陸上部で鍛えた引き締まった腰、ブルマから伸びる長い脚が眩しすぎる、
彼氏持ちの思春期女子・椎名美歩のかすかな不安を見逃さず、
俺はディープキスを仕掛けて、彼女の心と身体を骨抜きにした。
お風呂で二度、ベッドの上で一度、甘い愛撫で強烈な絶頂に導き、
ついに奪った元クラスメイトの処女。だがここからだ、セフレに堕とすのは──
今一番熱いナンバー1ハーレムWEBノベル! 書き下ろし特典SS付き!
プロローグ
第一話 九条妹に料理をご馳走になってみた
幕間 九条水紀①
第二話 佐倉母と食後のセックスをしてみた
幕間 佐倉舞
幕間 九条水紀②
第三話 去年のクラスメイトとランニングしてみた
第四話 元クラスメイトの悩みを聞いてみた
幕間 椎名美歩①
第五話 元クラスメイトを言いくるめてセックスに同意させてみた
幕間 椎名美歩②
第六話 元クラスメイトの処女を奪ってみた
幕間 椎名美歩③
第七話 元クラスメイトとブルマでセックスしてみた
幕間 椎名美歩④
第八話 幼馴染に淫語を言わせながらセックスしてみた
幕間 佐倉花恋
幕間 椎名美歩⑤
第九話 元クラスメイトにホテルで中出ししてみた
幕間 椎名美歩⑥
エピローグ
追加SS 椎名美歩⑦
本編の一部を立読み
プロローグ
「ん……♡ ん……♡ あ……ふぁぁ♡♡」
鼻にかかった喘ぎ声がバスルームに反響して鼓膜を震わせる。
林(はやし)絵美(えみ)はとろけきった自らの声に、ただでさえ赤らんでいた頬をさらに赤くした。
仮にも教職に就いている者が生徒と同じ空間で出していい声ではない――絵美はそう思ったが、すぐにそんな自分の考えに苦笑する。
生徒と一緒に湯舟につかり、後ろから抱きしめられながら乳首をいじられている時点で教職者にあるまじきことなのである。そこに喘ぎ声が追加されたところで、今さら何を気にする必要があるのか。
そんなことを考えながら絵美が視線を下げると、限界まで膨らんだ自分の乳首が見えた。
今日だけで何度も撫でられ、吸われ、甘噛みされて充血した乳首はさくらんぼを思わせる大きさまで膨れ上がっている。
そして、その乳首を今も執拗にシコシコとさすっている節くれだった生徒の手。
「はぁ……♡ はぁ……♡ ん……あ、あの、真くん♡」
絵美が甘い声で生徒の名前を――春日(かすが)真(まこと)の名前を呼ぶ。
名前を呼ばれた春日は心得たように指の動きを止めて問いかけてきた。
「そろそろ出そうか、絵美?」
「~~~~っ」
絵美は耳まで赤くしながら相手の問いにうなずく。
乳首からじわりと乳白色の液体がにじみ出ており、それは春日の言うとおり絵美の母乳が噴き出る前触れだった。
絵美は春日に何か言われる前に湯舟の中で膝立ちになると、その場でくるりと身体を百八十度回転させる。
絵美のアパートの狭いバスタブだったらかなり窮屈な動作になったはずだが、同僚である北(きた)見(み)加(か)織(おり)のタワーマンションのバスタブは大きく、簡単に体勢を変えることができた。
正面から春日と向かい合った絵美は、ぐっと胸を突き出して春日が母乳を吸いやすい体勢をとる。それを見た春日はためらうことなく絵美の乳首にむしゃぶりつくと、じゅるるるる! と音を立てて乳首を吸い上げた。
「んああああああ♡♡」
絵美の口から蜂蜜をまぶしたような甘い声があがる。
医大生時代に子供を産んだ絵美であるが、諸々の事情から授乳の経験はない。母乳が出るようになってからはセックスどころか異性と付き合うことさえなかった。
だから、唇で母乳を吸われた相手は春日が初めてである。胸部から乳房へ、乳房から乳首へ、自分の中から母乳が吸い出されていく感覚は何度味わっても背筋がぞくぞくしてしまう。
絵美は夢中になって自分のおっぱいにむしゃぶりついている春日を見て、無意識に眉根を寄せた。
春日は大勢の女子生徒とゴムなしでセックスした挙句、その事実を利用して二人の女教師を自分のモノにしたとんでもない男子生徒である。
母乳が出ることも含め、これまで誰にも話すことができなかった過去の秘密を明かすことを強要された相手でもあった。
絵美にしてみれば、恨んで当然、憎んで当然の相手である。
しかし、ちゅうちゅうと母乳を吸っている春日を見下ろす絵美の目には憎悪も嫌悪もなかった。
「ん♡ くぅ♡ 真くん……♡」
絵美は艶のある声で春日の名前を呼ぶと、自分の胸にむしゃぶりついている生徒の頭に手をまわしてそっと抱き寄せる。
もっと母乳を吸ってほしい、という無言の催促だった。
――これまで絵美は母乳で胸が張るたび、自身で乳房や乳首をいじって溜まったものを搾り出してきた。
