットに狙いを定めてヒダ肉を激しくこする。
 途端、水紀の喘ぎ声が一オクターブ高くなった。
「あくぅぅぅぅ♡♡ そこ♡ そこ気持ちいいですっ♡♡」
「そうか、ここがいいのか。ほら、これでどうだ?」
 中指だけでなく人差し指も膣に挿し込み、指二本でじゅぽじゅぽと膣内をかき混ぜていく。処女を失って間もない水紀は、まだ膣内の刺激には慣れていないはずだが、弾むような喘ぎ声を聞くかぎり痛みを感じている様子はない。
 俺は水紀を一気に絶頂に導くべく、Gスポットをいじる指のスピードをあげた。ついでに余っていた左手でユニホームの上から乳首をいじり、さらに目の前にある白いうなじに舌を這わせる。
 水紀は息を荒らげながら盛んに首を振った。
「お兄ちゃんっ♡ 激しいっ♡ 激しいですっ♡ あっ♡ あっ♡ だめ、だめぇ♡♡」
「水紀、可愛いぞ。ほら、こっちもいじってやる」
 そう言って親指の腹でクリトリスを押しつぶすと、水紀はたまらず膝の上で跳ねた。
「おふぅ♡♡ おっ♡ おっ♡ お兄ちゃん、そこはダメっ♡ イっちゃう♡ イっちゃいます♡♡」
「いいぞ、イけ! 誰が来るかもわからない公園のど真ん中で、兄貴の手ではしたなくイくんだ!」
「ああ♡ ああああ♡ イクっ♡ イきますっ♡ お兄ちゃん、お兄ちゃ――んっくうううううっ♡♡♡」
 最後まで俺をお兄ちゃんと呼びながら、水紀は大声でアクメを決める。
 がくがくと全身を震わせながら、きゅうきゅうとヒダ肉で指を締めつけてくる水紀。つい先日、処女を失ったばかりとは思えない乱れっぷりに、思わず唇の端が吊りあがる。
 この分なら再度の挿入も問題ないだろう。
 俺は膝の上でぐったりと脱力し、はぁはぁと荒い息を吐く水紀の耳に舌を這わせる。同時に、両手を胸にまわして、ユニホームの上からツンと突き立った乳首をコリコリといじった。
 それだけで水紀はたまらなそうに喘ぎ声を漏らす。
「……あ♡ あ♡ お兄ちゃん、それだめ♡、乳首だめ……♡」
「ああ、乳首だ。ユニホームの上からでもわかるくらいコリコリに硬くなってる水紀の乳首だよ」
「ああ、だめ♡ コリコリしないでください♡ イったばかりで敏感だからっ♡♡ ああ、耳をなめるのもだめぇ♡♡」
 切なげにもだえる水紀の口から、つつっとよだれが垂れ落ちる。この間まで手コキのやり方さえ知らなかった子が、野外で乳首をいじられて快楽におぼれているのだ。
 そして、水紀を短期間でここまで開発したのは他ならぬ俺自身である。その事実に深い達成感をおぼえながら、俺は水紀の名前を呼んだ。
「水紀」
「はー♡ はー♡ な、なんですか……?」
「ひとつ話しておかないといけないことがある」
 そう言って水紀に聞かせたのは花恋のことである。
 いきなり事実を伝えるのではなく、たっぷり可愛がって絶頂させてから事実を伝える。それが俺の選んだ選択肢だった。
 花恋が兄と別れることを承諾したこと、それにともなって花恋と兄が映ったパイズリ動画を消去したこと。この二つを聞かされた水紀は、さすがに思うところがあったのか、俺の膝の上で身体を硬くした。
「それ、は……」
 戸惑いをあらわにする水紀。
 俺はそんな水紀の股間に手を伸ばし、ブルマの上から割れ目をなぞるように指を動かした。
「あ♡ あん♡ お、お兄ちゃ――んくぅ♡♡」
「もう俺のことをお兄ちゃんと呼ばなくていい。俺の手を振り払って逃げてもいい。これからどうするかは水紀が決めていいんだ」
 そうささやきながら、俺は再びブルマの中に手を突っ込み、今度は直接割れ目を撫であげる。
 水紀がびくりと身体を震わせたのが膝から伝わってきた。
「あひぃ♡ そこ♡ そこだめ、だめですっ♡」
「だめなら逃げていいんだぞ? どうして逃げないんだ?」
「だって♡ だってぇ♡」