家で、時には学校で、誰にも気づかれないように母乳を搾る作業はひどく虚しい。初恋の相手に捨てられ、子供と引き離された五年前のことを否応なく思い出してしまうからだ。
だから、母乳の処理を終えた後は決まってため息が出た。
自分は今後もずっとこうして過去を引きずりながら、あげる相手もいない母乳を搾って生きていくのだろう――そんな諦念に苛まれていたのである。
その陰鬱な生活を粉々に打ち砕いたのが春日だった。
一月前の絵美は、まさか自分が八歳年下の生徒とセックスすることになろうとは、それもゴムをつけない生セックスをすることになろうとは夢にも思っていなかった。
今も絵美の子宮には、お風呂に入る前に春日が注ぎ込んだ精液があふれんばかりに詰まっている。この状態で乳首を吸われると、胸とお腹が焼けるように熱くてたまらない。
そして、その熱は絵美の中にわだかまった虚しさや諦念を熱く熔かしてくれるのだ。
絵美は決して生徒とセックスしている今の状況をよしとしているわけではない。しかし、絵美が逃げ出せば同僚である加織や女子生徒たちに負担がかかってしまう。
それに、春日から注がれる快楽の熱を失えば、また以前の諦念に蝕まれる生活が待っている。それらを思うと、どうしても「春日を拒絶する」という選択肢を採ることはできなかった。
「真くん……♡」
春日を拒むことはできない。だが、生徒に対して母乳を吸ってほしいと求めることもできない。
だから絵美は春日の名前を呼び、相手を胸に抱き寄せる。今の絵美にとってはこれが精一杯の意思表示だった。
直後、春日は絵美の左右の乳首を同時に咥えて音高く吸い上げる。まるで絵美の声なき声を聞きとったかのように、激しく乳首を吸っては母乳を飲み干していく。
左右の胸から同時に母乳が吸い出されていく感覚に、絵美はたまらず上半身をのけぞらせた。
「ああああああ♡♡ 真くん♡ 真くぅん♡」
春日の頭を抱え込む腕に力を込めながら、絵美は甘く濡れた声で春日の名前を呼ぶ。
春日もまた絵美の背中に手を回すと、痛いくらいの力で絵美の身体を抱きしめながら二つの乳首を同時に甘噛みした。
途端、絵美の身体がビクンと大きく震え――
「あっはあああああああ♡♡♡」
甲高い嬌声をあげた絵美は瞬く間に絶頂へ登りつめた。
同時に、左右の乳首から勢いよく母乳が噴き出して春日の口内を生温かい体液で満たす。
「あ……♡ あ……♡ へぁ……♡」
アクメの快感と射乳の快感、二つの快感に翻弄された絵美は、だらしなくよだれを垂らしながら小刻みに身体を震わせる。その目は切なげに潤み、頬は風邪を引いたかのように熱く火照っていた。
ややあって、絵美の母乳を空っぽになるまで吸い尽くした春日が「ぷは」と息を吐きながら顔をあげる。
恍惚とした表情で快楽を噛みしめていた絵美は、おもむろに左右の手を春日の両頬に当てると――
「ん♡ ちゅ♡ ちゅ♡ ちゅうううう♡♡」
愛おしそうに春日と唇を重ねる。
まだ言葉にして気持ちを伝えることはしない。できない。
しかし、情熱的なキス音を響かせながら生徒と唇を重ねるその姿は、誰がどう見ても恋人同士のそれであった。
第一話 九条妹に料理をご馳走になってみた
北見加織と林絵美という二人の女教師をモノにしたことで、俺のセフレ――というか将来的に俺の子供を産んでもらう女性の数は十人に達した。
今の暦は九月の終わり。ほんの三、四ヶ月前まで女性とは無縁の生活を送っていた自分が信じられない今日この頃である。
前述したように中出しできる女性の数が二桁に達した俺だが、セックスする相手が増えた以上、一人ひとりに費やせる時間が減ってしまうのは仕方がないことだった。
とはいえ、仕方ないの一言で済ませてしまっては女性陣の不安、不満が大きくなるばかりだろう。
特に最初期に堕とした幼馴染の佐(さ)倉(くら)花(か)恋(れん)と、その後輩である九(く)条(じょう)水(みず)紀(き)にはしっかり目配りしなければならない。
というわけで、もうじき十月を迎えようとするある日の放課後、俺は部活後に水紀と待ち合わせて一緒に帰ることにした。
制服に着替えて校門へ向かうと、約束どおり水紀がカバン片手に俺を待っているのが見えた。
軽く手をあげると、それに気づいた水紀が嬉しそうにぺこりと頭を下げてくる。
そのまま水紀の名前を呼ぼうとした俺だったが、水紀の近くにもう一人の女子生徒が立っていることに気づいて声を飲み込む。
――その女子生徒は見るからに人目を惹く顔立ちをしていた。
小ぶりで整った容姿は綺麗というより可愛いという表現が似合っている。髪型はショートボブで、毛先だけのワンカールスタイル。制服のスカートから伸びる脚は長くしなやかで、いかにも健康的なアスリートという感じだった。
俺はその女子生徒を見ておおいに戸惑う。見知らぬ相手だったからではなく、その逆だ。知っている相手だったからこそ咄嗟の反応に迷ったのである。
そんなこちらの戸惑いを知ってか知らずか、女子生徒はからりとした明るい声で俺の名を口にした。
「あれ、春日くん? 九条さんが待っている先輩って春日くんのことだったの?」
「は、はい、そうです、椎(しい)名(な)先輩」
水紀に椎名と呼ばれた女子生徒は俺と水紀の顔を等分に見やると、何やら得心したようにこくこくとうなずいた。
そして、ととっと軽い足取りで俺に近づいてくると、肘の先でつんつんと俺の胸をつつき、いたずらっぽく笑いかけてくる。
「春日くんも隅に置けないねえ。陸上部期待の新人といつの間に仲良くなったの? 九条さんに粉をかけてた陸上部(うち)の男子たちは残らず撃沈されたのに」
「水紀と仲良くなったのは夏休み前くらいかな。撃沈された人たちは、まあご愁傷さまということで」
照れもせず、ごまかしもせず、水紀と「仲良くなった」ことを認めると、椎名は驚いたように目を瞬かせた。
そして、今しがたの俺のように戸惑った顔で言う。
「春日くん、少し雰囲気かわった?」
「ん? どうだろうな。自分ではよくわからない」
「絶対かわったよ! なんかこう、今の春日くんからは大人の余裕みたいなものが感じられるもん。去年、同じクラスだった時は私が話しかけてもすーぐ逃げちゃったのに!」
そんな風に俺の変化を主張するこの女子生徒のフルネームを椎名美歩(みほ)という。今椎名が言ったとおり、俺たちは一年の時のクラスメイトだった。
もちろん――というのも情けない話だが――俺と椎名の間に接点らしい接点はなかった。なにしろ椎名は勉強では成績優秀、人柄は明朗快活、部活では一年生にして陸上部のエースを務めるクラスの人気者。
一方の俺は勉強も人柄も部活もぱっとしないザ・凡人。これでは接点ができるはずがない。
まあ、そもそも当時の俺は花恋への未練を断ち切れていなかったので、椎名と接点をつくろうとも思っていなかったのであるが。
二年生になってからは別のクラスになったので、一年の時以上に遠い存在だった。当然、向こうにとっての俺も同様に違いない――そう思っていたものだから、椎名がこちらの顔と名前をおぼえていたことに、俺は本気でびっくりしていた。
念のために言っておくと、実は椎名が俺のことを好きだった、なんて可能性は万に一つもない。というのも、椎名は去年の文化祭の時に同じクラスの男子から衆人環視の中で告白され、晴れて恋人になっているからだ。
男子の名前は山田だったか、山本だったか忘れたが、ともあれ椎名と俺の関係はそんな感じである。
と、不意に肩のところに何かの感触を感じた。見れば、いつの間にか隣に立っていた水紀が、物問いたげに俺の制服の肩部分をちょいちょいと引っ張っている。
水紀はちらと椎名の顔をうかがいながら俺に向けて口を開いた。
「あの、春日先輩と椎名先輩って仲が良かったんですか?」
「いや、別に仲良くはないぞ。二年になってから話をしたのも今日が初めてなくらいだ」
俺が素直に応じると、それを聞いていた椎名が苦笑した。
「それはそうだけど、もう少し言い方を考えてもらいたいかなー。本人を目の前にして『別に仲良くない』はひどくない?」
「そうは言っても他に言いようがないだろ」
肩をすくめた俺は、こちらの服を引っ張る水紀の手に自分の手を重ねながら椎名を見た。
「俺と水紀はもう帰るが、そっちの用事は済んだのか?」
「え、あ、うん。取りたてて用件があったわけじゃないの。校門で九条さんを見かけたから声をかけただけで……」
「そうか。それなら俺たちはここで失礼するぞ。水紀もいいか?」
俺が問いかけると、水紀はこころなし嬉しそうな顔でこくこくとうなずいた。
「はい、春日先輩! それでは椎名先輩、また明日の部活で」
「うん。九条さん、またね。春日くんも」
水紀がぺこりと頭を下げると、椎名はぎこちない笑顔でそれに応じた。
椎名の態度がおかしいのは俺が露骨に話を打ち切ったからだろう。人気者である椎名のことだから、相手から話を切られるのはめずらしいに違いない。
失礼な態度をとって申し訳なかったが、水紀に対するケアを厚くしようとした矢先に椎名相手に話し込むわけにもいかない。
今日の俺は水紀一筋。もし次の機会があったら、その時は椎名とじっくり話をすることにしよう。まあ、今みたいな態度をとってしまった以上、次の機会が来る可能性はごくごく低いだろうが。
俺は陸上選手らしい椎名のしなやな手足や、制服をほどよく押し上げている胸の膨らみを極力見ないようにしつつ、水紀の手を引いてその場から立ち去った。