 水紀は膝の上でもぞもぞ動きながら、だってを繰り返す。
 水紀にしてみれば、兄のため、花恋のためと覚悟を決めて俺のセフレになり、処女さえ捧げたのだ。いきなり自由にしていいと言われても、すぐに行動できないのは当然だった。
 おまけに今はブルマの中に手を突っ込まれている。冷静な判断をくだすことなどできるはずもない。
 もちろん、それこそが俺の狙いだった。
 水紀が戸惑っている間に、一気に快楽を注ぎこんで決断の秤を一方に傾ける。そうすれば「水紀にきちんと事実を伝えた上でセフレを続けさせる」というミッションを達成することができるはずだった。
 ――卑怯なんて言葉は、パイズリ動画を盾に幼馴染を脅迫した時点で、とっくに心の窓から放り捨てている。
 そうこうしているうちに、再び水紀に絶頂の兆しが見えはじめた。俺は膣内をかきまぜる指の動きを速めると、よだれを垂らしながらあんあん喘ぐ後輩の耳にふーっと息を吹きかける。
「~~~っ♡♡」
 無言で背をのけぞらせた水紀が、間近に迫る絶頂に備えるように身体を硬くする。俺はそのまま膣への愛撫を続け、いよいよ水紀が達しそうになったその瞬間――
「ここまでだ」
 膣内から指を引き抜き、水紀を膝の上からおろした。
 いきなりベンチに座らされた水紀は、快楽に染まっていた顔を困惑で歪めながら口を開いた。
「え……え? あの、どうして……?」
 どうして愛撫をやめてしまったのか。もう少しでイけたのに――そんな風に言外に訴えてくる水紀に対し、俺はニヤリと笑って告げた。
「この続きがしたかったら、今日部活が終わった後に俺の家に来てくれ。コンドーム抜きでセックスしよう」
 続きがしたいなら生で、と伝えると、水紀はさすがに即答できずに視線をさまよわせた。
「そ、れは……」
「嫌なら来なくていい。その時はセフレ関係は今日で終わりだ。俺との兄妹関係もな。俺たちは赤の他人に逆戻り。もちろん、俺に犯されたことを訴えたければ訴えてもいい」
「そんな、そんなの……!」
 ユニホーム姿の水紀が何か言いたげに口を開こうとする。
 俺はそんな水紀の顔にすっと顔を近づけると、おもむろに唇を塞いだ。そして相手の口内に舌を挿し込む。
 水紀はすがりつくように俺の背中に手をまわすと、媚びるように積極的に舌を絡めてきた。れろれろとヒルのようにまとわりついてくる舌の動きを見れば、水紀が俺から離れるつもりがないことは明白である。
 それでも俺は水紀をイかせることなく、キスを途中で止めた。唇を離すと、俺と水紀の唇の間に透明な唾液の橋がかかる。
 はぁはぁと息を荒らげる水紀に対し、俺は改めてさっきの言葉を告げた。
「続きをしたかったら部活後に俺の家に来い。わかったな、水紀」
「はぁ……♡ はぁ……♡ は、はい、わかりました」
 切なげに目を潤ませながらうなずく水紀。
 俺は相手の頭を優しく撫でてから休憩小屋を後にする。その後ろを、水紀がうつむきながらついてきた。寸止めを食らった身体は小刻みに震えており、いまだに水紀の体内で快楽がくすぶっていることがうかがえる。
 そのくすぶりを押し流すためには絶頂に至るしかない。それもオナニーで得られる程度の軽イキではなく、意識を飛ばすような深イキでなければ、今の水紀の状態を解消することはできないだろう。
 それはひとりではどうしたって無理なこと。
 初めから選択肢などあってないようなものだ。それでも水紀自身の頭で考え、水紀自身の意思で決めさせることに意味がある。その事実が水紀の心に太い楔を打ち込むはずだった。
 俺は後ろを振り返らずにニィと口角を上げる。
 今から放課後が楽しみで仕方なかった。

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